おはようございます
今回もメキシコ担当Kが発信します
前回投稿で触れました、
どうしてフードなど製作物や
吸引方法・距離などにそこまでこだわるのか?
何故?の説明を数字を交えてご紹介します
前回投稿:
【計算例】
今回の具体的な計算例は、
日本国の労働安全衛生法
粉じん障害防止規則(粉じん則)を
用いてご説明します
今回は、↑イラスト内 赤枠の通り、
・外付け式(自由空間)の側方吸引型フード
として計算します
粉じん則で定められた捕捉点での制御風速は、
1m/sです
具体的な数字で計算してみます
1、吸込フード200mm角の寸法、
距離もフードから吸込物対象まで200mm
Q1=60×1×{10×0.2^2+(0.2×0.2)}
=26.4m3/min
2、吸込フード100mm角の寸法、
距離もフードから吸込物対象まで100mm
Q2=60×1×{10×0.1^2+(0.1×0.1)}
=6.6m3/min
1と2の計算結果を比較すると、
1、200mm(≒500mlペットボトル高さ)
2、100mm(≒350ml缶高さ)ほどの
500mlペットボトルと350ml缶の高さなんて
どちらが背が高いかもちろん分かりますが、
普段は意識しないですよね
そのような寸法差であっても
必要風量は4倍も変わります
集塵機のモータ容量で考えると、
2.2kWと0.4kWくらい変わります
それだけ製作物の寸法、
吸引方法・距離などはとても大切なんです
計算に基づいた、提案・選定も
もちろん行っておりますので、
ぜひご相談ください
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