コロナを重症化させない栄養 | 心と身体を元気にする!大磯FOODBASE since2009~

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ワクチン接種はデルタ株感染拡大予防にはならない・・・?

 

米国疾病予防管理センター(CDC)は

2021年7月30日、

新型コロナウイルスの変異株であるデルタ株について、

ワクチン接種完了者であっても同株に感染した場合に他者に拡散させるリスクを指摘する」

 

CDCのロシェル・ワレンスキー所長は

「(デルタ株は)ほかの変異株と異なり、

ワクチン接種完了者であってもデルタ株に感染した場合には

ウイルスを伝染させることが懸念」

 

と表明しています。

 

つまり、

ワクチンを打っても、

デルタ株に感染したら

他人にうつす可能性は

打っていない人と一緒ですよ、

ということ。

 

 

もしそうだとすれば、

若者が

ワクチンを打つ理由は

重傷リスクの回避のみ、

ということになります。

 

 

若年層への

ワクチン接種について

警告をならす

研究者もいるので

打たないですむなら

打ちたくない、という方も

一定数いると思います。

 

 

重症化しないためには免疫の暴走をおこさない

 

そもそも、

コロナウィルスが直接

体の中で何か悪さをするわけではなく、

入ってきたウィルスに対して

自己を過剰に攻撃して

しまう免疫暴走(サイトカインストーム)

がおこると重症化に

つながります。

若者が重症化しにくいのは

免疫の暴走が

おこるような体では

基本的にないから。

 

体の中では、

免疫の暴走をなだめる

制御性T細胞(Treg細胞)と呼ばれる

細胞がいます。

これが

しっかり働いてくれていると

暴走はおこりません。

 

Treg細胞にしっかり働いてもらうためには、

免疫の7割が作られる腸内環境をよくすること、

ビタミンDをしっかり食事からとり、

日光浴をして皮膚からビタミンDを作ることが

大事。

 

また、

免疫を暴走させてしまう

炎症性サイトカイン

活発にしてしまうのが、

亜鉛不足

プロスタグランジンE2という炎症性の物質

になります。

(プロスタグランジンE2は

サラダ油などのリノール酸を多く含んだ食品から作られます)

 

特に成長期の子供たちは、

亜鉛不足になりがちなので、

意識してしっかりとることが大事です。

 

逆に、炎症性サイトカインを暴走させない

栄養素は、

 

レスベラトロール(ポリフェノールの一種、紫色のぶどうジュース、ピーナッツの皮などに含まれる)

ビタミンD3など

 

体内ビタミンD濃度が高いと、

コロナ重症化患者の割合が減る

という論文がありますが、

 

日焼けするまで

外で毎日練習する

高校野球児は

重症化リスクは

低いと期待。

 

対コロナ三大栄養素は「ビタミンC」「ビタミンD」「亜鉛」

 

ビタミンCが不足すると、

白血球の働きが弱まり免疫力が低下します。

ビタミンCは

細胞膜の結合組織を強化して、

ウイルスの侵襲に対する抵抗力を

高めるので、

免疫の暴走を止めるのに

必要なビタミンDや亜鉛とともに

取りたい栄養素です。

 

普段の食事

 

腸内環境を悪くするような食事(精製糖質、加工食品など)は極力さけ、

様々な色の野菜をとり、

肉と魚、植物性タンパク質をバランスよくとりましょう。

特に魚にはビタミンD、貝類には亜鉛やマグネシウムが多く含まれています。

食事の他に、

適度な運動、

十分な睡眠をとって

自己防衛に努めましょう!