いやいや、前回のベッカーズリポートは、どうでしょうか?
新資料を沢山見ながら、わかる範囲内で適当に構成して見ましたが資料によって(資料の作者によって)ばらつきが多いので、苦労してます(笑)。
更には、たまたま知り合いからもらった洋書のプラモ雑誌を見てたら正にベッカー少佐特集(笑)。
でもおフランス語は全くわかりません。
しかも、どうもわかる範囲内で強引かつ妄想で訳してみると…
どうやら第200突撃砲大隊の各中隊長を始め幹部の名前が載ってるみたいで、口惜しいです。
誰か訳して教えて(笑)。
わかる範囲内での発見
その1
33B重歩兵砲搭載2号戦車車台自走砲(俗に言うバイソン)とロレールシュレッパー改装15cm重榴弾砲搭載自走砲との比較報告書?。
DAK(ドイツアフリカ軍団)にバイソンが配備されましたがアンダーパワー+オーバーヒート気味で困ってたみたいで、ロレールシュレッパーが早くくれみたいな報告書があり期待されてたみたいです?。
実際はフランス製車両なんで苦労したみたいですが旧式なれど重榴弾砲は破壊力があって運動性もあるので活躍したみたいです。
ロレールシュレッパーは重歩兵砲搭載自走砲扱いだったみたいです。
注その1 搭載されてた13年式重榴弾砲が旧式で射程が短い為か?。
その2
ホチキス改装自走砲&FCM改装自走砲
基本的なデザインやモックアップはアルケット社(ベルリン)でやって製造はパリのベッカー生産本部で現物合わせで改装したみたいです。
ベッカーはアルケット社との折衝や調整に必要ならば自分で作業しました。
その3
パリにある組織
パリには、当方がわかる範囲内だと西方自動車センターに兵器局パリ支局に軍需省のベッカー生産本部(資料によってはパリ支局がベッカー生産本部となってる場合もあり?)と3つの組織があり、西方自動車センターは主にトラックや乗用車の調達に分配に各種車両の整備マニュアルにパーツリストの翻訳に各種パーツのストックと大変な作業をしていて、兵器局パリ支局はベッカーが手を付けてないフランス車両の改装やなんかをやってたみたいです?(B1やルノーR35にルノーUE)。
注その2 ルノーB1の改装はドイツに持ってってから改装したみたいです?。
その3
ベッカーの移動についてはベッカー生産本部の仕事(フランス製車両のドイツ国防軍に適用可能な改装工事)をやりながら第200突撃砲大隊の編成をしてたんぢゃないかと妄想。
ついでに第931旅団(増強西方快速旅団)の編成にも手を貸す?。
その4
やっぱり装甲版の割り当ては減らされたのか?。
ホチキスH38は比較的在庫があるので、75mm砲と105mm軽榴弾砲搭載自走砲が合計最低100台以上が生産されましたが、車両がもっと確保されればもっと生産出来たと思いますが…。
多分、装甲版の割り当てが減らされたので断念したか改造前に車両自体が他の部隊に持ってかれたのかと妄想。
注その3 大西洋防壁に資材が当然優先された為だと思います。
以上は現在更に調査中です。