「大学生とつくる就活応援ゼミ ~ 1からわかる!地球温暖化」 という記事をネットで見つけました。

 

内容は就職活動をする3人の大学生に、NHKの土屋解説委員が時事ニュースを教えるというスタイルのものです。

 

土屋さんの解説は実にわかりやすく、テレビでお馴染みの池上彰さんに匹敵するのではと感じました。

 

そう言えば池上さんも元NHKの記者さんでしたね。

 

構成は2020年4月から6月にかけて作られた6回のシリーズになっています。

 

  第1回  パリ協定って何?

  第2回  パリ協定京都議定書、何が違うの?

  第3回  温暖化って本当?止められるの?

  第4回  世界各国の対策、進んでる?

  第5回  日本の対策、どうなってる?

  第6回  再生可能エネルギー、可能性は?

 

難しい内容を図解入りでわかりやすく解説しており、興味のある方はぜひネットを検索してみてください。

 

 

それにしてもトランプ大統領は、相変わらず気候変動に否定的な姿勢を変えていません。

 

深刻化するカリフォルニア州など西部各州の山火事についても森林管理の問題だとして、地球温暖化(灼熱化)が原因だとする多くの科学者たちの意見を退けています。

 

アメリカのパリ協定からの離脱が間もなく発効しますが、もしトランプ氏が選挙に勝てば離脱が固定化され、温暖化対策に関する合意形成は大変困難になってしまいます。

 

大切な地球の未来が、この人の選挙結果に左右されるなんて本当に困ったものです。

 

          SD爺さん

前々回のブログで紹介した「ゴミ清掃員の日常 未来編」というマンガ本に載っていた話です。

 

庶民の街と高級住宅街をくらべると、一戸当たりのゴミの量が大きく違うと言います。

 

予想に反して圧倒的に高級住宅街のほうが少ないそうです。

 

時には、全然傷んでいない高級メロンがギフト包みのまま捨てられていたりすることもあるそうですが、概してお金持ちのエリアのゴミは少なく、清掃員であるこのマンガ本の著者は不思議に思ったと書いています。

 

 

ゴミ清掃員になるまでのイメージは、お金持ちは高級品を大量に買ってあまり使いもせず、すぐに捨てるものだという風にとらえていました。

 

でも実態はゴミが少ない、なぜだろうと彼は考えました。

 

これは自分の気にいった物は高くても買うが、自分の認めたもの以外には無駄遣いをしない人が多いのではないか、そして気に入ったものを長く使う(一生ものを選ぶ)のではと推測したそうです。

 

いっぽう庶民のゴミには百円ショップで売ってそうなオモチャや、使い捨てのようなプラ容器が多く目立つと言います。

 

安いものを思いつきで買ってはすぐ捨てる。あるいはすぐ壊れて使いものにならない。

 

結果としてゴミが多くなるのがその原因ではないかと著者は語っています。

 

また高級住宅街のゴミには、テニスボールや健康グッズ、高級化粧品などが目立ち、一方庶民のゴミとしてはジャンクフードの空袋、栄養ドリンク瓶、たばこの吸い殻、発泡酒の空き缶など健康に良くないもののゴミが多いと、漫画に描かれています。

 

 

もちろんこれらの対比はすべてのお金持ちにも、あるいは庶民にも当てはまるというわけではありませんが、興味深い観察ですよね。

 

すぐ飽きがくるものや、壊れやすいものを次々と買っては捨てるのではなく、吟味をして買ったものを大事に使うことは、ゴミ削減にも貢献することがわかりました。

 

そういえば私もお気に入りの綿シャツをもう10年以上も着続けていますが、生地痛みもあまりありませんし飽きがきません。

 

買った時はちょっと高いと感じましたが、結局お得だったと思います。

 

物を捨てる時、それを買ったことが正解だったかどうか、このような観点からちょっと点検してみることが、次の賢い消費につながるのではと漫画から学びました。

 

         SD爺さん

 

 

 

 

 

 

 

 

異常気象の影響から世界中で災害が頻繫に起こり、その規模も大型化しています。

 

先日の台風10号も大変心配されましたが、幸い予想の強さまで至らずに被害もそれほど大きなものではありませんでした。

 

しかし太平洋の海水温は年々上昇し、今後甚大な被害をもたらす台風が増えることが確実視されています。

 

海の向こうアメリカのカリフォルニア州など西海岸では山火事が大規模に発生し、過去最悪の記録を上回ったと伝えられています。

 

主な原因は高温と雷によると言われ、カリフォルニア州だけで7600か所以上で山火事が発生しました。

 

これまでの焼失面積はオレゴン州やワシントン州を加えた3州合計で、四国4県とほぼ同じ約1万9千平方キロメートルに上り、25名の犠牲者が出ています。

 

この間ロスアンゼルス郡では過去最高の49.4℃まで上昇したそうです。

 

50℃近い気温ってどんな感じなんでしょうか。想像するだけでも恐ろしくなります。

 

 

昨年はアマゾンの大規模火災がありました。こちらは野焼きによる人災の要素が高かったと思います。

 

そして昨年から今年の二月にかけては、オーストラリアで日本の国土の約半分に当たる18万6000平方キロメートルが燃えました。

 

こちらの場合はハイカーなどの放火もありますが、乾燥と高温による自然発火が多いようです。

 

しかし考えてみると、乾燥も熱波も地球温暖化(灼熱化)が大きく関わっており、広い意味で人災と言えるのではないでしょうか。

 

むしろ人による直接的な着け火より、灼熱化がもたらす山火事のほうがより深刻だと思います。

 

山火事はCO2を大量に発生させるとともに、CO2を吸収してくれる森林を減らします。

 

結果として温室効果ガス(灼熱化促進ガス)をどんどん増やしていくのです。

 

 

頻発する山火事も、猛烈化する台風も、サンマが採れなくなっているのも、根本は同じと言えます。

 

地球灼熱化対策は本当に待ったなしだと思うのですが。

 

            SD爺さん

 

 

久しぶりにマンガ本を買ってきました。

 

本屋さんでお勧めコーナーにあった本で、タイトルにひかれパラパラと読んでみたところ、おもしろいんです。

 

続編もあわせて2冊を買って帰り、一気に読み終えました。

 

 

合わせて10万部以上が売れていて、多くのメディアで話題になっている本だと初めて知りました。

 

著者はお笑い芸人の滝沢秀一さん(マシンガンズ)で、奥さんの滝沢友紀さんがマンガを描いています。

 

売れない芸人時代に生活のためアルバイトとして始めたゴミ清掃員の目から、ゴミ問題をリアルに見つめておられます。

 

そして小さなお子さん二人を育てる経済的苦労など、ささやかな家庭の幸せを絡ませた笑いとペーソスのあるマンガ本です。

 

びっくりしたのは、初めて描いたとは思えないマンガ素人の友紀さんの画力で、プロの仕事と思った程です。

 

私たちの誤ったゴミの出し方などを、マンガの持つやさしいパワーで読み手に理解と納得をさせてくれます。

 

 

コロナ下で急増した家庭ごみへの対処など清掃員さんの苦労と、私たちが出来る協力なども描かれていて、しかも説教ぽく感じないのは著者の優れた力でしょうか。

 

多分ご本人は意識されていないでしょうが、全編にわたって根底に人間愛を感じます。

 

ゴミ問題や環境問題、そして労働問題まで考えさせてくれたお薦めのマンガ本です。

 

             SD爺さん

昨日の夕方、サークル活動を終えて公民館を出たところで、仲間のひとりが 「あ!捨てていった」 と叫びました。

 

何事かと聞くと、道の向かい側にある自販機からサービス車両が立ち去っていくところ。

 

そのあとに大きなペットボトルと空き缶が、道路の中央に残っていました。

 

落としていったのでは?という私の問いに、仲間は 「いや明らかに捨てたんだ。」 と言うのです。

 

近ずいて見ると、約2Lサイズのペットボトルと魚缶詰の空き缶です。

 

もちろん自販機で売られているものではありません。

 

おそらく回収ボックスの中身を持ち帰る際、より分けて捨てていったのでしょう。

 

それにしてもより分けたあと、道路に捨てていくとは。

 

二つを拾って自販機のところに行くと、他にも缶詰缶や他社製のペットボトルが10個ほど脇にありました。

 

もちろんそれらを回収ボックスに入れる方も方ですが、サービス車両のマナーの悪さにも、あきれるばかりです。

 

小さなこととして見過ごすには、あまりにも情けない光景でした。

 

              SD爺さん

まずはクイズです。

 

毎年、最も多くの人間を殺す生き物はなんでしょうか?

 

ライオン? ヒグマ? ワニ? サメ? 全部違います。

 

それではヒント‼  第3位は 蛇、 そして第2位は 人間 です。

 

思い浮かびましたか?

 

なんと正解の第1位は、です。

 

毎年、蚊に刺されて死ぬ人は世界中で80万人にも上るそうです。

 

特にハマダラカによってマラニアに感染して亡くなる人は、アフリカやアジア、中南米など世界中で絶えません。

 

マラリアは結核やエイズと並んで世界3大感染症と呼ばれています。

 

また数年前に代々木公園で蚊に刺された人がデング熱に感染して大騒ぎになったニュースも思い出します。

 

その原因の一つが地球温暖化(灼熱化)であり、世界を移動する旅行者の増加です。

 

新型コロナウイルスによって、今は旅行者が急減していますが、いずれ再び増加するでしょう。

 

気温が上昇すると、蚊の生息域が北上するだけでなく、蚊の成長速度が速くなりその分世代交代も進みます。

 

その上吸血された蚊の体内で、マラリア病原体(原虫)の活性化も速くなり、刺されたヒトの感染リスクも高まります。

 

海外でマラリアやデング熱に感染し、日本に入国したあと活発化した蚊を介して他の人を感染させる恐れがますます高まってくるのではないでしょうか。

 

 

そんな蚊の撲滅に関して、日経新聞のコラム欄(8・20 春秋)に興味深い記事が出ていました。

 

それは遺伝子工学の応用です。

 

不妊になる遺伝子を蚊に組み込んで野外に放つことで、何代にも渡ってこの遺伝子が受け継がれ、結果蚊の集団が撲滅していくというシナリオです。

 

開発に関わる科学者たちは安全性に問題はないと言っているそうですが、最新テクノロジーに危うさはつきもの、技術への過信はないのだろうかと、記事では心配を語っています。

 

もちろん殺虫剤散布で有害な蚊だけでなく、散布エリアの小型昆虫のほとんどを殺したりするよりは影響が少ないのかもしれません。

 

でも遺伝子操作については、どうしても不安が残ってしまうのです。

 

 

そしてここでも地球温暖化(灼熱化)の弊害が気になってしまいます。

 

人類がCO2などの温室効果ガス(灼熱化推進ガス)の削減に失敗すれば、国内でマラリアやデング熱の流行が当たり前になるかも知れません。

 

戦地から帰還した父が戦後10年以上にも渡って、繰り返すマラリアの再発に苦しんでいた姿を知っている私としては、日本が熱帯病の常在地には決してなってほしくないと思うのです。

 

         SD爺さん

 

 

 

 

このところ習近平政権については香港政策や数々の覇権主義政策を見せつけられ、苦々しく感じていたところです。

 

そんな中、珍しく共感できるニュースに出会いました。

 

TV朝日によると、中国で人気を集める 「大食い動画」 のSNS上での投稿について、中国政府は取り締まる方針を打ち出したそうです。

 

これは習主席の、食べ物を粗末にしないようにという指示に基づくものだそうです。

 

習主席は新型コロナの世界的流行で、一部の国による食糧の囲い込みを懸念しています。

 

中国科技院によると、中国都市部で毎年1700万トンから1800万トンもの残飯が廃棄されていて、その量は3000万人から5000万人分の一年間の食料にあたるそうです。

 

元来、中国では食べ物を残す文化があり、食べきるのはケチくさいとみなされてきました。

 

しかし今後も人口増加が続く地球の未来を考えるとき、13億人もの国民のこんな食習慣を放置しておいてよい訳がありません。

 

例えそれが食糧安保論に基づくものであっても、中国のこの方針が世界の飢餓削減に役立つことを歓迎したいと思います。

 

それにしても大食いをはやし立てる風潮、なんとかなりませんかねぇ。

 

(大食いについては、5月16日のブログ「フードファイターへの違和感」でも書いています。)

 

SDGsの2番目の目標は 「飢餓をゼロに」 です。

 

              SD爺さん

 

日本の海運会社が運行する貨物船が座礁し、大量の重油が流出しました。

 

場所が世界的にも美しい海岸であることから、世界中で大きく報道されています。

 

観光が経済のほとんどを担うモーリシャスにとっては、コロナウィルスと並んで大打撃になっています。

 

ここで気になるのは、我が国の鈍い反応です。

 

もちろん船の所有会社や運航会社はお詫びの会見をしましたが、国民の多くは遠い他国で起きたこととして関心の程度が低いと感じます。

 

もし日本人が多く観光に訪れるハワイのワイキキビーチだったら、マスコミももっと大きく取り上げているでしょう。

 

しかし今回の乗組員に日本人がいなかったこともあって、どうも他人事感を強く感じます。

 

でもこれから何十年にもわたって被害の影響が続くモーリシャスからすると、加害者は当時の乗組員や船会社であるだけでなく、日本そのものになるのだと思います。

 

事故が起きたことは取り返せませんが、被害者の立場に立って今やるべきことを精一杯やることが政府にも国民にも必要なのではないでしょうか。

 

風光明媚な日本のどこかの海岸が大規模に汚染された場合と同じか、それ以上の関心と支援を寄せることが今日本と日本人の取るべき道だと思います。

 

       SD爺さん

レバノンの首都ベイルートで大爆発が起きてから四日が経ち、被害の内容が明らかになってきました。

 

どうやらテロによるものではなく、大量の危険物が長年古びた倉庫でぞんざいに保管されていた為に起きた事故のようです。

 

それにしても押収した危険な硝酸アンモニウム2750トンを、処分計画も立てずに6年間も放置していたとは驚きです。

 

結果として百数十人が亡くなり、負傷者5000人以上という大事故になりました。更にベイルート市の半分以上の地域に被害が出ているようです。

 

爆発音は遠く離れたキプロス島でも聞こえたそうです。

 

 

また港湾施設の被害は壊滅的で、隣接する穀物サイロも崩壊したため、主食のパンが作れなくなったりしています。

 

港が使えるようになるまでは、緊急支援の物資輸送にも大きな支障があるでしょうし、何よりも医療施設や医薬品、スタッフの不足が懸念されるところです。

 

ただでさえ宗教対立やイスラエルとの紛争などで経済的な苦境に立たされているレバノンにとって、新型コロナウイルスに加えて今回の大事故の影響は計り知れないものです。

 

更に事故前から政府の腐敗が批判されていて、市民からは 「政府の汚職ははびこっており、寄付や支援は政府に送らないでください。そのお金は我々には届かない。」とまったく信頼されていないのです。

 

ベイルートといえばあのカルロス・ゴーンの逃亡先として有名になりましたが、彼のような大金持ちとその日の生活にも追われる貧困層が混在する街です。

 

また隣国のシリアからの難民がレバノン全体で50万人以上に上っています。

 

腐敗と保身の政権が対立を生み、国内が乱れて戦争状態になり多くの難民を産み出したシリアのようになっていくのでしょうか。

 

国際社会は連携して早急な救援を行わなければなりません。

 

それともここでも自国の利害を優先するのでしょうか。

 

 

翻って我が国を見る時、レバノンの出来事は決して他人事ではありません

 

財政悪化がコロナ禍で加速する中、政府に対する信頼はどんどん低下しています。

 

ここでもし首都直下型地震や東南海地震が襲来したらと想像すると、ゾッとするのは私だけでしょうか。

 

コロナ禍を終息するために有効な手段を打たねばならない時に、旅行業界から献金を受けた大物政治家のごり押しで、下り坂でアクセルを踏むかのようなGoToトラベルキャンペーンのスタートを早めたり、臨時国会を開こうともしない姿勢には失望を通りこして怒りさえ覚えます。

 

また本来なら早め早めに手を打たねばならない老朽化した橋や、トンネルなどのインフラ施設の補修工事を先送りすることは、危険と分かっていながら放置した、レバノンのケースとダブってしまうのです。

 

レバノンの政治家の信頼欠如や、やるべき事の先送りの結果を他山の石として、為政者にはわが身を振り返ってほしいものです。

 

             SD爺さん

 

 

 

 

 

7月19日のブログでパーム油を輸入して発電することの問題点を取り上げました。

 

その後、バイオマス発電のことを少し調べてみました。

 

やはりあったんです、バイオマス発電の好例が。

 

 

青森県の津軽地方といえばりんごですよね。一昨年の秋、友人の住む弘前郊外を訪ねたとき、一面に拡がるリンゴ畑の美しさに感激しました。

 

もちろん美味しいリンゴを収穫するまでには日々の手入れが欠かせません。

 

その中でも枝の剪定作業があり、結構な量の剪定枝が発生します。

 

これまでは太い枝はストーブ用の薪として利用し、細いものは農場の端に積んで腐らせて(堆肥化)いたそうです。

 

でも最近は生活様式の変化に伴い、剪定枝を持て余すようになってきたそうです。

 

そんな状況の中で5年前に建てられたのが(株)津軽バイオマスエナジー平川発電所です。

 

青森県は森林が多く、間伐などで発生する山林未利用材に加えてリンゴ農家の剪定枝をチップにしたものを、発電原料として一日当たり210トンを燃焼させています。

 

このバイオマス発電で発生する6250KW/時の電気は、(株)津軽あっぷるパワーを通じて市役所など地元公共施設に供給されています。この発電量は一般家庭の消費電力換算で約1万4千戸分に相当するそうです。

 

また発電に伴い発生する排熱は、隣接するトマト生産農場で栽培に利用されています。

 

生産されたミニトマトは地元の生協コープあおもりの店舗で販売され、組合員さんに大好評だそうです。

 

この取り組みは森林の環境保全農家の問題解決再生可能エネルギー生産地産地消さらに過疎地での仕事場提供という課題にプラス効果をもたらしていると思います。

 

 

熱帯雨林を切り開いたプランテーションで植林したアブラヤシから絞ったパーム油を、わざわざ船で運び公害問題を起こしてまで発電するやり方とくらべて、実に合理的な発電ではないでしょうか。

 

都市周辺でも、街路樹や庭木の剪定枝など処分に困る木質バイオマス発電に適した材料が多く発生します。

 

堆肥化を含め一部では利用されているようですが、更に合理的で環境にやさしい活用策が進むことを期待します。

 

            SD爺さん