家庭菜園一年目の昨年はミニトマトの脇芽を6月中旬に水耕で根出ししてから挿し木したが、時期が遅かった為収穫は僅かだった。
二年目の今年は、昨年の教訓を活かして、約1ヵ月前倒しの5月中旬から脇芽を取り、根出し後ポット苗にしてから育ているので、現状を整理してみる。


【インディゴローズ(黒ミニトマト)】
最初に種から苗作りして5株植えたインディゴローズは、トラブルが有ったが何とか復活し、その後は脇芽が出る都度切って、水耕根出ししてポット苗を作っていったのだが、

気が付いたらポット苗が20個になってしまっていた。流石に自分用には多すぎて植える場所が足りないので、興味のありそうな人を書き出してみた。出来たリストの貸農園オーナーとお仲間2人、お隣さんとお向かいさん、竹炭のお仲間2人に声を掛けた処、黒ミニトマトは珍しい様で皆さん喜んで受け取って下さり、無駄にならずに済んでヤレヤレだ。手元に残った7株は空きスペースに順次定植していったが、場所がバラバラなので図らずも育ち方を比較する実験みたいになった。


(1)順調なのはソラマメ収穫後直ぐに植えた畝で、無肥料だが多分根粒菌が残っているのか成長が速い。竹炭も混ぜているので、微生物が多いのかもしれない。


(2)次に順調なのは、生ゴミコンポストと竹炭を混ぜた不織布バケツ。脇芽かき後半のグループだったので、未だ小さいが元気だ。


(3)不調なのは無肥料協生畝や菌ちゃん1号畝に植えた株で、活着せずに枯れかけている。ボット苗で実が付く迄長く育て過ぎて、徒長気味だった苗を植えたので、それが影響しているかもしれない。

(写真は協生畝の2株)


因みにお隣さんは、同じ時期にプランターに植えた苗の実が沢山なり始めている。流石ベテランだ。

【アイコ、フルティカ】

インディゴローズより遅れて、ミニトマトのアイコと中玉トマトのフルティカの購入苗を定植したが、程なく脇芽が出てきたので、それぞれ3本と2本取り、同じ様に根出ししてからポット苗を作り定植した。
場所はソラマメ収穫後の畝と、生ゴミコンポストと竹炭を混ぜた不織布バケツで、インディゴローズと同じく順調に育っている。

今後の展開は分からないが、今の処無肥料グループの分が悪くて、先日のジャガイモと似た様な傾向なのは少し残念だが、それでも脇芽苗から確り収穫出来れば矢張り楽しそうだ。