長い不妊治療の始まり | アラフォー初産 妊娠ブログ~ポカホンタスの とある物語~

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喜びや悲しみ様々な想い、大切な人たちとの素敵な日々と共に 38歳になった私ポカホンタス。2年間の不妊治療を経て、この度、ぽっちゃりお腹にも、新たな命が宿りました。
まだまだ私の人生の物語は続きます。
アラフォー、初産の妊娠記録や、日々を綴ります。

今から2年前の2017年冬
結婚してから、2年 私は不妊センターに通院しました。

近所に、専門の病院があったのは運が良かったのかもしれません。予約も案外すんなりととれました。

そもそも不妊って病気なのだろうか、子宮や卵巣、男性機能に原因があり、中には身体を脅かす病気もあるのかもしれないけど、昔だったら、こんなに不妊治療に通う女性達も少ないだろうなと思いました。
とにかく待ち合い室にはたくさんの患者さんがいました。そして、看護師さんとのカウンセリングで驚いたのが、当時36歳の私より、年上な人がたくさんいるという現実でした。

一通りの血液検査や卵管造影検査などを受けると、私には抗ミュラーホルモン AMHという値が0、3とスゴく低かったのです。残された卵子の数がもう少ない。。それに加えて、フーナーテストの結果もよくありませんでした。しかし、排卵は一応出来ていました。AMH値は最近よく言われている卵子の質には関係ないとのこと。卵胞の育ちを良くしたり、着床しやすくする薬を飲みながらタイミング治療を施すことになりました。
なにか大きな理由がない限り、タイミング治療で授かる方良かったので、その後私は一年程通院しました。
しかし、一年以上、陽性反応を見ることはありませんでした。排卵誘発剤を打ったり、ホルモン剤の影響で 排卵から生理までの期間が長くなったり、生理の量が少なくなってこのままで本当に大丈夫なのって不安になりましたが、自分たちのペースで、治療してきました。

きっと、いつか授かるタイミングがくれば赤ちゃんがきてくれるんだと、いい聞かせていました。各地の子宝神社に、参拝したりもしました。
そして、2年目についに人工受精に踏みきりました。
いくら自然妊娠に近いとはいえ、人工的に処置をするのには、抵抗がありましが、
それで大好きな人との赤ちゃんを授かれるなら、可能性があがるなら、と願うような気持ちでした。

しかし、5回も人工受精をしても、授かることが出来ませんでした。そもそも 人工受精の成功率って、1回あたりの成功率って、10%らしい。妊娠出来る人は三回までに妊娠出来ると言われているらしいです。

5回目も、ダメだった時、もうなんだかこの2年くらい疲れてしまって、眠れない日もあり、カウンセリングを受けました。カウンセラーの方は優しかったですが、その日に当たった医師は現実的で厳しくて、なんだか悲しくなって
そして、病院を出て、たくさん泣きました。
家に帰って、旦那まで、涙ぐませてしまいました。もうしばらく2人で、ゆっくり過ごそうと、そして、少し休んだら 次は体外受精へ
と覚悟を決めたのでした。

2019年10月 治療開始からまもなく2年の秋でした。