欲しかったのは、このパッケージ❗️
わたしが何故ディスコスティックを
手にすることになったのか…
そもそもはルアーフィッシングをはじめた
2010年前後のむかーしの話である。
バスフィッシングをしていた訳でもなし、
Google先生で情報収集する訳でもなし、
かと言って店員さんに聞くのも面倒
Water Landというメーカーはおろか
村田基氏、
カリスマJIMを知ったのも実は2017年頃
そう、
人付き合いが苦手なわたしは
釣り仲間をつくるわけでもなく、
孤高の中に喜びを見いだすタイプ
お一人様サーフィン、
お一人様シーバス。
時間があればひとり釣具屋巡りをし、
陳列されてるルアーを
手当たり次第で手にとっては
パッケージに書かれた説明を読む。
小説を読むが如く、
その行為自体が妄想を膨らませ
楽しくて仕方がなかった
フィギュア集めと同じ、
釣る行為より道具を集めることが目的に…
初年度費やした釣具代300万円
今思えばアホ以外の何者でもない
そんな折に出会ってしまった
ディスコスティックちゃん。
(説明文)
スローリトリーブからハイスピードリトリーブまで可能にしたディスコスティック。2002年NEWカテゴリーとなったメタルスティックは、止水・流水、つまり池・川・湖・海と、ポイントを選びません‼︎あるときはスローで、またあるときはハイスピードで、ターゲットにせまって下さい。ただの棒ではありません。泳ぐ棒です。マジックアクション、それがディスコスティックです。(心の声)
ただの棒にしか見えないんだけど…
(説明文)
■対象魚
⚫︎イワナ、ヤマメ、ニジマス、ハス、ウグイ
ニゴイ、ブラウントラウト、
ブルックトラウト、ドナルドソン、
ヤシオマス、アメマス、イトウ、サケ、
ギル、バス、ナマズ等
⚫︎イワシ、アジ、サバ、カマス、メバル、
メッキ、シーバス、タチウオ、カンパチ、
ブリ、カツオ、シイラ、マグロ等
(心の声)
…ってか、盛りすぎでしょ
(説明文)
○目を付けても遊べます。でも失敗しても返品はできません。
○人や犬が食べてもおいしくありませんが、魚にはうまい棒です。
○いくらくわえても禁煙の音役にはたちません。
○リトリーブ中にしりを振りますが、あなたのしりは振らないでください。
○使用中はボ〜ッと(棒だけに)しないでください。
○好きな色に塗り替えてもOKですが、失敗しても、クレームは受付けません。
○フックをはずせばペーパーウェイトとしても使用できます。
○小魚のように泳ぎますがやっぱり食べられません。
○お腹の赤いウェイトは、3分たっても点滅しません。
(心の声)
何、このセンス!もう買うしかないよね。
実際に魚が釣れる釣れない以前に、
パッケージ買いしたってのが本音。
ルアーを主人公とした
こんなに面白い短編小説!?には
なかなか出会えませんしね
のちに驚愕のヤマメ入れ食い事件をおこした
ディスコスティックとの出会いは、
人がルアーではなく
パッケージに釣られてしまった
というのが真実なのです
実際に購入してから
このルアーを投げるまでには
2年以上は間があいたかな。
だって大分川でシーバスしかしないわたしには
そもそもこのルアーは必要なかったですし
ヤマメ入れ食い事件
そう、
たまたまサーフィン帰りに温泉に立ち寄り、
たまたま近くに渓流が。
たまたま遊魚券ののぼりが目にとまったので
思いつきで遊魚券を購入。
車に積んでた軽めのタックルを引っ張りだし
小さめのシーバスルアーをキャストするも
もちろん何も反応なし。
事前知識ゼロの渓流フィッシングですし、
まっ、仕方ない
そう言えばだいぶ前に
ヤマメって書いてたルアーを買ったよな
あれどこやったっけ???
記憶力は悪い方ではない
車に戻りトランク内を探し回ること5分、
普段全く使わないルアーを詰めていた
ルアーケースの底から彼は姿を見たのです
茶色い棒に仁丹とフックがついたその姿
久しぶりに目にし改めて思う…
釣れる訳ないでしょ、コレ…
なんの期待もせずに釣り場に戻る。
何回か投げてダメなら時間無駄だし、
ソフトクリームでも食べて
もう一回温泉に浸かろうかな♨️
騙されたと思ってやってみたら!
と誰かに言われ、
実際に騙されることが世の常
結果は一投目から圧倒的でした
おしりをフリフリ・ピクピク泳ぐルアーが
可愛いな💕と思っていた矢先、
岩かげから飛び出しディスコスティックを
猛追してくる何かが!?
と思った瞬間に、
手元に伝わるアタリ
走るライン
そこからワンキャストワンフィッシュの
入れ食い事件勃発
遠い遠い記憶の中のお話ですが
事実は小説より奇なり🎶
以来、
ヤマメやニジマスに関しては
自身は興味を失ってしまい、
たまーの家族旅行で
娘を釣りキチに育てることに注力中
追伸、
神戸マイワシパターンで言えばルドラ 130SP、
多摩川の橋脚撃ちではガルバ73S、
大分川の足元攻めではラパラX-RAP8、
品川運河帯ではTKLM90、
フィールド選ばずローリングベイト…
世には、
マジックルアー、餌ルアーと呼ばれる
数々の名品が存在します。
その多くを実際に購入し試してきました。
でも…
単身赴任が決まったその日、
「釣りはやめるから釣具買取専門店に連絡して
出張買い取りを手配しといたよ」
と妻に連絡。
留守中は子育てに参加できないし、
迷惑かけるから、売れたらお小遣いにしたら?
すぐに沖縄に入り、
ホテル生活で仕事に取り掛かっていたので
買い取り対応は妻に任せていましたが、
妻曰く、買取にきた方が驚いていたとのこと。
それはそうでしょう。
有名・無名もあわせて
程度の良いルアーが300個以上。
中には箱に入ったままの一軍ルアーの
ストックまで
モアザンブランジーノのロッド、リール、
当時愛用のアピアロッドまで、
何も知らない妻は
大した金額にはならないと
高を括っていたようですが
手にした金額は30万円以上だったとか
手放してはじめて気がついたのは、
持っているが故の悩みから解放された!
ってこと。
ネットで溢れているマジックルアーや
まさに餌!に躍らされ
さまざま購入し投げ倒してはみましたが、
プロアングラーでもないわたし如きが
使いこなせるわけでもなく
また数ある道具から選ぶという行為自体が
逆に迷いになっていたんでしょう。
そんなわたしのスキルでも
ヤマメ入れ食い事件を引き起こした
ディスコスティック。
夢にまで出てきたこのルアーは
沖縄の釣りにおいては必須の道具と
思えてならない…
スプーン、メタルスティック、リュウキ。
このローテーションは
さまざまな名も知らぬ魚との出会いを
演出してくれるであろう
早く休みが欲しい…
ちなみに現存するタックルはこれだけ。
なんのご縁か
村田基氏監修のワールドシャウラ
ディスコスティックに出会った時には
名前さえ知らなかったカリスマ。
ディスコスティックには
少々オーバースペックな
タックルではありますが
とにかく気に入っている。
このタックル一式で
沖縄でのイシミーバイ、タマン、ガーラから
東京でのシーバスまでを全てカバーする
使いこなしてこそ釣具も喜んでくれるはず。
目指すは、
ディスコスティックの説明文に記載のない魚
村田基氏が、
廃盤となったディスコスティックを、
いつか再販売したくなる日が訪れた時に、
対象魚の種類が圧倒的に増えていたら
それはそれでまた楽しい。
しかも沖縄の魚の名前ばかりが追記され
いつぞやの私のように
釣具屋で説明文を読みながらニヤニヤと
しているルアーマンが現れたら…
純粋に楽しい
その証拠となる画像を集めるべく、
沖縄で五目釣りを実行したい
まずは塗装が剥げるまで釣り倒し、
クレームは受け付けてはくれないようですが
沖縄でめっぽう強い赤金塗装を自己責任で
つづく。