やりました。
遂に砲兵予備役少佐アルフレードベッカーの活躍を完全解明しました。
やっぱりとゆうか現役の上司が最大の支持者だったんですね。
そいつは…
E.フォイヒティンガー砲兵中将(最終階級)って4歳年上の兄貴(職場の)が居たって事ですよ。
しかもコイツは穀潰しって最悪な人物です。
ベッカーの活躍は全てコイツの署名が入ったベッカーの報告書が注目されたんですね。
時系列的には
1939.8/26に第227砲兵連隊第3大隊隊長に任命される(ベッカーの第12中隊も当然ここに入ります)。
1941.8/1大佐に任命される(多分227連隊長に任命されてはず)
バルバロッサ時は北方軍集団にて活躍する。
当然ベッカーのイギリス製の改装自走砲の価値を最初から理解してベッカーの自走砲の費用を調達、そいつに自分の署名を入れた報告書を兵器局なり親玉に売り込み、その結果ヒトラー総統の目に入る。
しかもフォイヒティンガー自体は将来を期待された人物だったから上からの受けも良かったと想像します。
しかも悪いことに1943にはアフリカで全滅した第21装甲師団長に任命され少将になります。
つまりは、ベッカーの親玉も一緒にフランスに異動したって事ですよ。
しかもフォイヒティンガーは師団指揮を放置プレーしてパリに愛人と入り浸りと、ヤル気無しの穀潰しとなります。
ベッカーは多分やりたい放題だったみたいですがフォイヒティンガー自体ベッカー生産本部に良く顔出してたそうです。
(カネせびってたのか?)
しかもノルマンディ上陸作戦初日もパリに居た疑惑にパリに籠城して指揮放棄って噂もあります。
参りましたね。
ベッカーの第200突撃砲大隊は第21装甲師団に配備されてますから、親分の命令には背けないですねぇ~。
しかもフォイヒティンガー自体ベッカーの捕獲車両改装の自走砲の価値を認められて昇進したみたいで師団長任命もオマケだったみたいです?。
フォイヒティンガーは戦後も悪評高い人物だった為か記録はボロクソです。
しかもクレフェルトに在住って記録もありましたからベッカーのお世話にもなってたんですかね?。
後はフォイヒティンガーは数々の悪行三昧が祟って軍法会議で二等兵に降格されたみたいですよ。
ベッカーも連座した可能性もありますが不明です。
だからノルマンディ以降はベッカーの記録が曖昧なのも納得。
参りました。
長年ベッカーの謎を追ってみましたが、全てフォイヒティンガーって人物が全て関わってるってわかってスッキリしました。
最後にノルマンディでベッカーが活躍した謎も大体わかりました。
グットウッド作戦ではLAH戦車連隊つまりは、パイパー大佐のパンター戦車隊を火力支援したみたいです?。
これなら自走砲得意任務ですよね♪。
終わりに…
今まで、この不親切なレアフォークマニアックなネタを延々見ていただき誠にありがとうございます。
最近は最低限の資料+ネット+スマホだけで、ベッカー見たいな怪しい人物の活躍を解明出来るとは時代が変わったなと思いました。
断片的な記録に多数の素敵な登場人物が次々出て来るので繋げるのは大変でしたが、最後は全てドンピシャッだったんで良かったです。
戦後のベッカーの記録だけは全く無いのは残念でしたが、多分その筋で活躍しているのは間違いと思います(笑)。