つい先日、15日に久々にスタジオに入ってきた。
盆休み、元々後半で入る予定で、最初の日とかはゆったり休日を満喫だったが、辛抱たまらんくなって個人練習で3時間(笑)
目的としては、
・音作りの見直し
・JC対策
・チタンブリッジに変えた事での音作り
等。
まぁ以前より言ってた事を。
いつもバンド練習では使ってるMarshall JCM-2000の再度音作りに関しては、いつもスタジオやライブハウスで使ってきたってのもあって、言う程時間はかからなかったかな。
やっぱチタンブリッジに変えた事でこれまでと同じセッティングだと、少しHighがキンキンし出してたからTREBLEとMIDDLEのセッティングと、メインサウンドでは常にONとなってるMXR ZW-44のTONEとOUTPUTを少々イジって、ある程度「よし! こんなもんでOK!」って感じで、自分のイメージに近い感じには行けたかな(笑)
さて、個人練習メインは年末に地元のダチとセッションする為のJC対策。
JCと言っても、女子中学生じゃありませんよ(笑)
っと、寒いギャグは置いといて、日本が世界に誇るトランジスタ・アンプ、Roland JC-120。
所謂「JC」や「ジャズコ」、「ジャズ子」と呼ばれてますな。
何故かHR/HM系ギタリストにはジャズ子ならぬ、ジャイ子並に嫌われてるJCだったりするけど、その理由としてはアンプ単体での歪みがHR/HMでは使い物にならない。
Distortionと言うツマミはあるものの、回してみると「ブチブチ」とダサいFuzz見たいな音だったりする(笑)
JCの代名詞はクリアなトーンにある。 そして、内蔵されてるコーラス。
世にあるコーラス・エフェクターの大元はJCのコーラスと言っても良い。
そして、JCはどのスタジオ、どのライブハウスにも大抵は必ず置いてある。
故に「JCを自分好みの歪みにどうにかしてやろう」と色々と試行錯誤をするもので、JCがギタリストを育ててると言っても過言では無いね(笑) だからJCを巧く使えないギタリストはまだまだと言える。
JCを使った事が無いギタリストの方が珍しいだろう。
HR/HM系のギタリストで、良くいるのが「JCはクソ」だとか「全く使えねぇわ!」と言ってしまってるヤツ。
だったら、自分でアンプを用意しな!って話(爆)
自分でアンプを用意もしてないで、借してもらって使ってる分際でJCをクソ呼ばわりとは、全く持ってクソギタリストですわ。
JCは素晴らしいアンプなんですよ。 クリアだからこそ歪みに関しては様々な料理のしがいがある。 プロでも好んで使ってる人がいる。
60W+60Wの120Wが織り成す音圧は、アマチュア、プロの現場問わずに、他のアンプに引けを取らない、ギタリストにとってはとても身近な戦力なんすわ。
どれだれギターが巧く弾けても、JCをクソ呼ばわりしたり、JCを使えない人は俺的にはレベルの低い連中にしか思えませぬ(笑)
本当、そう言う人はギターも音作りも人間性も程度の低い雑種でしかなく思える。
まぁ、JCをクソ呼ばわりや機材のせいにするのは高校卒業と同時か二十歳ぐらいで卒業しましょう。
二十歳過ぎてからギター始めた人でも、周りにスタジオやライブハウスが有無の問題もあるけど、2~3年、大目に見ても5年でしょうな。
っん? 優し過ぎる!?(爆)
さてさて、JC対策として今回用意したのは、先日手入したのを加えた、
「Marshall DRP-1」
「Marshall Guv'nor」
「MXR ZW-44 Berserker Overdrive」
この3つ。
これ等をそれぞれ順番に使って、JCの上で常にONと、プリアンプとしての使い方をした。
この3つを1つずつ、少しハードに歪ませた時と軽く歪ませた時と、それに加え自分の足元にある「ZW-44 Wylde Overdrive」をONにした時ってのを比べた。
地元のダチ用にも、後から自分でチェック用にもiPodで動画を撮りながら(笑)
今回は分かりやすくってのもあって、チャンネルリンクは使わなかった。 これは次回また個人練習に入った時に年末のセッションへの最終音作りチェックとしてやる予定。
DRP-1は今回初めてJCに使った訳だが、部屋でヘッドフォンを使ったり、MTRへダイレクトに入れた場合とは全く音は変わる。
Pre-Amp OutからJCへなんで、当然パワーアンプやスピーカーのシミュレーションは全く無いので、Line Levelはスルーされるので、Pre-Amp VolumeとMaster Volumeで歪み、音量調整となり、よりアンプに近くなるから、その違いはかなり出てる。
Boost Modeだと、結構ドンシャリ系で、シャリが強い感じもしたね。 スカスカ感が出てしまうのは仕方ないのかなって感じた。
でも、Normal Modeはとてもクリアで、俺みたいに足元のOverdriveで歪みを足すやり方なら、Normal ModeでPre-Amp Volume、所謂Gainをフル近く上げて使う方が良い様に思ったね。
DRP-1ではJCのEQをオール5にしてやった。
Guv'norは安心の音やね。
少々ON/OFFが調子悪くて、「あれ?今日はGuv'nor使えねぇかも!?」って思ったけど、大丈夫だった。
勿論、持参したのはMade in England。 Guv'norはGuv'norの方をオール5にJCのEQをイジってやった。
DRP-1よりもドンシャリにはならないけど、歪みは少ないかな。 もっとドンと全体に来てくれる感じがあるね。 Gainを上げ過ぎるとピーピーとハウり出すので、歪みはそこそこにで使う感じで。
悪くなかった。 でも可もなく不可もなく的な感じもあって、次回また使って試行錯誤して見ようかと思ったけどね。
次回までには、調子悪いバッテリー部、多分配線かな? 中身開けて修理しておかなきゃな。
MXR ZW-44 Berserker Overdriveは、足元のMXR ZW-44 Wylde Overdriveを踏むとまさかのZW-44の2重掛けと言う荒技? な訳ですわ(笑)
まぁ、プリアンプとして使ったZW-44の方はToneも4辺りでGainもそんなに上げずで使った。 しかしまぁ、2重に掛けた所でセッティングの違いはあっても同じものなんで、足元のZW-44をONにしても、まぁ音の根本は変化無しと、ちょっと面白かった(笑)
各プリアンプ、3つでハードに歪ませたのとソフトに歪ませたものに、途中から足元でZW-44を踏んでみるっと、1プリアンプにつき2パターンで、動画は6つ撮った。
JCに付いてる「BRI」スイッチ、これを押すと、少々トレブリーな音になる分、プリアンプに使うものが少々モッサリしてるものであればONにするべきだと思ったけど、今回DRP-1ではONにしてたけど、ちょっとトレブリー過ぎて、途中でOFFにしたね(笑)
今回の3つではOFFにするべきだったな。 DRP-1はBRIスイッチOFFで撮り直して、ONとの聴き比べをしたい感じやね。
今回のJC対策としては、最終的にDRP-1のNormal ModeのPre-Amp Volumeをフル10にして、JC側のEQもフラットでは無く、少しイジった音で、取り敢えずは納得。
セッティングは以下。
【Marshall DRP-1】
・Normall Mode
・Pre-Amp Volume-10
・Master Volume-4
・Bass-10
・Middle-6
・Trebble-8
【Roland JC-120】
・2ch側 Highにプラグイン
・BRIスイッチはOFF
・VOLUME-2.2
・TREBLE-5.2
・MIDDLE-3.2
・BASS-7
・DISTORTION-OFF
・CHORUS/VIB-OFF
取り敢えずこんな感じ。
チャンネルリンクをしたり、DISTORTIONを「カチッ」って言わせたとこで止める事で音圧を上げる事は勿論、知ってるけど、今回は基本的な部分を作って、次回そう言った事を加えてJCの音作りをしようかと思ってます。
なんで、このBlogを読まれた方で「JCのセッティングはこうすると、もっとこうなるぜ!」的な事を思った方は是非、コメントで御教授下さいな。
勿論、俺自身が既に知っていて、今回敢えてやらなかった事もありますので、御教授下さったコメントに既に知っているのもあるでしょうが、「もう知ってるわ!」なんて事は言いませんので(笑)
さて、使用したギターはいつものBlack Steel、
ペダルボードもいつものコレ。
足元のZW-44は使うプリアンプによって、キンキンし過ぎていればTONEを4に、そうでなければいつもの位置6にした。 まぁ可変幅は4~6で変えた。
後、気になるだろう足元にある足台だけど、俺はZakk Wylde見たくソロの時に左太股にギターを立てて弾くんだよね。ワウとか踏みながらだと、そのまま踏んでる左太股に立てるけど、それ以外は左足を足台に乗せて、左太股にギターを立ててソロを弾くので、足台はモニター代わりに的に常に置いてたりする。 足台はクラシック・ギター用として売られてるもの。
本当はモニターやツアーケースがあれば見た目も格好良いんだけどね(笑)
残念ながら音源や動画をBlogで見せれないのが悔やまれる所だけど。
さて、Marshall JCM-2000の音作りをした訳ですが、JCM-2000が生産終了って事で、スタジオにはMarshall JVMが配備されてた。
スタジオ入ってJVMだったので、外のJCM-2000を借りて持ってきた訳だが(笑)、3時間中の最後30分ぐらいJVMを使ってみた。
初めて使うんで、ちょっと使い方に戸惑ったわ。
後で調べた所、JVM-210Hってのだった。 いつものMarshallでやる音作りで使ってみると、やたらピーピーとハウって、スタジオの店長も先日自分のLIVEにて、ハコのJCM-2000が故障でJVM-210Hに変わって、JCM-2000のつもりで行ったのに初めて使うし、かなりピーピー鳴って巧く行かなかったらしい。
歪みの度合いも各チャンネルのGainとMasterで作っていく感じなのかな? Masterも1と2とあったり、 色々と切り替えスイッチがあって、30分じゃ全て使ってみての把握は出来なかったわ。
店長が言うには、慣れたらチャンネル切り替えのフットスイッチを使って、各チャンネルや各モードの切り替えの組み合わせをプリセット出来るから、エフェクターいらずで使い勝手は良いらしい。
後でネットで見たら、最大128通りのプリセットが可能らしい。
う~、俺的に何か認められない感が出てくるなぁ… サイズも今までのJCMよりも少し大きいんよね。
俺、シンプルな方が好きだし、念頭にあるのは常にJCM-800の音なんよね。 だから、アンプにチャンネル切り替えすらいらないし、JCM-900にしろ、JCM-2000にしろ使うチャンネルは1つだし、出る音、出してる音は1つって感覚で、クリーンはギターのVolumeを絞って、ピッキング弱めたりして弾くし、基本手元でコントロールするからね。
ギターは自分の手元でスイッチやVolumeとToneをコントロール出来てこそだと思ってる部分はあるね。
しかしながら、今後スタジオ、ハコでもJVMになってくるんやろうかなぁ…、今メインバンド無いけど、自分のヘッドをは買うのを視野に入れるべきやろうか?っとも考えてしまうわ。
さてさて、アニソンバンドや去年末のサポートでは別のスタジオを使ってまして、今回久々なスタジオで、店長とも久々に合いまして、店長の知り合いで現在やってるバンドでベース担当の人も置いていたベースを取りに来たりで、話が盛り上がり過ぎて、15時から18時でスタジオ入って、18時過ぎには精算もしたのに、スタジオを出たのが22時前で帰宅したのが22時半と言う(爆)
いや~、音楽、楽器好きってのと、人間的にも好きな人やと、やっぱ盛り上がってしまうんよね。
しかしながら、スタジオ行くまでに暑過ぎて、汗が凄かったわ。 体力も奪われたし(笑)
次回はちょっと涼しくなってからスタジオに入ろうかと。
それまでにJCに関しての使い方、試してみたい方法を挙げてメモっておこうかと思う。
っんで、今回ちょっと失敗だったのが、iPodでの動画撮りの撮り慣れ無さ(笑)
iPodがJCのスピーカーコアの中心に近過ぎて、高域過ぎたんよね。 最初に試し撮りして削除しようと思ってた動画の方がJCとの距離が程良くあって、音が良く撮れてた。
後は、iPodをしっかり固定出来るホルダーを用意すべきだったと反省。
っつーか、動画の撮り慣れってのもおかしな話なんだけどね(笑) スタジオには音作りで行ってるから。
そんな訳で、また次回スタジオ入りした時はレポを書きます。
いや~、やっぱり音作りってのは楽しいよね。 いつも2時間で行く個人練習を今回3時間と、最初は「3時間は長過ぎかも知れん」とも思ったけど、結果的に3時間はあっと言う間だったし、スタジオでやりたい事を余裕持って出来たのがあって、3時間は良かった。
2時間だと足りなかったね(笑)
次回も3時間やね!