2024.07.11 あまや座にて
劇場公開日:2024年4月20日


ヤクザ映画ではあるのですが、
見終ってなんだろう?フランス映画ぽいというか
そんな雰囲気が残る映画でることは間違いなくて、珍しい作品風だなと思った。

一つは顔のアップが印象的、昔のドロンの「サムライ」などスターがいてフィルム・ノワールだけど、スターがあって作品がある。「辰巳」はスター映画では無く、全員オーデションであるけれで俳優を大事にする、その表情を映しだすスタイルがあのころのフランス映画を思いだすのかなと思った。


後は、ラストがそうであるように情緒的感性が根底にあるのだろうと思う。

説得力はないけど、フランス映画風にヤクザ映画を見せてしまうという事も含め
『辰巳』は素晴らしい作品で、この映画が撮れるなんて小路紘史監督は凄いなと思う。今38歳かな?凄いです。

映画の感想になってなくて、小路監督よいっしょ!みたいな文章になってしまいましたが(笑)

それが、『辰巳』の感想です^^)


映画の概要を、映画.comより
https://eiga.com/movie/91997/

2016年公開の長編デビュー作「ケンとカズ」で注目を集めた小路紘史監督が自主制作で完成させた長編第2作で、希望を捨てた男と家族を失った少女の復讐の旅路を描いたジャパニーズノワール。

予告編

 


ps
 

書き忘れるところでしたが、なんと、『蒲団』の斉藤陽一郎さんが「あまや座」に『辰巳』を見に来ていて一緒に鑑賞後、私は斉藤さんの大ファンなのでその後拉致して、一緒にそばを食べて雑談させて頂きました^^)(大林監督も食べた蕎麦屋さんの前で記念撮影)