梅雨明けが遅れているため、散歩やゴミ拾いが思うようにできません。

 

今日はようやく雨も上がって道端のゴミも乾いてきたので、散歩道のゴミ拾いに出かけました。

 

 

この写真は交通量が少なく、よく車が長時間駐車している道路端に散らかっていたゴミです。

 

内容から推測するにコンビニで買った弁当や飲み物などです。

 

おそらく昼食後ポイ捨てされたものが、カラスにでも荒らされたのでしょう。

 

一目につきにくい場所ほど、こんな情けない光景に出会います。

 

今日も一時間ほどで45リットルのゴミ袋がいっぱいになりました。

 

マスクも5枚拾いました。ポケットから気付かない間に落としたものがあると善意に考えても、やっぱり多過ぎますよね。

 

ポイ捨てしちゃダメだよ、ホントに‼

 

          SD爺さん

 

昨日二人の医師が逮捕されました。

 

京都市で難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っておられた女性がSNS上で安楽死を訴え、それに答えた医師二人が薬剤を投与して殺害したというものです。

 

もちろん日本の法律では殺人に当たり、罰せられます。

 

しかしそれで終わらせていいのでしょうか?

 

頭は冴えているが自分で身の回りのことが次々とできなくなっていく患者さんの絶望感は、如何ばかりかと想います。

 

海外に留学し仕事をバリバリこなしておられた方だけに、なおさらだと推察できます。

 

一方で死を選ばず、逆境に立ち向かっておられる同病の患者さんも数多くいらっしゃいます。

 

一生懸命生きておられる患者さんやご家族から見れば、今回の医師たちの行為は許しがたいものだと思われるのも、十分理解できます。

 

 

私は生きる権利死ぬ権利の両方があって、両方とも尊重されるべきものと思っています。

 

最近も命の選別を言い放った議員志望者が話題になりましたが、生きる権利を他人が奪うことはあってはなりません。

 

ましてや津久井やまゆり園で大量殺人を行った植松死刑囚のような考え方は論外です。

 

ニュースによると逮捕された二人の医師の行ないには問題点が多々あるようです。

 

でもだからといって、生きることに絶望しても自ら命を絶つ事もかなわぬ人に手を差し伸べる行為を、簡単には否定できないのです。

 

もちろん生きる希望を持ってもらえるような励ましや体制は重要ですが、若い世代が陥りやすい自殺願望のケースとは異なり、今回の患者さんの場合はちょっと違うのではないでしょうか。

 

オランダやカナダなどいくつかの国では、尊厳死安楽死などが認められています。

 

今回の事件を受けて思うのは、日本でのコンセンサス作りと法整備が遅れていることです。

 

どうしたら絶望に苦しんでおられる方を救えるのか、もっと真剣に取り組んで欲しいと思います。

 

この問題だけでも国会を休会している場合じゃないでしょう。

 

SDGsの3番目の目標は 「すべての人に健康と福祉を」 です。

 

          SD爺さん

 

 

 初めて知りました。

パーム油を原料とするバイオマス発電所が、日本で次々と建てられたり建設計画が進んでいます。

 

 バイオマス発電とは何?

石炭や石油のような化石燃料ではない生物(主に植物)由来の原料を燃やして、発電する方法をバイオマス発電と呼びます。

燃料となる植物は成長時にCO2を吸収するため、燃やしてもCO2を排出したとはみなさないという考え方(カーボンニュートラル)から、バイオマス発電は環境にやさしい再生エネルギーの一つとされています。

またバイオマス発電で作られた電気は、再生可能エネルギーの固定買い取り制度 「FIT」 の対象です。

 

 パーム油とは何?

パーム油は 「アブラヤシ」の実から採れる油で、ポテトチップスやカップラーメン、菓子やパンなどの製造に使われ、なたね油に次いでよく使われる植物油です。(日本の植物油消費量の約1/4)

その他にパーム油は洗剤や化粧品、ねり歯磨きなどの非食品にも多く使われています。

日本に輸入されるパーム油の大半は、インドネシアとマレーシアから輸入されています。

 

 発電に使われるパーム油量は?

2018年12月までにすでにFIT制度で認定されている国内のパーム油発電だけで約180万kwもあり、もし全てのパーム油発電所が稼働すると、年間最大で360万トンものパーム油が燃やされることになります。

これは食用、非食用を合わせて消費されているパーム油輸入量75万トンの5倍近くにもなります。

 

 パーム油がエコならいいんでないの?

パーム油を大量に使うことは、すなわちアブラヤシの植林を促進することにつながります。

アブラヤシの植林は自然林を焼いたり、切り開いたりして行われます。いわゆるプランテーション農業です。

この開発は、ボルネオ島などでCO2を吸収してくれていた熱帯雨林を減らし、オランウータンや象などの生息域を分断縮小しているのです。

また切り開いた土地が泥炭地であることも多く、開墾によって泥炭に含まれている大量の炭素が温室効果ガスとなって放出されるのです。

更に泥炭が燃えて大規模な森林火災になるきっかけが、開墾によることも多いのです。

しかもプランテーションにおける児童労働も問題になっています。

 

その原因が日本のパーム油輸入量増加にあるとしたら、他国の出来事と静観していられるでしょうか?

 

 パーム油発電はエコではない。

このような環境破壊の結果、生産されたパーム油を燃やすことがエコと言えるでしょうか。

本来バイオマス発電の主旨は、間伐材や、生ごみ、家畜の糞尿などを有効利用することにあります。

パーム油は他国の環境を破壊して、遠くから船で運び、更に発電所周辺で公害問題を引き起こしているのです。

(今までパーム油発電の問題を知らなかった自分を少々恥じているところです。)

 

 パーム油発電公害。

実際にパーム油発電所が開設され公害問題が起きている所があります。

京都府福知山市では3年前、住宅地に隣接する場所にパーム油発電所が建てられ、事前の説明と食い違う悪臭と騒音に住民が苦しんでいると報じられています。

頭痛や吐き気、臭気を訴える住民が多くいるとのこと、現在はコロナ禍の影響で一時的に工場の稼働が止まり、住民は束の間の静けさや深呼吸を満喫しているそうですが、企業側の操業再開姿勢は変わらず係争が続いているとのことです。

 

 その他の発電所計画

舞鶴市でも同じ企業によるパーム油発電所建設計画があり、福知山市の事例を知った市民の反対運動でストップしているようですが、まだ断念したわけではないようです。

更に宮城県角田市で、大手旅行会社HISの子会社がパーム油発電所を建設中です。

HISは熱帯雨林などのエコツアーを実施する反面、このような発電所を建てていることに、環境保護団体から厳しい批判が起きています。

 

世界的に見てもパーム油発電には批判や疑問が多くあり、禁止を決めた国もあります。

石炭火力発電に続いて、世界の環境保全の潮流に逆らってまでパーム油発電を推進する政策を続けることは看過出来ません。

 

パーム油を生産するためのアブラヤシプランテーションは、環境と生態系の破壊、気候変動、児童労働などにつながるSDGsの象徴的な問題なのです。

 

           SD爺さん

 

 

 

 

 

 

球磨川氾濫から1週間、梅雨前線の停滞によって九州や中部地方などでも水害が続出しています。

 

コロナ下の中、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

 

前回のブログで、堤防が決壊しない限り水害も大したことにはならないと書きましたが、この認識は誤りでした。

 

越水氾濫だけでも大きな被害が出ていたのです。

 

例えば球磨村にある特養施設の千寿園では、そばを流れる小川が主流の球磨川の増水で流れを止められ氾濫し、住居スペースの一階があっという間に水没したと言われます。

 

車椅子の入所者を一人ずつ4人がかりで二階へ避難させていた途中、窓を破って流れ込んだ濁流に襲われたそうです。

 

70名の入所者のうち避難が間に合った人は40人ほどで、結局14人が犠牲になりました。

 

近年でも岩手県岩泉町や埼玉県川越市で老人施設に大きな被害が出ています。

 

介護の必要な老人の場合、二階への避難も容易ではありません。

 

老人施設のような大きな施設を新たに造る場合、用地の取得がしやすい場所として川沿いの広い場所などが選ばれます。

 

しかしそういった場所は往々にして水害の危険性があるのです。

 

同じように地価の安さから、一般住宅も増えていきます。

 

昨今ハザードマップが全国で作られ、その精度の高さが解ってきています。

 

ハザードマップ上の危険エリアへの新築はもっと厳しく規制し、既存施設は安全な場所へ移転を誘導する政策が急がれると思うのですが。

 

 

人口減少に伴い、全国で空き家が増え続けています。

 

安全な場所にある空き家が放置され、一方で危険エリアに住む人が増えるということは、政治的怠慢と言わざるを得ません。

 

土提原則にこだわらず必要な場所の堤防を強化するとともに、水害や土砂崩れなどに弱い、住んではいけない場所には住まわせないようにすることで命を守ることができますし、結果的に災害復旧費を少なくすることにつながります。

 

災害に強い町作りや治水対策は、待ったなしではないでしょうか。

 

             SD爺さん

 

 

 

 

またしても堤防決壊で水害が起きました。

 

熊本の球磨川流域の多くの箇所で濁流が住宅地に流れ込み、家々が水没しています。

 

大雨が降ると同じような光景がテレビ画面に映し出され、胸が痛むとともに不謹慎にも慣れっこになってしまった自分を恥じてしまいます。

 

でも繰り返される水害に対し慣れっこになったり、あきらめてはいけないのです。

 

大雨によって河川堤防が毎度々々壊れるのは異常です。

 

水かさが増し堤防を超えるだけなら、せいぜい床下浸水くらいで済むでしょう。

 

でも町ぐるみ水没し命を脅かす原因は、堤防が決壊するからです。

 

ではどうして堤防はやすやすと壊れるのでしょうか。

 

日本では河川の堤防は、盛土で造らなければならないと政令で定められたままです。

 

土提だと ① 材料の土の入手が容易 ② 構造物としての劣化が起きない ③ 復旧が容易 というような利点があるというのですが、肝心かなめの 「頑丈で壊れない」 という視点がまったく足りないのです。

 

大昔から続く盛土方式を金科玉条のごとく踏襲し、大雨のたびに国民の生命財産を危機にさらしているのです。

 

本来なら大雨が降っても避難の必要がない堤防であるべきものを、壊れる恐れがあるから避難しろというのは、とてもおかしいことです。

 

そんな危険な場所に住宅を建てる許可を出したことが、そもそも間違っていると言わざるを得ません。

 

では土提より頑丈な堤防は造れないのでしょうか?

 

あるのです。技術は日進月歩で進化しています。

 

海岸堤防で認められながら、河川堤防では認められない方法があるのです。

 

それはしっかりした地盤まで鋼矢板を打ち込む、いわばインプラント方式です。

 

既存の堤防を強化するため中央に鋼矢板を打ち込めば、飛躍的に強度が向上します。

 

しかし河川局は、鋼矢板には腐食の恐れがあり外から劣化を観察できないから採用しないと考えているようです。

 

これに対し京都大学名誉教授、元淀川水系流域委員会委員長の今本博健氏は 「土に打ち込んだ鋼矢板の錆びることが懸念されるが、鋼矢板は土中で錆びるとき土の成分と化学反応を起こし、非常に堅固な構造を作る。」 と指摘されています。

 

また 「昔から土提の中心部に砂鉄や鉄分を多く含む土を入れたり、日本最古の大阪狭山池では堤防のあちこちに船の古釘を入れたりしている。」 と例を上げて、古くからの知恵に学ぶべきとおっしゃっています。

 

そして鋼矢板で土提を強化する方法を鋼矢板ハイブリッド法と名付け、10年以上も前から提唱されているのです。

 

鋼矢板を打ち込む技術も進化し、狭いスペースでも静音にローコストで施工できるようになっています。

 

しかし国(河川局)は、かたくなに土提原則を崩そうとしません。

 

堤防が強固になればダムの必要性が少なくなり、ダム推進派やダム建設に関わるゼネコンや政治家が反対しているのだという穿った見方もささやかれているのです。

 

私はなにもすべての堤防をハイブリット化する必要はないと思いますが、川の流れで切れやすく、切れると甚大な被害が予想される箇所には、早急に強化工事を施すべきです。

 

もし10年前から着手していれば、その間の悲劇がどれだけ防げたかと思うと残念でなりません。

 

川が氾濫すれば人命や多くの財産が失われ、また膨大な量のゴミが発生し、海に流れ込み

環境を大きく損なうのです。

 

昨年12月23日のブログで、私は近年一番感動した本として北村精男氏著 「国土崩壊 土提原則の大罪」 を紹介させていただきました。

 

国土強靭化とは何なのかが問われている中、河川の氾濫を防げないでいる政治と行政の責任はとても重いと思います。

 

被害にあわれた皆様にあらためてお見舞い申し上げますとともに、上記のような声をあげ続けることが大切だと考えております。

 

SDGsの11番目の目標は、「住み続けられるまちつ”くりを」 です。

 

          SD爺さん

 

 

相変わらずゴミのポイ捨てが目につきます。

 

とりわけ今年に入り目につくのがマスクです。

 

一回のゴミ拾いで数枚のマスクを拾うのが当たり前になりました。

 

ウイルスに汚染されているかもしれないと考えると、拾うだけでも緊張してしまいます。

 

 ダメだよ、マスク捨てちゃあ‼

 

マスクには汚染の問題だけではなく、その素材がプラスチック製であるという問題もあります。

 

 

ほとんどの市販のマスクで使われている不織布は、一般にポリプロピレンなどの石油由来のプラスチック製です。

 

当然海に流れ込めば、マイクロプラスチックに分解されていきます。

 

またウミガメがエサのクラゲと間違え誤食したニュースもありました。

 

耳ひもが海鳥の足にからみついた例もあります。

 

 

マスクとともにコロナ禍で使用が増えているプラスチック製品も問題です。

 

持ち帰りやデリバリーの増加で、弁当容器が増えたり、遮断目的のビニールシートや使い捨て手袋なども急増しています。

 

商品や郵便物もプラ製袋に入れられている割合が増えているような気がします。

 

原油価格の低下がプラ製品の増加の追い風になっていることもあるでしょう。

 

身の回りを見渡してみても、衣類や雑貨、電化製品などなどプラスチック製品であふれています。

 

適切なリサイクル(燃やすだけのサーマルリサイクルを除く)が確立できていない現状で、プラ製品が増えていくのは問題です。

 

 

7月1日からレジ袋の有料化が義務付けられますが、レジ袋やペットボトルだけでなく、プラスチック製品の削減につながる政策にもっと舵を切るべきと思います。

 

もちろんプラごみを含めどんなゴミでも 「ダメだよ、捨てちゃあ‼ 」

 

             SD爺さん

 

 

 

ボイヤン・スラットさん、25歳の彼は16歳の時に家族で出かけたギリシャの海で、海底に溜まっているプラスチックごみを見てショックを受けました。

 

そこで彼は海に流れ込むプラスチックごみの回収に取り組む壮大な計画を立てたのです。

 

18歳の時にはthe OCEAN CLEAN UP という組織を立ち上げ、クラウドファンディングで得た資金で具体化に乗り出しました。

 

世界の海で最もごみが集まると言われる太平洋ごみベルトが、カリフォルニアとハワイの中間の海域にあります。

 

そのごみベルトのごみを回収するべくスラットさんは特別な装置を開発し、2018年の9月に出航しました。

 

しかし残念ながら装置が上手く稼働せず壊れてしまい、設計のやり直しを余儀なくされてしまいました。

 

今、彼らの組織は回収装置の再設計に取り組むとともに、新たな海洋ごみ削減に挑戦しています。

 

それは大きな川の河口を少し逆上ったところで、専用船でプラごみを回収するというものです。

 

海洋のプラごみの80%はおよそ1000の河川から流れ出しているものだと言われます。

 

そこでプラごみが海に流れ出る前にキャッチすればよいと考え、海洋上の回収技術を活かした回収船を開発しました。

 

場所はインドネシアとマレーシアの2ヶ所、そして3隻目はベトナムのメコン川、4隻目はドミニカ共和国で計画されています。

 

河川でのごみ回収はこれまでも様々な形で行われてきましたが、オーシャンクリーンアップのような大規模船は無く、どんどん増えていってほしいと感じました。

 

ユニークなごみ回収船としては、アメリカのボルチモアで活躍するMr.Trash Wheel という船があります。

 

大きな目玉が印象的な回収船がプラごみを吞み込んでいく姿はとてもユーモラスで、注目を集めたり社会的な話題作りに役立つ上手いデザインだと思いました。

 

興味のある方は、ぜひMr.Trash Wheel で検索してみてください。

 

そしてスラットさんの洋上回収装置がレベルアップして、大きな成果が得られる日が来ることを期待して待っています。

 

               SD爺さん

 

 

先週10万円の特別給付金の申請書がようやく届き、少しでも急いでいる方に先を譲る意味で、一週間待って返送しました。

 

今回ばら撒かれたお金は、いずれ税金増や年金の実質減額などの形で自分に負担が戻ってくる訳ですから、どのように使おうと自由とは思います。

 

しかし本来はコロナ禍で職を失ったり、大幅に収入を減らした方々を救うために使われるべきお金です。

 

年金生活者や、安定した公務員にまで配られるのは今でも釈然としません。

 

そこで入金されたら、寄付を含め社会のために大事に使いたいと考えていますが、使い道に迷ってしまいます。

 

それほど今回の経済的打撃は多方面に広がっているからです。

 

 

しかるに一方で事業者支援給付金の多すぎる事務経費と、それにまつわる疑惑などのニュースを知ると、こんな危機でも儲けるチャンスにしてしまう輩がいるのだと思うと共に、税金が大切に使われていないとやりきれない気持ちになります。

 

選挙費用として1億5000万円もの大金が一候補者に流れ、買収資金として使われたのではないかと疑われている事件と、根は同じでないでしょうか。

 

各種給付金も政党交付金も元々は私たちの血税であり、それがいともずさんに使われているのです。

 

自分が汗水流して稼いだお金なら、こんな使い方はしないでしょうに。

 

いずれもその妥当性や責任が明確にされないまま、まもなく国会は長い夏休みになるようです。

 

そして国会議員には、今月末満額のボーナスが支払われるのです。

 

      SD爺さん

昨年たまたま用があって渋谷に出かけました。

 

渋谷駅新南口から歩いて5分くらいの山手線脇にある、渋谷区の清掃工場の前を通りがかったのです。

 

え?こんなところに清掃工場?と思ってしまいました。

 

私の常識では清掃工場=迷惑施設=住宅地から離れた郊外、というのが当たり前でした。

 

でも東京では住宅地から離れた郊外はとても遠く、ゴミの運搬に時間と費用がかかります。

 

そこで東京都は区内で出たゴミは区内で処分するという方針を立て、渋谷区の他にもビル群の中に清掃工場を建設したのです。

 

豊島区の清掃工場も池袋駅から程近い山手線と埼京線に挟まれた所に造られました。

 

東京都の職員は住民の理解を得るため、血の滲む努力をされたであろうと思います。

 

そして厳しい環境基準をクリアーして、今では都民に違和感なく受け入れられているようです。

 

 

さて今日、在日中国人の日本に関する印象をまとめた記事を読みました。

 

その中で道路や公衆トイレがとてもきれいだという意見に続けて、街の真ん中に清掃工場があるなんて信じられないと語っていたのです。

 

日本は中国と違い民主主義国家だから反対運動もあって、建設することが容易でないはずなのに建設できたのは、よほど行政が信頼されているようだとの中国の方の見立てでした。

 

中国では計画説明を信じる人は少なく、運用段階で環境基準を必ずごまかすという不信感があるとの事でした。

 

 

一瞬、日本人としてちょっと誇らしく感じた話でしたが、いや待てよ?日本人は果たして行政を信頼しているのかと思い直したのです。

 

確かに現下のコロナ問題に対する幾つかの都道府県知事さんや、市町村長さんの行動が、支持されていますが、日本政府への信頼感は大きく低下しているのではないでしょうか。

 

とりわけ様々な疑惑に関して説明を避けたり、ごまかしているのでは?という不信感は増すばかりです。

 

明らかに失敗だと思われることでも失敗だと認めず、あるいは責任転嫁をしたり、当初計画を強引に進めるケースが目立ちます。

 

日本には解決が先送りされている大きな課題がいくつもあります。

 

とりわけ原発関連の課題は山積しています。汚染水処理や高濃度汚染廃棄物の処分場をどうするか、行き詰まっている核燃料サイクルの先延ばし問題等々、解決しなければならない課題ばかりです。

 

これらの解決にはいずれも高いハードルが立ち塞がっており、まさに国民の理解と信頼無くしては前に進みません。

 

それこそ丁寧に真摯に説明し、ごまかさずマイナス面も明らかにして理解と信頼を勝ち取らなければならないでしょう。

 

それとも軟弱地盤が明らかになっても、強引に埋立てを強行する辺野古方式で、すべて突破して行けるとでも考えているのでしょうか?

 

            SD爺さん

 

         

 

 

 

警官による黒人男性ジョージ フロイトさんへの衝撃的な殺人事件を受けて、全米の140以上の都市をはじめ、世界中で人種差別に抗議するデモが多発しています。

 

当初軍を動員して鎮圧するとまで言っていたトランプ大統領の言動と、被害者フロイトさんの弟さんが暴力や破壊を諫める両方のニュースを見ました。

 

これらのニュースは、私たちに人間の値打ちは肌の色で決まるのではなく、もちろん地位によるものでもないことを再確認させてくれました。

 

またコロナ禍への経済対策を求めてのデモや、香港の民主化デモも発生しています。

 

 

やむに止まれぬ気持ちで非暴力デモを行なう方々には、大いに声援を送りたい気持ちですが、一方でまだまだ収束していない新型コロナウイルスの再拡大につながるのではと心配してしまいます。

 

100年前、米軍兵士から欧米に広がったと言われるスペイン風邪は、当時の反戦デモやストライキが大きな拡大原因であるとも言われています。

 

3密になるデモが、感染拡大の起爆剤になったという歴史の教訓に学んで、賢い抗議運動になることを願ってやみません。

 

今や100年前には無かったインターネットやSNSという武器を手にしているのですから。

 

それにしても国民を分断し、自分の支持層にだけ向いているような指導者が増えていることに大きな不安を感じます。

 

           SD爺さん