陽炎(陽炎)やパンの神行く蹄音(ひずめおと)

吉田 洋一

パンの神は、ギリシャ神話の牧羊神(牧神)。
上半身は、あごひげの生えた男だが、
下半身はヤギの足、つまり半獣神である。
今日の句、音楽や踊りを愛するパンの神が、
陽炎の中を歩んでいる。
蹄音は、パンの神の軽快な足音だろう。
名著「零(ゼロ)の発見」 を残した数学者だが、俳句雑誌「一柿」によって俳句を作った。

半獣身?
ナルニア国物語に登場する生き物さん達みたいで、楽しいなo(^-^)o