2024.02.27 あまや座にて
劇場公開日:1985年2月9日(日本初公開)



今回は「瞳をとじて」の公開記念として
上映される「ミツバチのささやき」と「エル・スール」のうち
「ミツバチのささやき」を鑑賞

昔みたよねと家内と話していて、でも見たかも?という感じ。
もう一度みるかということになり鑑賞。

映画館に行きながら、小さい子が出た映画の話になって

「シベールの日曜日」があったね。
あれは、いいわー。
あと「禁じられた遊び」。あったね。
「小さな約束」や「汚れなき悪戯」もあった。
「汚れなき悪戯」は、見たのも古いけど、画面が暗かったというか
フイルムが古かったのかな?とか、盛り上がりました。

「ミツバチのささやき」をみましたが、これは過去に見てないかもしれない?と思い。

映画は、なんといっても主人公の女の子の「アナ」が可愛いし



それに、一番印象深かったのが、
畑の中の一軒屋の納屋を見つけて、二人で駆けていくシーンがあって。
遠い納屋を映したカメラは固定で、走っていく二人の少女の
姿がだんだんと小さくなっていく(3カットぐらいで)のですが、
斬新というか、心に残りました。



無音、無声といってもいいくらいの静かな作品ですが、
それでも、強く印象に残ります。
これが、監督デビュー1作目とはすばらしいですね。


PS
・劇中の親の名前は、アナの為に実際のアナの親の名前を使ったそうです。
・「瞳をとじて」には、大人になったアナが出演するとのことで楽しみです。
・「フランケンシュタイン」も小さな子がでる映画だった^^;
・小さな子がでる映画を、あとで考えたら。マイケル・ウィンターボトム監督を知った「日蔭のふたり」がありました。この映画を思い出すと幼い子のことを思い出します。




映画の概要を、映画.comより
https://eiga.com/movie/29321/

スペインの名匠ビクトル・エリセが1973年に発表した長編監督第1作。スペインの小さな村を舞台に、ひとりの少女の現実と空想の世界が交錯した体験を、主人公の少女を演じた子役アナ・トレントの名演と繊細なタッチで描き出した。

予告編