昨日の記事の中で、
鶴見緑地にあるイオンモールの中に銀座山野楽器が入っていて、俄然ペダルを買う気満々で行ったと言う話しをしたけど(笑)
給料出てから購入しようと思ってたけど、サマーセールと特価になってるので、
「買うなら今でしょ!!」
となってた、ペダルが、
これ、
【MXR M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay】
日本国内では定価¥33,000で売価¥24,000~¥28,000だが、山野楽器では¥11,800となってた。
昨日の記事でも言ったが、山野楽器では試奏を散々したんだけど、購入しなかった。
その理由は山野楽器では1台しか在庫無く、展示してたもののみではあったんだけど、それが理由って訳じゃなくて、試奏の際にM269SEの本体、表にいくつか黒いのが付いてた。
それを指でサッと払ったんだけど、丁度ON/OFFスイッチの右斜め下辺りの黒いのが取れない…
俺は深爪で、爪で確認する事は出来ないので、ピックでその黒い部分をゆっくりなぞってみると、どうやら塗装が剥げて黒くなってるみたいだった。 これ、側面や裏なら気にならないんだけど、表だし、ON/OFFスイッチの斜め下、Carbon Copyの文字のCopyの上の部分って事で、どうにも(笑)
勿論、足元に置けばパッと見、分からないし使ってれば傷は付くし、塗装剥げも出て来るだろうけど、いくら特価でも中古ならまだしも新品で最初から塗装剥げ傷があるのはなぁと悩んで、店員にその分少しでも、数百円でも安くならないかと言ったが、「特価なので~」との事で購入しなかった(笑)
一緒に行ったH氏も「っえ、あれだけ弾いて買わないの!?」と驚愕してたけど、まぁ弾きまくって買わないのは日常茶飯事(爆)
まぁ購入しなかったので「給料出てからにするか」って感じになったんだけど、夜遅くに帰宅して丁度サマージャンボ宝くじの当選番号発表日だったので、見ると¥3,300だけど、当たってたんで、デジマートを見てたら、山野楽器と同じ¥11,800でクロサワ楽器のオンラインショップ、デジマート店が出してて、送料、消費税も込みだったので即ポチった(笑)
ここだけの話、デジマートで鶴見緑地イオンモールの山野楽器が出してる「MXR M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」の写真を見てもらえれば、俺の気にしてる部分が分かると思う。
さてさて、この「MXR M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」、2015年に発売されたものではある。
MXRとアメリカの楽器店Pro Guitar Shop(PGS)とのコラボで、発売からアナログ・ディレイのド定番、名器となってる「MXR M169 Carbon Copy Analog Delay」を元にリピート音を明るく、クリアにした全世界5000台限定、日本国内500台限定のモデル。
まぁ国内500台と言っても、MXR日本輸入代理店のモリダイラ楽器の正規品が500台って事で、音屋とか平行輸入品を買う人もいるので、実際は国内には500台以上存在する訳だけど(笑)
「CCB は従来のCC と同じチップセットを採用しつつ回路を一新。BBD による温かみのあるアナログディレイサウンドは保ちつつ、「よりヴォーカルライクで、アナログディレイとテープエコーの間のようなサウンド」(by PGS)
またディレイ音がクリアになったことで、モジュレーションも明瞭に聞こえるようになりました。
コントロールは従来モデルと変わらず、筐体表面にRegen、Mix、Delay の3ノブとモジュレーションのオンオフスイッチ。バックプレートを外すとモジュレーション調節用のWidth とDepth コントロールがあります。
ってのが売り文句。
しかしながら、残念な事に、
このPGS、2017年の9月だったか、10月だったかに閉店となってしまった。
PGSと言えば、つべでレビュー動画や比較動画でお世話になった人も多いハズ。
その動画で多彩なプレイで魅了し、PGSの名を広めたプレイヤー、アンディ・マーティン氏はその後Reverb.comへ移籍して、PGSが運営してた楽器ニュースサイトTone Reportも継承してる。
PGS時代の動画はそのまま残り、そのPGSのチャンネルのまま現在もReverb.comとしてアンディ氏は動画を上げてる。
なので、この「MXR M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」の動画も変わらず見れる訳だ。
MXR、限定と言えど、ずっと作ってたり、最初はコラボ限定でもその後はグローバル販売したりするので、どうかなと言ったとこだけど、やはり限定なのか、置いてる店も減ってきてるし、中古でもそんな数は見ないよね。
っで、俺がこれを買った理由はいくつかあるけど、
・現在Zakk Wyldeが使用している。
・発売されるのを知った際に元々気になってた。
・全世界限定5000台、国内500台で数が少なくなってきてる。
・現在特価で買いやすくなった。
っとまぁこんな感じ(笑)
まぁ今買わなくても、来週ぐらいには買ってただろうけど、我慢できなかったね(笑)
さてさて、では本体を見ていこうと思う。
【MXR M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay】
SPECIFICATIONS
・Input Impedance : 1 MΩ
・Output Impedance : 1 kΩ
・Max Input Level : +5 dBV, 500 Hz
・Max Output Leve l: +8 dBV
Noise Floor
・Mix at Max CW : -96 dBV
・Mix at Max CCW : -104 dBV
・Delay Distortion : <1%, 1 kHz, -5 dBV Input
・Delay Time : 20 ms to 600ms
・Noise Reduction : 2:1 ratio
・Modulation Speed : 0.2 Hz to 2.2 Hz
・Bypass : True Hardwire
・Current Draw : 26 mA
・Power Supply : 9 volts DC
基本的にはM169と同じ。
コントロールも、
【REGEN】
リジェネーション・コントロール。 ディレイのリピートの回数設定。
【MIX】
ミックス・コントロール。 原音に対するディレイ音の音量レベル調整。
【Delay】
ディレイ・コントロール。 ディレイ時間の設定。 最小で0.02秒、最大で0.6秒
【MOD】
モジュレーションON/OFF。 ディレイ音に僅かなピッチの変調を加える。
サイドから。
いつも通りのMXRのペダルって感じね(笑)
裏は、
近年のMXRにある四角いゴム足が4つ。
「M169 Carbon Copy Analog Delay」と比べると一目瞭然な明るいグリーンカラー。
このグリーンは同じ「MXR M193 GT-OD Overdrive」ぽいけど色の濃さとかラメの感じが違うのかな?(笑)
裏蓋を開けると、
モジュレーションの調整が出来るトリムポッドがある。
【WIDTH】
モジュレーションの幅を調整。
【SPEED】
モジュレーションの揺れの速度を調整。
3mmのマイナス・ドライバーにて調整可能。
では、いつも通り?(笑)
「M169 Carbon Copy Analog Delay」と「M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」を比べて見る。
表。
サイド
裏
裏蓋を外して、
内部トリムは「M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」の方が調整しやすく、プラスチックネジを表まで出してくれてるね。
見た目では基本は色が違うのと、メーカーロゴの大きさ、「Carbon Copy Analog Delay」と「Carbon Copy Bright」の表記の違いだね。
っで、山野楽器で散々試奏したけど、
弾き比べ。
説明や色が明るくなった通りに、リピート音が明るくなってる。
ハッキリしていて、その分モジュレーションの掛が分かりやすい。
「M169 Carbon Copy Analog Delay」はアナログ・ディレイ特有のリピート音に温か味があって、少しダークで濁っていて、劣化して行くと言ったのがあるけど、「M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」はとにかく明るく鮮明になってる。
この辺が賛否分かれる所で、クリアなリピート音はアナログ・ディレイに求めてないとか、クリアなリピート音はデジタル・ディレイで良いとか。
しかしながら、「M169 Carbon Copy Analog Delay」ではどうにもバンドサウンドにおいて、抜けがイマイチ悪く、ディレイ音が分かりにくいって人には「M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」は良いとの声もあるし、使ってみると、納得する。
クリアと言えど、デジタル・ディレイ程の明るさは無い。
俺はいつもモジュレーションをONで使ってるが、モジュレーション効果が分かりやすくなったのは良いなと感じた。
ただ、まぁコレからアナログ・ディレイを買うって人でこのどちらかで迷ってるなら、普通に「M169 Carbon Copy Analog Delay」にしておくのが良いと思う。「明るい音が必要」ってなってるなら別だけど。
俺も特価で¥11,800だから買ったのはあるけど、もし普通の値段なら買ってないか、音屋で買っただろうね(笑)
大きな違いはリピートの音だから、それだけでこの価格差はちょっとと思うから。
まぁ特価になってる今なら、どっちを買うか迷うのは分かる。
1台で従来のアナログ・ディレイとリピート音の明るいの両方を出したいって人は、素直にBOSS DM-2Wを買う事を勧めるね(笑)
MXRはトゥルー・バイパスである事と消費電力が26mAと俺見たくバッテリー駆動させてる人の強い見方ではあるけどね(爆)
っで、録り合えず「M169 Carbon Copy Analog Delay」と「M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」にそれぞれ、「MXR ZW38 Black Label Chorus」を掛けたクリーントーンのアルペジオで比較の為に動画を撮った。
まぁつべに上げる程の比較では無いので、この動画はTwitter、Instagram、Facebookに上げておくので、気になった人だけ見て頂ければと思う。 あんま違いが分かり辛いけど、参考にはなるとは思う。
まぁ賛否ある「M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」ではあるけど、
俺は結構好きなんで、
取り敢えず、
自分のペダルボードに
セットしたよ!
さてまぁ、現在のZakk Wyldeを追うならば、「WAMPLER Faux Tape Echo V2」を加えるだけなんだけど、現在のBlack Label Societyのツアーで「Bridge To Cross」でふんだんに使ってるんだよね。
俺は「WAMPLER Faux Tape Echo V2」を使えるだけの曲は演らんなってのと、どうにもデジタル・ペダルを入れる事には抵抗がある(笑)
まぁ「MXR M68 Uni-Vibe」をまだ使ってたなら、また追加したかも知れないけど(笑)
っで「ZW-44、Zakk本人はBerzerker Overdriveなのに、なぜWylde Overdriveのままなの?」って思う人もいるとかいないとか(笑)
俺個人的な部分で、最初のZW-44 Wylde Overdriveも現行のBerzerkerも持ってるけど、Wylde Overdriveは一度ON/OFFがしっかり切り替わらないと言った不具合が出て、修理したんだけど、修理した最初は良かったけど、再度同じ症状になってしまったんで使わなくなった。
Berzerker Overdriveは一時期バッテリー駆動で使うも、内部の一部がショートしてしまったのか、バッテリー駆動では作動しなくなった。
パワー・サプライなら問題無く動くので、練習用に家のLEAD-12に常に繋いでる状態にしてる。
なんで、俺の中でやっぱZW-44 Wylde OverdriveでしかもCSP-016の限定ヴァージョンが一番頑丈で、まぁZW-44の中でも音も太いので愛用してるって言うか、一番信頼してるんだよね。
そんな理由です(笑)
っと言う訳で、
ちょっと話が脱線してしまったけど、
「MXR M269SE Carbon Copy Bright Analog Delay」
紹介でした。
ヤバいペダル買い過ぎやね(笑)
ここで一旦止めとかないと!!
今月末~来月あたりはペダル自粛します!
↑
本当かなぁ~
(MXRの限定ぐらい怪しい…)
では。