黒い細いアイアンにしたかったけど、1間半の片開きは無理でしたよね?
お客様は元同僚。とのやりとり②
“湘南に行ければいいんですけど、
そちらでオーダーするのは場合によっては難しいのですが。”
1通のメールが舞い込んだのが2016年4月。
そして、いまはもう、秋。
テヘッ。
メールをくれたAさんの新居は、とっくに完成しており
カーテンも納品完了・・・しちゃってますが
彼女とかわした、このやりとり
「新しいおうちのカーテンどうしよう」
「レールってどんなの付ければいいんだろう」
「誰が取付してくれるんだろう」
そもそも、自分は何をすればいいんだろう・・・
もしかしたら、これってみんなも疑問に思ったことある?
そしたら、これ、紹介させていただこうかと。
ローマは1日にして成らず
満足のいくカーテンは、ぱっと買いに行って手に入るものではない!
どの現場にも、紆余曲折はあるものです。
迷ったり、悩んだり。。。廃番になっちゃったり。
彼女とともに歩んだ過程、いっしょに振り返ってみましょう。
“白無地の透け感あるものでリネン素材で広幅の生地を探してます。”
あるよ、あるある広巾リネン。説明しますね!
100~150cm巾の生地は縦につかいます。
窓の巾,仕上がりに合わせて、1巾、2巾、3巾と、縫い合わせて
カーテンを作ります。
これに対し、280cmや300cmという巾の広い生地は、
横に使うので、つなぎめが入りません。
そういえば、昔これでクレームになったこと、あったなぁ。
「つなぎ目があるなんて、そんなの聞いてない」![]()
カーテンにつなぎ目が入るのは、普通、一般的、特殊ではないんだけど。。。
でも、この時は、私が悪かったんだよねー。
部屋の入口に、ドアのかわりに付けたカーテン、
裏表が出来たら不味くて、どっちから見ても表、って感じにしないといけなかったのに
継ぎめが入る生地を、普通に縫製しちゃって、失敗~。
そしてお叱りをうけました。
「つなぎ目があるなんて、そんなの聞いてない」![]()
いまなら、1巾で作るとか、ジョイントは被せ縫いにするとか、
広幅生地から選ぶとか、いろんなことできたのに。
いや、まずその前に、説明するけどね。
当時まだ、私も若くて未熟で経験不足で、本当に申し訳ありませんでした。
「じゃあ、つなぎ目がない生地を織れよ!」って、すごいケンマクで怒られちゃったんだよねー。![]()
あ、すっかり脱線しましたね。
“リビングの1間と1間半の掃き出し窓が
ウッドデッキを囲む感じでL型につきつけになっているので、
それぞれ片開きにしようと思いました。
で、せっかくなら接ぎがないほうがきれいだなぁと。”
てね、彼女もそう言ってます。
“ちなみに枠内にプライバシーレベルのロールを入れるつもりです。
この場合レールはやっぱりトーソーレガートとかタチカワビバーチェ?かな、、
黒い細いアイアンにしたかったけど、1間半の片開きは無理でしたよね、、?
お手すきで良いので、何か思いつくことがありましたらアドバイスをいただけませんか?
突然図々しくお願いしてすみません。
わたしの好みをわかってるカーテンのプロといえば大石さん!
なので、つい連絡してしまいました(^-^)”
いいのいいの
覚えててくれてありがとう。
ヨイショを忘れない、礼儀正しいメールですね。![]()
プロと言われて、嬉し恥ずかし。
おっしゃるとおり、一間半の片開きアイアンは厳しいですわ。
「どこが厳しい?一間半のアイアンレール」
一間半のアイアンレールは、ブラケットを両端と真ん中の3箇所に取付します。
カーテンをひっかけるランナーという輪っかは、ブラケットの間でしか動かせません。
つまり片開きには出来ない。
・・・ああ、わかりづらい!こうゆうのは、直接ご説明しますので、お客様。
ノウハウをお教えするブログではないので、省略。
*一間半で片開きにしたかったら、他のレールにする
*アイアンレールにしたいなら、カーテンは両開きにする
*片開きのできるアイアンっぽい他のレールをさがす?
(でも無いんだわ、コレが)
(TOSOリネージュの黒っぽいヤツが良かったな。でも華奢では無いし廃番だし)
とまあ、のっけから思い通りにはいかないのが
おわかりいただけたと思います。![]()
そーゆーのをひとつずつ相談しながら、
カーテンって作るものなんです。
だから、ネット通販でオーダーカーテンとかって、
マジ信じらんない。
期待どおりにはならないでしょうに。
それとも、そんなに期待してないとか~?
つづく。
オマケ情報 これが巾継ぎ
