
クリックするとほぼ原寸大
上空をパスする2機のT-1Aと真っ青な空に白い雲、エプロンには垂直尾翼に
未だ部隊マークさえ描かれていないナチュラルメタル地のT-1A
遠景の山並みも清々しい、実に昭和30年代チックなボックスアートであります!
メーカーロゴの隣には日の丸が誇らしくレイアウトされております。
さらに続いて自衛隊機、富士重工、富士、T1Aと続きます。
知らない人が見たらこの飛行機の名前は富士なんだと思っちゃいます。
時代が時代ならばここは中島T-1Aって事になりましょうか…
T-1Aの愛称は初鷹なんですが命名されたのは昭和39年なので、
ボックスデザイン担当者も知らなかったのかもしれません(-_-)
ってな訳でおそらく初見の方も多いのではないかと思われる箱絵であります。
斯く言う私もキットの存在は知っていましたが、
現物入手するまでは見たことありませんでした。

平野克己著20世紀飛行機プラモデル大全に紹介されておりまする。
氏の解説によると、
ニットウのフルオリジナルキットであり、また当時唯一のモデルとして注目されたキット。アウトラインは実機の特徴をよく捉えている。エルロンとキャノピーが可動する。主脚は固定式だが、なぜか胴体側脚カバーが開閉する。多少甘いがパネルラインは筋彫り。
とあります。
果たしてその中身とは…
次回箱中拝見に続く