2024.04.25 あまや座にて
(劇場公開日 2023年2月16日)



監督の舞台挨拶付きで鑑賞しました。

白鳥さんは、全盲であるが、健勝者と同じくいろいろな事を
どれだけできるかチャレンジしている、

その生き方が、この映画を見ていて、彼の、この映画の魅力になっている。


映画を見る前に、目が見れないのにアートを見にいくってなに?と
思ったが、

映画が進むにつれて、一緒に絵を見る方の言葉を聞き、その作品を
理解することが、白鳥さんの絵を楽しむということなのだと解る。



また映画のなかで、白鳥さんは歩くとき、カメラを片手にもっていて、
なぜと?とおもったっが

それは、映画の中で説明してくれて
シャッターを押すまでが、私のカメラ撮影なのでと言う様に
あらゆるものに、自分なりの楽しみ方を考え実施していることが
素晴らしいと思えた。


それは、ラストに「白鳥さんにとって、幸せって何ですか?」という
監督からの問いの回答にも表れているように思う。

ps
映画の中で、白鳥さん側の立場に立って画面が急に暗くなるシーンが
あるが、急に目が見えなくなった様な気がして怖かったですね。


映画の概要を、映画.comより
https://eiga.com/movie/98722/

ノンフィクション書籍「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」を原案に、全盲の美術鑑賞者・白鳥建二さんと友人たちのアート作品をめぐる旅と日常を追ったドキュメンタリー。


予告編