2023.10.30 東京国際映画祭にて
劇場公開日:(未定)

 



今回の映画祭で見た作品の中で、エンデングが終わってからの
拍手は何本かあったが、本編終わってのすぐの拍手は初めてでした。

いい映画です。
淡々とした映画ですが、もう一度頑張ってみるかという
思いが、伝わる素敵な(という表現が一番かな)映画でした。



話は、主人公がドラマ脚本家で売れずに、
弔文を書くことをなり合いにしているのですが

弔文を書くにも、その亡くなる人(またはガンなどで死ぬ予定の)の人生を
(脚本の主人公の人となりを考える様に、構築するように、
周りの友達から話を聞いて
その人の人生を理解し、弔文を書くので、仕事の評価もいいのです)

 



関係者の確認・聞き取りしていきます(主人公の性格ですね)

この亡くなる方の話を聞く過程で、物語が生まれます。

 



その集大成がこの作品の骨格ですが、

それだけではなく、主人公が複雑なヤツで^^;
彼のの再生、の物語でもあり、ラストは拍手せずのはいられません。


写真:©Beijing Benchmark Pictures Co.,Ltd

・作品解説

東京国際映画祭 公式記事はこちら

https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3604WFC01


『オクスハイドⅡ』(09)の監督リュウ・ジャインが『鵞鳥湖の夜』(19)のフー・ゴーを主演に迎えた作品。弔文を書くことを仕事とする男の葛藤を描く。上海国際映画祭コンペティションで監督賞を受賞。


・作品情報

監督    リュウ・ジャイン [刘伽茵]
キャスト フー・ゴー ウー・レイ チー・シー

119分・カラー・北京語日本語・英語字幕・2023年・中国


<スケジュール/チケット>

TOHOシネマズ シャンテ スクリーン1 (車椅子スペースあり)
・11/01 [WED] 16:10- (本編119分) -


東京国際映画祭 チケット販売の記事はこちら
https://2023.tiff-jp.net/ja/ticket/