私の周りの人も菌ちゃん農法を始めると良いなと思っていて、農園お隣のMさんがお仲間になった話を書いたが、今回は別のお仲間が増えた話。

 

貸農園の隣に別の貸農園もあるのだが、駐車場の横にある区画のKさんと顔見知りになり、先日ポカポカ陽気で気持ちの良い日があってお喋りしていた。Kさんは私の畑の隣のMさんとも知り合いらしく、Mさんが始めた菌ちゃん農法の話になったので、ここぞとばかりその良さをひとしきり紹介した。

 

「無肥料、無農薬、虫も付きにくい、水遣りも殆どなくて放ったらかし」の説明で、Kさんも一気に興味を示され「丁度一畝空いているので其処を菌ちゃん畝にしようかな」となった。

 

私が一時間程の畑仕事を済ませて帰る時にKさんの畑を覗いたら、既に近くから丸太や枯枝や葉っぱをせっせと集めて、畝に並べ終っていて「こんな感じで良いんですかね?」と聞かれた。此の辺りの人達は皆、やるとなったら仕事が速くてビックリである。「畝の盛土が足りないので、溝と落とし穴を掘って、その土を盛ると良い様に思います」と伝え、地面に凡その場所の線を引いて説明した処、「了解。やり直します。」とのご返事。

 

数日後に行くと畝は殆ど出来上がっていたので、「凄い!アトは重しを乗せて、空気穴を空けて3ヶ月待つだけですね。」と拍手。

 

畑で作業していたら、遠くからKさんが呼ぶので、よく聞くと「ジャガイモが採れたから、小さいけど少し置いておきますね。講師料です。」

初心者の私が講師はおこがましいのだが、其れはともかく、菌ちゃん農法のお仲間3人目が出来た上に、ジャガイモまで頂けて、とても良い日になった。