コンサルタントの「質問力」 野口吉昭(著) | 地域包括で働く社会福祉士のBlog

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さて、フォトリーディングはちゃくちゃくと進んでいるので、書評のほうもさぼらず頑張っていきたいと思います。

今日ご紹介するのは、こちら・・・

フォトリーディングNo.9

コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書 52)/野口 吉昭

今回フォトリーディングの練習を兼ねて読む本のテーマとして、論理思考、問題解決に関するものを主に選んできました。これもその流れから選んだ1冊です。


質問力というと会話を円滑に進めていくためのものもありますが、こちらはビジネスを進めていくための質問力です。「だから、何々さんとうまく話したい」とかいう希望にはほとんど答えられない内容となっています。

そして、題名にコンサルタントとあるように、本書の内容はまさに論理思考をベースにしたものとなっています。仮説力やゼロベース思考、フレームワークなど論理思考の要素が多く出てきます。


目次です

第1章 その道のプロは、「質問力」が命

 1-1 今、なぜ質問力なのか

 1-2 質問力がある人① 聞く態度を身につけている

 1-3 質問力がある人② 鋭い質問で相手を感動させる

 1-4 質問力がある人③ 事実を使って全体像を示す

 1-5 質問力がある人④ 相手を積極的に自己開示させる力を持っている

 1-6 質問力がある人⑤ 物語を聞く力を持っている

 1-7 質問力がある人⑥ 空気を読むのがうまい

 1-8 では、コンサルタントの質問力とは?

第2章 「仮説力」がなければ話は始まらない

 2-1 質問は事前リサーチによる仮設構築から始まる

 2-2 「質問ツリー」を立てる

 2-3 状況認識力でその場に応じた質問をする

 2-4 「ゼロベース」で、質問を組み立て直す

 2-5 相手の心を開く「呼び水」の質問とは?

 2-6 コミットメント力で、相手の懐に入る

第3章 「本質力」こそ、こだわりの質問を生むエッセンス

 3-1 コンサルタントとは産婆である

 3-2 相手の話を引き出す「うなずき」と「まとめる力」

 3-3 「鳥の目」と虫の目で、緩急自在の質問を

 3-4 語彙力を磨かないと、本質を突いた質問はできない

 3-5 質問は短く、本質を凝縮した「ワンメッセージ」に!

第4章 「シナリオ力」で、質問の目的を達成する

 4-1 フレームワークで質問のシナリオを作る

 4-2 シナリオに沿って質問を進めるコツ

 4-3 質問のシナリオを描き、修正していく力を鍛える

 4-4 「ストーリー」のある質問が人を動かす!


以上、長くなりましたが、ちょっと細かく目次を紹介しました。

質問を通じてビジネス上の答えを出したり、信頼を深めていくことが本書の目的だと思います。私の現在の仕事でも「面接」を時々行います。今までもこの面接のために自分なりの準備というものをしてきましたが、それでも雑談が多くなってしまい、満足のいく面接ができないこともありました。

今回この本を読んでみて、私の現在の仕事を進める上でも役に立ちそうなエッセンスが多数あったように思います。しっかりと論理的に組み立てて面接、質問をしていくことの重要性を強く感じました。


ちなみに前半に普通の会話には役に立たないと書きましたが、第1章の内容は、普段のコミュニケーションでもとても重要なことですよね。これらの「質問力がうまい人」という条件を備えた人と会話すのはとても楽しいですから。私は空気を読むのはうまいと思いますが、話を最後まで聞くのが苦手です・・・。