ビコール狂詩曲 ギョウちゃんが いく -22ページ目

ビコール狂詩曲 ギョウちゃんが いく

ビコールの魚屋のブログです。行きがかり上フィリピンに住むことになった時の所持金は、僅か7000ペソ。
その後、山あり谷ありを経て18年後の今もなんとか生きてます。

 

昨夜は、事務の女の子に代わって、僕が夜の当番を買って出た。
当番とはいっても何のことはない。ただ魚が入ってくるたびに、男たちの部屋に行って、彼らを叩き起こすのが役目である。
結局朝方までに、3回それを繰り返したが、どうも夜中の閑散とした時間帯、突然現れた上客に、にわかに精気を取り戻した置屋の親父が
「ほらほら、さーさー起きて起きて、はやくはやくうー」とウトウトしていた女たちに向かってやる行為のようで、あまり気分が良いものではない。
それにしても今日は、台風の影響で天候が悪いにも拘わらず、魚の入荷状況がまずまずであったことと、うちの船で獲れたシボボッグ(鯵のビコール名)やボラオ(鯖の近似種)が高値を付けてくれたので、思わず細い目を更に細めてしまった。

小学校2年生の息子が「いってきまーす」と大きな声をだして、送りの車に乗り込んでいるのが見えた。「そうか、もうそんな時間か」と言いながら確かめるように時計を見ると、朝の7時を少し回ったところだった。
考えてみると、こんな時間に起きているのは久しぶりだ。多少眠かったが、何となくもったいない気がして、ちょうどその頃起きてきた妻と、その辺を歩いてみることにした。その辺と言っても、庭の中をぐるりと一周しただけだが、ひとつひとつの草木に気を配りながら歩くと、それ程広い庭でなくとも結構時間のかかるものだ。
最初に妻は、庭の真ん中にあるグアバの木に、僕を連れて行ってくれた。
そして何度も何度もジャンプして、ようやくグアバの実に手が届かないことが分かると、妻はグアバの木に立てかけてあった、先端に鉤のついた棒を手に取り、いともあっさりと数個のグアバを手中に収めた。
「な~んだ、最初っからそれをやれば良かったのに」と僕が言うと
「さっきのはエクセサイズよ~。ハイ、ヴァイタミンC」と言って、一番大きなグアバの実を僕に放り投げてくれた。
次に向かったのは、妻自慢のマカプノがなるココナッツツリー。
マカプノとは所謂ひとつの変種で、中身が他の物より良くつまっていてゼリー状になっている。とても濃厚な味のするココナッツである。
さすが奇跡のココナッツらしく、従業員のジュンが木によじ登って、相当数の実をもぎ落としたが、奇跡はそう簡単に起こるものではないということか。一つのマカプノも見ることはできなかった。
その後、マンゴ、パパイア、ジャックフルーツ、バナナなどの木を丁寧に見て回り、最後にニラとサロヨット(モロヘイヤ)を摘み取り、家の中に入った。
そして、ニラ玉と妻の自家製キムチ、それにモロヘイヤの味噌汁という質素な朝食を取った後に、いよいよ僕は寝床に就いたのだ。

その後、3時間ほど眠って、昼前に目が覚めてしまった僕は、ベッドからとうてい這い出す気持ちにはなれずに、寝たままPCに手を伸ばし、両開きの写真たてを立てるようにして、そのPCを自分の顔の脇に立たせた。
そして自らも横向きに体勢を整えてから、PCのスイッチを押した。
まず初めに台風情報のウェブサイトを覗いてから、日本のニュースに目を通し、最後ににマークさんのブログに遊びに行ってみた。
なんと今日のタイトルは「う@こ騒ぎ」

先程、マークさんに電話で、今日のブログの感想を言うと、
「ササッと勢いで書いちゃったから~」とおっしゃていたが、う@この話ということで差し引いたとしても、かなり秀逸な内容だと僕は思っている。
一気呵成に書かれた文章にはリズムがあり、そして会話文の構成、タイミングも素晴らしい。

僕は、ブログを一気に読み終えると、コメントの算段に入った。
あのひろしさんは、今日のマークさんのブログの内容に見合った、素晴らしいコメントを既にしていた。
それにしても長崎と言うところは、う@こ話上手を育む何かしらの土壌があるのだろうか・・・・・
そんなことを考えながら、僕もひろしさんに対抗して、マークさんのコメント欄で、とっておきのウ@コ話をご披露申し上げようと思ったが、もったいないので止めた。
いずれ機が熟したら、ここで話すことにしようと思ったからだ。(笑
しかし、それにはまだまだ修行が必要だ。

そんなわけで予定を変更して、とりあえず上品なコメントを入れてお茶を濁しておいた訳だが、ご覧の通り身を削るような思いで、ブログを書いてるマークさんに、ぜひポチっと一票を入れていただきたい。
そうすれば彼のう@こも報われるというものではなかろうか。