
スーパー冷却銀次郎なる商品の概要はサンアイのホームページ似て沢山書いてあるんで、まずここには当方が経験した事を書いてみます。
その1 パワーFCのコマンダーに表示される水温とスーパー冷却銀次郎のキットに含まれるアッパーホースに着けるエア抜きアダプターに装着可能な水温センサーからの水温の差について…
いきなりレアフォークマニアっクですが、これは☝サーモスタットの前にセンサーがあるか後にあるかなんで、FDのパワーFC
の水温とアダプターの水温が違ってるのは当たり前なんですよ。
この温度差の違いはパターンを覚えておくと、サーモスタットの開閉がわかったり、水漏れなどの異常もわかります。
後はアダプターの水温センサーの配線はちゃんと弛み等を計算して着けないと配線が切れる等のつまらないトラブルもありますからアッパーホースブッタ切りの車外水温計センサー配置は当方は一切否定しています。理想はFCみたいに純正ECUのセンサーのお隣に着けるのが理想的ですが、金額的にも手間的にもE/GなりウォーポンをO/Hでもしない限りやりたくないですね(笑)。

当方のFCに関しましてはFC前期のサーモスタットカバーを加工して水温センサーと泡の通り道を確保してます。
ただしサーモスタットカバーの取り付け剛性がネジが一本減らさないといけないのと微妙にズレがあるのでなんとも言えないですね。
その2 スーパー冷却銀次郎の弱点(FD)
ハッキリ言って水漏れに関しては当方は泣かされましたが、徹底した対策により克服しました。
最大の弱点はアッパーホースブッタ切り+中間のアダプターが全てと言ってもいいです。
FDの高い水温のせいでアルミ製のアダプターが腐食等のせいで長期間使用してると水漏れがします。
悪い事に当方は純正エアクリ派だったので、常々E/Gルームの点検をし特にリザーブタンク量+匂いには気お使いました。
特に当方個人的なFD分類の極初期型から初期型中期型は黄色い枠の蓋の台座がプラスチックの場合は即対策品に交換して後は、1.3K等のラジエターキャップもFDもFCも使用しないほうがいいですね。
その3 対策と傾向
実はサンアイも水漏れに関しては根本的に対策があり、銀次郎専用ラジエターなる製品があります。
こいつは、ラジエターのアッパーホースの口の奥にエア抜き口があり上記のトラブルは解消されると思いますが水温センサーだけの為にアッパーホースブッタ切りアダプター使用してる人は意味無いですね(笑)。
その3 実際の効果
当方はFDにて筑波1000及び日光等のサーキットを純正ラジエターで、パワーFC使用のブーストアップにて走行してましたが、15分枠なら結構走れます。
仮に105°Cになったら一周クーリングしたらほぼ90°C位に下がりもう一周したらアタックとゆうペースにて走りました。
当方は当時10年前ですがネオバにて筑波1000を41.5秒が出ました。
ミニサーキットなら結構走れますので、水漏れにだけ日頃のチェックを怠らなければ楽しめるパーツだと思いました。
その4 その他。
当方のFDの作業は当時16号のサンアイの時に居た井○氏+○井氏(若い方(笑))が担当しましたが両氏共に今は在籍してないですね(笑)。
スーパー冷却銀次郎は効く効かない以前にノーマルのレイアウトが純正より大幅に変わってる場合は全くわかりませんが、当方は当時は前期型純正バンパー開口部大型化加工+E/Gの中はほとんど純正レイアウトでサーキット走ってましたから、満足できるパーツでありました。
最後は後期バンパー+Doエンジニアリングのエアインテーク+Rマジックオイルクーラー導風版を使用し3層トリプルターンラジエターになりましたが、E/GをO/Hした為に330馬力使用でしたが問題なく走れる事が確認出来ました。
FCに関しては……電動ファンぢゃなくカップリングファンだから常に水温安定してるし真夏でもエアコン冷え冷えで、乗った人みんな驚きます(笑)。
当方も初代FCがエアコン効かなかったんで嬉しいです(笑)。
後は、FDでの苦い教訓から水漏れ対策は徹底的にしましたんで一回も水漏れはありません。
ついでにアッパーホースブッタ切りも純正スプリング式ホースバンド+ドライドン+液ガスの攻守共にほぼパーペキの空中要塞ねっ♥てのが有効ですが油断出来ません。
ホースは純正新品使用が絶対ですね。
最後にFDの冷却方法は色々ありますが、冷却銀次郎ほど低コストで効きますが解りにくい理解しにくいパーツは無いと思います。
追記。
なんか最近、このネタ人気あるみたいですが忘れてました。
FCもFDもヒーターホースのぶった切りアダプターも弱点で、銀二郎タンク装着時ないし定期的に全部の冷却水ホースを交換しないと…濡れ濡れに、なっちゃうよ(笑)。
更に追記。
この動画、分かりやすい。
簡単に言えば、銀二郎は水を動き易くしてるって事よ。
FDは泡のせいで水の動きが悪いの。
更には最後の落ちは、E/gに入れた水は混ざらないの…。
実験で、E/g側に緑の冷却水を入れてラジエーター側にトヨタ系の赤い冷却水を入れて、暫く乗ってみたって実験した人から聞いた話だけど、山手線みたいにぐるぐる水が循環するから色が混ざらず、E/g側のドレンとラジエーター側のドレンから水抜いたら、緑と赤の冷却水が出てきたって(笑)。
本当に暇人だなぁ…(笑)。