【あまや座 舞台挨拶開催決定】
🔷10月13日(日)
『蒲団』
16:55〜19:10(上映後舞台挨拶)
登壇予定: 斉藤陽一郎さん、監督・山嵜晋平さん、脚本・中野太さん
🔷10月14日(月・祝)
『蒲団』
10:05〜12:20(上映後舞台挨拶)
登壇予定: 斉藤陽一郎さん、監督・山嵜晋平さん、三島有紀子さん

※両日とも舞台挨拶後、サイン会も開催
・舞台挨拶の詳細は下記のHPをご覧ください。
https://amaya-za.com/2024/09/27/post-7990/

 

 

 

 

 

 

斉藤陽一郎さんのファンで、その斉藤さんが主演の映画が完成して大変嬉しいです。


「Helpless」あたりからか、斉藤さんが気になり、
斉藤さんがでる作品を見ると「お!斉藤さんだ」と思い、エンデングで斉藤さんの名前を確認するのが、ずっと、映画を観るときの楽しみになっています^^)


映画では出だし、ビールを瓶でラッパ飲みするシーンがあるのですが、
この無頼感が、斉藤さんの雰囲気に合っていて、出だしからこの映画に捕まれました^^)


それに撮影の旨さか、映画の合間に、主人公たちがビルの屋上から見る、都会の空が美しいのです。
その空を見ていると、ふと現実から解放された気がして幸せになりました。

また、夕方の暗い作業場でパソコンを叩く主人公を映すシーンが旨く、
パソコンからの淡い光で彼の顔が照らし出されるシーンが素敵なのです。


作品は、田山花袋の私小説「蒲団」が原作になっており、
原作では、作家が会う少女は凄い美人であるが、

映画では、人目惚れするほどでもないが、少女が弟子入りしてからの
二人の出来事を通して、彼が徐々に彼女に情がわいて、依存していく様子が
旨く描き出されているので、

彼が、彼女にすがりつくシーンもあり、ここまで卑屈にならなくてもと思う反面、
自分も年老いて、こんな若い彼女が脇にいたら、
土下座して捨てないでくださいとお願いすかもしれないと思い、その哀れが判る気がしてきます。

山嵜晋平監督は、「テイクオーバーゾーン」が大好きで、この映画を観たときは、その年のベスト1だなと
思ったほど。またこの様な素晴らしい作品を作って頂き感謝です、それも斉藤さんが主演なんて^^)。

ぜひ、皆さんにも観て頂きたい作品でした。


ps

・彼の作業場のビルの屋上を見たとき、すぐデジャブみたいに、昔見た「ダブルベッド」のマンションの屋上シーンを思い出してしまい。自分ながら不思議ですが、この作品の斉藤さんの雰囲気からかな?

・映画の中で、彼女が新潟から来たというのを聞いて、新潟生まれの脚本家:中野さんの実体験がどこかに挿入されているのかなと、思いながら見ていました。



🔷公式ページ

 

 


2024年製作/95分/R15+/日本
配給:BBB
劇場公開日:2024年5月11日

公開劇場について

 



予告編