こんにちは!
ベトナム担当Cです
インバータ(周波数変換機)について更新させていただきます
下記の情報は昭和電機製送風機の取り扱いです。
3点があります:
下限・上限周波数異電圧インバータを使う事によって起こりうる事象。
①下限・上限周波数:
昭和電機のインバータ周波:10Hz~60Hz
下限周波数:下限周波数は10㎐以上としてください。
(10㎐未満では起動トルクが小さいので、起動しない可能性があります。周波数を低く設定した時にモータが起動しない場合は10㎐以上であっても、起動する周波数でご使用ください。起動しない状態で放置していますと、モータ焼損の可能性があります。)
上限周波数:上限周波数は銘板に記載の周波数以下としてください。
(銘板に記載 の周波数以上で使用されますと過負荷となり、モータ焼損の可能性があります。また、遠心力の増加により羽根車の変形や破損の可能性があります。)
②異電圧:
異電圧品(380~460V)では、サージ電圧が高くなり、巻線の絶縁が破壊されて、故障の原因になる可能性があります。特別対応の可否について必ずお問い合わせください。(インバータの受電電圧が380V以上の場合はインバータ出力電圧を200V以下としても高いサージ電圧が発生 します。)
③インバータを使う事によって起こりうる事象について:
異常音:
キャリア周波数の変更で異常音低減に対応できることがあります。ま た、使用についてはインバータの取扱説明書に従ってください。
(イ ンバータ運転の場合、商用電源に対して、電圧の波形が悪いのと高調 波の影響で異常音が発生する可能性があります。)
共振:
振動が大きい状態で製品をご使用になられますと、製品の寿命を短く する恐れがありますので、共振点を避けてご使用ください。
(特定の周波数では、送風機の固有振動数により、共振して振動が大きくなる可能性があります。配管、設置の方法などが原因になっている事があります。配管方法によっても共振が起こる事がありますので、できるだけ直接配管は避けてください。)
(個人からの経験は、よくある:40Hz~45Hzのあいだ)
温度上昇:
インバータ運転の場合、商用電源に比べて巻線の温度上昇が高くなり ます。
起動・停止:
羽根車の慣性モーメントの大きさによっては、起動時間、停止時間が長くなりインバータがトリップする可能性があります。(インバータ の起動時間、停止時間の設定を変更してください。)
耐熱形送風機:
耐熱形送風機では、冷却ファンの回転数の低下で放熱が不十分となる可能性があります。(モータの焼損を防止するため、焼損防止端子付 き仕様への変更をおすすめします。)詳細は昭和電機までお問い合わせく ださい。
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