猛威と脅威 | 山アリ谷アリ平地ナシ

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京都のスタジオラグWebマガジンにて一部記事を転載中!

9月4日、

 

皆も知っての通り、

先日の火曜日に強力な台風21号が西日本、四国~関西を直撃した。

 

前日、前々日からのニュースにて「強い台風」と言っていた。

 

その前の台風の時も俺の会社では、15時までにて早目に帰宅させられたのもあったけど、台風21号は最も強いと言われ、JR等の在来線や空の便等々、前日には4日の本数を減らしての運行や運休を決めていた為、4日は会社を休みとなった。

 

4日の午前中はまた雨が降っておらず、

 

「今の内に」

 

と会社帰りに良く寄るスーパーへ買出しに行ったが、皆考える事は同じな様で、いくつもあるレジに大行列。

レジからスーパーの一番奥、そこを曲がる形でのレジ待ちの人で溢れかえっていて、買い物をしている人よりもレジに並んでる人の方が多い状況となってた。

 

地元から大阪へ出て来て、こんな状況を見るのは初めての事。

 

スーパーからの帰りには雨が降ってきたが、強くは無く、帰宅はスムーズに出来た。

 

部屋でPCで色々とやってて、TVを点けて無かったが、丁度14時ぐらいに台風が最も接近し、

 

「ゴゴゴゴ~」

 

と言う音と共に、マンションが揺れだす程の強い暴風と雨が。

 

部屋の窓もガタガタと言っていて、夏の暑さ対策で窓の外に紫外線や直射日光をカットして涼しく感じさせてくれるのを垂れ掛けてるんだけど、それが飛ばされそうになって、速攻で部屋に入れた。

 

換気扇も風が逆流して、換気扇の中に固まっていたであろう黒い油や汚れの塊が落ちてきてた。

 

停電も2回程「プツッ」と共になったが、すぐに回復はしてた。

 

TwitterやTVをチェックすると、とんでもない映像がリアルタイムに。

 

実際に見られた方も多いと思うが、

 

関空の冠水、

淀川の水位上昇と逆流、

家や小屋の倒壊、

屋根や壁の崩落、

トラックや軽乗用車、樹木は薙ぎ倒し、

電柱折れ、電線の絡みによる停電、

 

暴風で色んな物が飛ばされ、それが当たっての二次、三次の被害。

 

ビルの修繕をする為に組んでいた足場も崩れ、危ない状態に。

 

 

 

いつも大阪は台風の際、周りの県が山がある為、「直撃」と言われていても、台風が避けて通って、夜の内に通り過ぎるって事が多かったので、そんな感じで思ってた人は台風が最も接近してた際にも外へ出てた人もいたみたい。

 

しかしながら、そんな台風が来るのに普通に出勤しなきゃならない会社もあったり、ピザを注文してる人、宅配便は普通に配達を行っていたり、面白がって台風の被害の動画を撮る為に外に出たりしてる人もいたりと、本当どうかしてると思った。

 

ピザの配達員なんて、暴風でバイクが飛ばされてしまってる映像も見たし、荷物が普通に配達されたって写真も見た。

 

そんな台風でも届かなかったらクレームを入れる馬鹿がいるらしいから配達をしたって理由も1つある様だ。

 

 

 

俺のマンションは淀川に近い所にあるが、淀川の水位は上昇して掛かってる橋に届く勢いだった。

淀川の満潮時刻は夕方だった為、夕方には台風が離れて行ってた為、水位が下がって来ていたってのは救いだったと思う。

 

もし、台風の雨による水位上昇と満潮の時刻が重なっていたら、淀川の堤防を越えて川の水が住宅地へ流れて、1Fの半分は冠水していたかも知れない。

 

4日は午前中に買出しに行ったお陰で、昼からはずっと外には出なかった。

 

その分、TwitterやTVでしか状況を知らなかったのと映し出される場所しか分からなかった分、自分の家の周りがどうなっているかは分かってなかったってのがある。

 

 

 

 

翌日は普通に会社へ出社したが…

 

会社へ行くまでの道のりにて、その台風21号の爪痕を目の当たりにする。

 

家の近くにある釣具屋、もう営業はしてないのだが、その2階の窓ガラスは割れ、釣具屋のビニールシートの看板はもう無かった。

 

会社近くにある、佐川急便の駐車場にて、

トラックは倒され、横の車に倒れ掛かってた。

 

この駐車場はだだだっ広いので、その分の暴風もあったのだろう。

 

 

 

 

家の近くのマンションにて、

アンテナかな?

根元が折れて電線に引っ掛かってる状態に。

 

下は普通に道なのだが、未だ修繕はされてない。

 

 

 

 

飛ばされた看板や壁、屋根等々、

一箇所に集められてた。

 

2日前ぐらいまではこのままではあったが、現在は綺麗に片付けられていた。

 

 

 

 

そして、

マンションの壁がこの様に剥がれ落ちてた。

 

 

会社へ行く途中に見たコンビニは営業を停止してて「窓でも割れたのか?」と思った。

 

いくつかの信号は停電で動いてなく、向きが違う方向へ向いてしまってる所も。

 

会社も5日の早朝まで停電してたらしい。

断水はしてなかったみたいだが。

 

 

 

 

 

 

しかし、本当の爪痕は夜になって改めて実感する事となる。

 

残業にて夜遅くの帰宅となったが、会社から外に出ると真っ暗。

 

闇だった。

 

これは俺の思わぬところと言うか、自分の住んでるマンションが停電が一瞬だったのもあって、分かってなかった。

 

所々がもう闇。

 

これにはおっかなビックリと言うか、最寄駅の東と西で停電してない所と停電してる所で別れてたり。

商店街も半分停電していて、半分は停電してないと言った状況だったり。

 

いつも夜でも明るい大阪の街が真っ暗。

 

Twitterを見ても停電や断水にて不自由を強いられてる人達を知る事となった。

 

 

 

しかし、日本人の凄い所、これだけ多くの場所で停電になって、信号さえ機能してない場所が多い中、大きな交通事故は起こってないし、混乱に乗じた犯罪が起こってない。

 

勿論、俺が知らないだけ、報道されないだけで小さな事は起こってたのかも知れないけど、混乱は起こってなかった。

 

そして、2~4日でほぼ停電も解消。

電柱が多く倒された場所では現在も停電が続いてたりもするけど。

 

災害の多い日本は、強い事も実感する。

 

 

 

関西では今年は地震だったり、今回の台風で防災への備えと言う考えも強まってくるだろうと思う。

 

会社の上司は停電が1日続いたのもあって、それまで所有してなかったモバイルバッテリーを購入してた。

俺も普段は防災への備え、防災グッズ的なものはそれ程多く用意してはいないけど、備えておくべきだなとは思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、台風21号が去った翌日、

 

北海道を襲った地震。

 

メディアは一瞬にして、北海道の自身一色となった。

 

それまで北海道では無かった大きな地震。

 

アメブロで仲良くさせて貰ってるLoweさんも北海道だが、無事である事をブログで報告してて安心した。

もう連絡先も分からないけど、昔若い頃に付き合ってた彼女の実家が北海道だったな、大丈夫かなって思ってしまうのも災害による所ではある。

 

道路の液状化、道は陥没、家は傾き、停電、断水に。

そして山崩れによる傾れで家は壊滅状態だったり。

 

本当、山々が映し出された映像で、引っ掻きまくった様に傾れが起こってる状態は凄く異常な光景だと思った。

 

今年の日本は大変な事が起こりまくってる。

台風、地震、猛暑と「日本、大丈夫か?」と思ってしまう。

 

今年も9月で、あっと言う間に年末、来年となってしまうだろうけど、ちょっともう何も起こらないで欲しいね。

 

北海道の地震、余震報道が無いのが気になる所。

小さくは起こってるのかな?

 

そして、メディアが北海道地震ばかりなので、21号だけじゃなく数々の台風被害や島根の地震、豪雨による被害と今年起こった事は多く、忘れてはならないと思うし、今年だけじゃなく、その前にも起こった災害にて未だ日常生活が戻ってない人も多いってのも忘れてはいけない事だと思う。

 

メディアの悪いところでもあるよね。

 

常に新しいもの(色んな事件も災害も、エンタメも)

 

実際に痛い目を見ないと分からない輩も沢山いるのが残念だけどね。

 

俺がいつもランニングで走ってる淀川河川敷。

台風21号が去った後、残業続きで中々走れなかったが、先日走った時に初めて台風後の淀川を見た。

色んな物が流されて来ていて、堤防から下に下りた所にあるランニングコース、ウォーキングコースに出来る道が道で無くなってた。

 

関西では徐々に台風の暴風による飛ばされた色んなものの撤去がされてるとは言え、まだまだ多く残ってて、普通に道路はちょっとした砂利道見たくなってしまってたりもする。

 

今後でも、この体験を生かせる様にしておかないとと思うし、災害後の状況情報を知る事はしてなきゃなと思う。

 

人事だと思ってたら、急に身に降りかかるのが災害だと思うので、

 

皆様もお気を付けを!!