プラモ劇場版世界をかける少女 第9話の裏話
15周年やらで投稿が遅れちゃったけど、第9話の裏話いっちゃいましょう。まぁそう多くはないけど…。
「ドゥルガーことジャンヌはすでに登場していた」
第9話で名前を明かしたフレームアームズ・ガールドゥルガーⅠことジャンヌ・ルドガー。少数精鋭部隊を率いる少女なのだが、そんなジャンヌは、前回の第8話より前に登場していたのをご存じ、いや覚えているでしょうか?
第6話にもチラっと登場…いや、もっと前に出ていましたよ?何話かって?
第1話です
そんな前からって?いましたよ。どこかって?
ここです
翔子たちがこの世界に飛ばされ、合流した後のこのシーン。さりげなく右端にいます。この時は、ただの通行人と見せかけて、この時点で、ドゥルガーを登場させることは確定していたようなものです。ただの一般人で終わらせるにはもったいないですからね。ある意味、メインキャラの中でも早めに登場していた方ですね。
そして第2話の最後には、実は戦闘を陰で見ていました。セリフはありませんでしたが、轟雷の戦闘力を考えていたのでしょう。
そんな彼女は、今後ファクトリーアドバンスと一緒に共同戦線をしていくことになります。
ちなみに表向きは学生として通っているジャンヌ。制服は、聖アイリス学園の夏服と冬服のカラバリことドリーミングスタイルを使用しております。
「鈴香と響子が生還できた理由とリバースドール」
第8話でエクスパンダー相手に奮戦するも、致命傷を受け病室に運び込まれた時点で脈がないと診断され、死亡したかのように思えた2人だが、これを回避できたのは、スペシャルカードに付与されていたリバースドールという能力。発動すればカードは使用不可になるが、使用者が致命的なダメージを受けた際、発動するよう翔子が仕込んでいた。こういうことが起きた場合を想定してのこと。なお、再度付与したカードを生産するには、1か月はかかるらしく、次同じ目に遭ったら助かる保証はない。ちなみに、翔子のヴァルキュリアカードにも付与しており、アメインゴーストMk-Ⅱとの戦いで発動しかけたと、本人の口から語られている。
「クイーンズガード騎士団とは?」
ネロが表舞台に立ったことにより、トールが元所属していたサンマグノリア共和国のクイーンズガード騎士団の面々が出そろったことになる。クイーンズガード騎士団とは、サンマグノリア共和国のガバナーだけで構成された親衛隊であり、共和国のトップを守る盾でもある。その隊長がクイーンズガードであり、その下に、イグナイト・スパルタン、ビアンコ、ネロ、そしてトールなどのガバナーが所属している。
エース級のガバナーには、それぞれ専用のヘキサギアが用意されている。かつてネロも、スパルタンと同じジーク・スプリンガーを授与されていたが、大規模交戦時に失い、今はヘキサギアなしの状態…なのだが、ロイヤルナイツ側で用意してもらっているらしい。
エクスパンダーによりサンマグノリア共和国の大規模交戦時にも、国のトップである殿下、そして国民を守るために出撃し、エクスパンダーと真っ向から激突するも、当時のエクスパンダーの侵攻が凄まじく、ほとんどのガバナーやヘキサギアを失い、殿下を人質に取られたクイーンズガードは、殿下の身元を保証してもらう代わりに、エクスパンダーに協力。実質軍門に下る形で、クイーンズガード、スパルタン、ビアンコの3名がエクスパンダーの実働部隊に組み込まれている形となっている。第9話でも語られていたが、ネロはこの戦いでエクスパンダーに敗北し、その後ロイヤルナイツに拾われることで命拾いをし、トールはレーナと共に共和国を脱出し、日本に身を寄せた。そして今、5人の元騎士団ガバナーたちが、同じ地に集まったことになった。
「ロイヤルナイツの他のメンバー」
ジャンヌ(ドゥルガー)、ドゥルガーⅠ、ドゥルガーⅡ、ネロ、ゾアントロプス・レーヴェと、ロイヤルナイツのメンバーが表舞台に立ったが、彼女ら以外にもロイヤルナイツのメンバーは存在する。現在はエクスパンダーに対抗するため、別行動をとっている。各地で情報収集したり、エクスパンダーに潜入したりと…。ちなみに、レーヴェはどこにも属さないガバナーであるが、ジャンヌとの戦いで滾ったことにより、面白いからと付いてきたらしい。
という感じの第9話の裏話でした。今回もほぼ会話パートがだったので、裏話はこんな感じでしょう。ロイヤルナイツが加わったことにより、ファクトリーアドバンスの戦力は増加。表向きはそうだが、今回の侵攻により、相当な痛手を受けてしまったことには変わりない。鈴香、響子、ルミティアは無事だったが、いまだ復帰が不明な轟雷はどうなるのか?
そしてスパルタンが持ってきたというデータ。はたしてこれが今後どう動くのか?
そして、エクスパンダーの基地に運び込まれた巨大兵器。このシルエット。そう、あれです。まさかこれを使う日が来るとは思っていませんでした。これがどう暴れるのか、第10話をお楽しみに。