仙台城ガイドボランティア会のブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。m(_ _)m
さて、みなさんは健康にいいこと、何かしていますか?
昨今ではせっせとスポーツクラブに通う人も多く見掛けますが、なにもお金を掛けるばかりが能じゃない。大事なのは自分にあった健康法を見つけて、それを信じてコツコツとやり続けること。 (でも、これがなかなか出来なかったりする)
実は、我らが伊達政宗様もちゃーんと健康には気を遣っていたのです。(だから、70歳まで生きたんだね)今日は、その健康法をみなさんに紹介します。
「政宗公御名語集」という書物の中で政宗公は、日々における精神と肉体の鍛錬の必要性を「ただ居る事なし」と述べてるんです。(ボーっと過ごしてんじゃねーよ、ってことだね。)政宗様が続けていた健康法には次のようなものがあるそうです。
①朝夕の行水を欠かさない
②早起きの励行
③冬でも小袖二つの薄着で過ごす
④こたつは向こう側の布団をあけさせ手のみを暖める
⑤大茶碗にて何度も水を飲む
⑥日常は贅沢な食事を避ける
⑦お菓子などの間食は避ける
⑧竹割りなどの好きなことに熱中して鬱気(ストレス)を晴らす
⑨美しい自然や景観の場所を訪れて精神を和ませ心を癒す
⑩鷹狩りや乗馬、水泳などの運動
まあ、さすがに①とかは難しいでしょうけど、②はやる気次第ですよね。③や④は寒いからってぬくぬくしてんじゃないよ!ってことなのかな。⑤なんかは今はやりのデトックスだね。⑥、⑦は耳が痛いって人が多いのでは?⑧は⑩とはまた違ったルーティーンなのかな。⑨は意外と見過ごされがちですが、現代人は日々の仕事に忙殺されて、風流を愉しむという心の余裕が不足しておりますからなぁ。(>_<)
⑩は徳川家康も鷹狩りを好んでいたって言うし、運動継続=長寿の方程式なんでしょうかね。
ひょっとして、政宗様は分かっていたのかもしれません。
最後に勝利をつかむのは、「長生きすることだ」ということを。
若くして奥州の覇者となり、秀吉・家康との激動の時期を乗り切り、家康~家光までの徳川三代に遣えて将軍家から絶大な信用を得るまでに至った。これって、ある意味天下取り以上の「勝利」なのかも。
さあ、あなたも「政宗流健康法!」試してみませんか?