舞妓さんだらりの帯にお座敷かごを抱え、「おこぼ」をはいた姿でおなじみの京都花街の舞妓は、本来は芸妓になるため修業中の少女のことです。以前は10歳とか13歳も珍しくなかったのですが、現在は中学校卒業後からに限られています。置屋(おきや)・屋形(やかた)に住み込み、1年ほどは「仕込み」といい、置屋での手伝いや行儀作法、京の花街言葉、舞踊などを学びます。