X5のシャフトカットとハウジング破損
昨日のX5-80のモーターからの異音。
やはり故障の原因はハウジングのマグネット剥離でした。
想定はしていましたが分解して診断してみなければ確定できませんからね。
ノーズキャップは細かな傷はありますがえぐるような傷は確認できません。
スケグもこの程度。
今まで多くのマグネット剥離修理を行い、マグネットが剥離してしまうのには
様々な要因があると考えられますが今回は原因を特定できません。
まずはエレキが比較的新しい事。
モーターケースの傷からしても使用時にモーターを強くぶつけた痕跡もありませんし
その他の部分を点検しても過度な使用もされていない様で年数(又は回数)が経っているとは思えません。
そしてマグネットの接着剤も十分塗布されていました。
とは言え、新品ではありませんのでもともとクレーム対象とはなりませんが
ここで問題になってしまうのが一度シャフトカットのため他社により分解及び改造されている事。
純正コネクターを使用していないこのような接続は
モーターガイド指定販売店でないと考えられます。
仕事として請け負っているのであれば作業工程上技術的に考えてもよほどの事がない限り
ハウジングを破損させてしまうような事は無いと考えられます。
ですので、シャフトカット作業とは関連性は無いと考えられますが
マグネットが破損しているのは事実で
この修理も2~3万円で直る故障ではなく高額修理になります。
モーターガイドの修理保証で
「お客様自身または当社あるいは当社指定販売店以外での修理・改造・分解をされた場合、されたとみとめられる場合。」
保証対象外になってしまいます。
もちろん初期クレーム対応もできません。
エレキは高額な商品ですから目先の宣伝などに煽られるのではなく、
先々のリスクになるであろう事も含めメリットとデメリットを良く精査し
お金のかかる加工作業は行ってください。
でなければ流行に乗るだけで自分にとってあまり必要の無いかもしれない事に無駄な出費をするだけです。
たらればですが、もしシャフトカットをしていなければ初期クレームとして対応できたかもしれませんし
少なくとも免責保証は受けられました。
しかし他社でシャフトカット加工を施してしまっていたため、高額有償修理になってしまうのです。
シャフトカットが本当に必要かどうかは別として、
利便性と起こるかもしれない高額修理のリスク。
「自分は大丈夫」
自然災害も含めて自分の身に降りかかった時に初めて学ぶ事だと思います。
どちらを優先するかはユーザーさんが判断する事なので
参考にしていただければ幸いです。



