ペグの掃除 | 山アリ谷アリ平地ナシ

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京都のスタジオラグWebマガジンにて一部記事を転載中!

エレキギターに於いて、一番汚れる部分、一番くすむパーツってのは、やっぱ一番触れる部分だと言える。

弦、
フレット、
PUセレクターSW、
コントロール部、
エスカッションの止めネジ、

等々、弦交換の際に掃除する人が殆どだけど、錆等の為に綺麗にするのが無理で、新品のパーツやネジに交換する方が早いって事もあるね。

最近では長年使い込んだかの様な見た目にした、レリック仕様のギターも一般化してきたんで、ボディに打痕や塗装剥げ、傷やパーツのくすみや錆を敢えて「格好良い」とされてる部分もある。

ギターの見た目と相応かって部分でのルックス的な所で、それを「良い」とするかは、人それぞれのセンスだったりする訳だけど、逆に奇麗な木目で美しいギターだから、パーツはピカピカじゃないとって人もいるだろう。





さて、

そんな中、

自分のギターでパーツのくすみが気になってた部分がある。

それが、
201612241427001.jpg
ペグ。

やっぱ最も触れる部分の1つに入るパーツであり、ギターをスタンドに立てた際にも、ギターの一番トップに来る為、埃なり、照明なり、空気の温度なりが一番影響を受ける部分だと言える。

それに掃除しにくいパーツでもある(笑)



そんな訳で、12月も下旬、ギターの大掃除も兼ねて、ペグの掃除をする事にした。

ペグをギターから外して掃除。

先程の写真では分かり辛かったかも知れないが、
201612241539000.jpg
この写真の右側が俺のギターに付いてるペグ。

くすみが酷く、青錆が発生してるのが分かるだろう。

昔からブログを読んでくれてる人は知っての通り、俺のギターは2000年製のレギュラー・ラインのLes Paul Standardになる。

ペグがGroverペグだった時期も古くはあるが、それまでKlusonペグだったレギュラー・ラインのStandardはマイナーチェンジし、1998年にGroverペグを搭載したモノへとなる。

2002年に再度マイナーチェンジし、ペグはクルーソンへ戻り、50sや60sと言った、フィギュアード・メイプルを使ったものが、レギュラーラインとなり、50年代のネックの太い時期を再現した50s、60年代のネックの細い時期を再現した60sとラインナップ。



っで、基本的に搭載されたペグは写真真ん中のロトマテック・タイプのペグになる。

個人的な好みになるけど、俺はStandardのヘッドにロトマテックの形は合わないと思ってる(笑)

Les Paul Customの場合、ヘッドにもバインディングがある為にヘッドがStandardよりもデカく、高級感もある為、ロトマテックでもルックス的に合うが、Standard見たくヘッドがCustomよりスマートなヘッドにはロトマテックはゴツく見えて、俺的にミスマッチだったんで、同じGroverのクルーソン・タイプのペグに交換したって訳(笑)

やっぱStandardにはクルーソンの形がバッチリ合うからね!

一番左のペグも真ん中と同じロトマテックのペグだが、多分楽器店店員時代に店に余ってたのを頂いたんだったか? と思うが、引き出しから出てきたので写真を撮ってみた(笑)

真ん中との違いは色。
真ん中やクルーソン・タイプはクロームだが、左はニッケルになる。

色でもルックスは変わるよね。





っんで、俺はいつも弦交換の際にピカールとキムワイプを使い、金属パーツを磨く事をしているけど、ペグだけは錆が酷く綺麗にならなかった為に、ペグだけくすみが酷く、前々から気になってたから。

今回もピカールとキムワイプを使い、ついでにスポンジも使って綺麗に。

ペグをギターから外した事で、細かいとこまで届くし、ペグ本体とネジ式ブッシュ、ワッシャー、木ネジも綺麗に出来る。





っで、
201612241659000.jpg
綺麗になりました(笑)

新品みたいに綺麗にするのが目的って訳じゃなく、青錆やくすみをある程度取り、チューン・O・マチック、ストップ・テイルピースの程度に合わせるのが目的なんで、このぐらいで。

まぁピカピカにするなら、多分1日かけて磨きまくらないと駄目かと(笑)

それは面倒なんで(爆)





ほんで、

フレットやパーツも綺麗にし、ボディもタートルワックスを使い、掃除。

ペグを取り付け、弦を張り、

完了。

ペグ部はこうなりました。
201612251122000.jpg
中々に綺麗になったんじゃないだろうか?(笑)

ギターって不思議なもんで、時間を掛けた分だけ、本人にしか分からない部分、少しだったり、微妙な部分だったりだと思うけど、音が良くなった様に感じるんだよね。

ギターが元気になったと言うか(笑)

まぁ実際には何も変わってないと言うか、弦が新品になったから変わって当然と言うかね。

でも弦以外の部分で変わった様に思うのはギタリスト病かな(爆)










さてさて、

そう言えば!

っの、中間報告。

何の中間報告かと言うと、俺の愛用する弦のメーカーはJim Dunlopで、Jim Dunlopは以前から新品の状態で錆がある場合が多い。

なんで、弦をまとめ買いして、保管を冷蔵庫の中で行ってきた。

以前から冷蔵庫保管は良いとされてたから試してみたって訳。



これまでも数セット使って、買い足してをしてるけど、冷蔵庫保管を始めた当初に購入した弦を今回張ってみたが、錆は確認されず、かなり良い感じだ。

やはり冷蔵庫保管は良いのだろうね。

オススメです。










ってな訳で、

後に、

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Merry Χmas!