
で、タミヤオリジナルのM48が1981年にMM№120で登場する訳であります。
もうこの頃では車体下部も一発抜きになっております。

モーターライズを考慮した設計になっておりますが、モーターライズ化されることはありませんでした。
そして、今度はこのキットをコ○ーした某アカデミーのキットが登場する訳であります。
(アカデミーは確信犯的にH、F、Bその他のメーカーのものをコ○ーしておりますが…)

アカデミーは、コ○ーながらも、凸モールドを凹モールドに変更したり、型式をびみょーに変えたりしてオリジナル度を加味しておりましたが、如何せん部品構成等はコ○ー
であることを隠す事ができないものでありました。
このM48もサブタイプをA5/Kとしております。
部品も転輪のゴム部分が軟質樹脂の別部品になっております。
(この部分は塗装する人にとっては、ありがた迷惑以外の何者でもないのですが…)
ただ車体前部の鋳造部分のモールドは…


下画像のタミヤのものよりもいい感じになっております。(先端の形状も違ってます)
最近では自社開発の素晴らしいキットも開発しており、中々侮れない存在になっておりますが、真の一流メーカーと呼ばれるためには過去のコ○ーキットをカタログから一掃する事が必要でありましょう。
今回のモノグラムM48からの一連の記事は…
オリジナルのM48を世に送り出すことにより過去のM48と決別したタミヤでありましたが
今度は自社のM48がアカデミーによりコ○ーされるという逆の立場になったのであります。
…というお話でありました。
おわり