1年後 | SEABAT 深々度潜航中

SEABAT 深々度潜航中

既に現場を離れた診療放射線技師

今日は平成30年の51日。これからちょうど1年後のこの日は新しい元号で数えることになりますね。

昭和29年生まれの私としては、私の生きているうちに昭和が途中で新しい元号になることは想定していましたが、それがさらにもう一回変わることはちょっと思い至っていませんでした。

とは言え、良く考えれば今上天皇もそれなりの御歳となり、自分との年齢差を数えれば「そりゃ変わりそうなもんだよなぁ」と、改めて思います。


日本人の中で、恐らく最も強靭な精神力をお持ちだろうと私が思っているのが今上天皇ご夫妻です。昭和天皇から引き継ぐ、戦後の追悼。平成になっていくつも起きた災害の視察と被災者へのお見舞い等々。

そしてご夫妻自身のご病気や手術も乗り越え、公務に邁進されるお姿は常軌を逸していると言ったら失礼ですが、並の精神力や体力ではこなせるとは思えないほどです。

国の象徴として甘えや勝手は言えないということなのかなぁとも思うのですが、それでもそのご苦労たるや、市井の我々には思い至るものではないでしょう。


これまでも、今上天皇ご夫妻は皇室に存在したいつくもの慣例を打破してこられました。それは国民に寄り添う立場として、国民の感情と乖離があってはならないとのお考えのもとではないのかともご推察します。

この度、また一つ慣例の打破として、ご存命の内に皇位を譲渡されます。天皇が崩御すると同時に幾多の行事をバタバタとするよりは、余裕をもって皇位の継承を進めれば良いではないか、そして我々が天に旅立つときには静かに粛々と送ってくれれば良いのだよ。

そんなことすらお考えではないのかと思えてしまいます。


あと1年。お健やかに天皇としての公務をお務め頂いたのちは皇后さまと共にゆっくりと、激務から解放された日々をお送りいただきたいと思います。

そういう意味で、今回の元号の改正は「歳を取る」というようなことではなく、今上天皇ご夫妻への感謝として嬉しく受け入れる次第です。