プラモ劇場版世界をかける少女 第8話の裏話
先日の大阪遠征などで、投稿が遅れましたが、裏話第8回目となりました。激動の第8話となりましたが、その裏話をどうぞ。
「戦闘パートの撮影はそれぞれのパートを一気に」
まず今回の話は、エクスパンダーがファクトリーアドバンスを襲撃するという話。戦闘パートは、轟雷たちFAガール、鈴香と響子とトール、ルミティア、翔子と4か所での戦いが展開されてきた。いつもはWordで書いた台本の通り進めているので、シーンが切り替わると、配置も全部リセットしなくちゃいけないんですが、さすがに4パートもあると元に戻すのが面倒&配置がずれてしまうこともあり、今回の戦闘パートは、一気に撮影することに。なので、それぞれのバトル開始→負ける(もしくは寸前)→増援が来る、という流れを入れ替えなしでやりました。まああとは編集でなんとかなりますよw
ちなみに先にお伝えすると、第9話の序盤は、第8話の最後の続きになるけど、こちらは第8話の写真を参考に配置し直しました。
「いきなりアーテルで登場?」
まずは轟雷たちFAガール編。今回初登場となったFAガールのフレズヴェルク。アニメFAガールでも中盤くらいに登場し、今までバトルでは無敗だった轟雷を圧倒的な力でねじ伏せ、初めて敗北してしまうFAガールでしたね。もちろん今作でも外せないキャラでもあるし、アニメ放送当時にもアーテルを買っていたので参戦は確定。しかし、フレズヴェルクといえば、最初は紫のカラーの方がノーマルといえばノーマルなのだが、今作ではいきなりアーテルでの登場。その訳は、単純にノーマルのFAガールのフレズヴェルクを持っていないからです。
当時はアニメの影響もあってか、FAガールが品薄にもなっていたこともあり、FAガールのフレズヴェルクを入手することができませんでした。今では中古ショップとかにいけば、遭遇する確率はそこそこ高いですが。ただ購入したとして、今後の展開にFAガールのフレズヴェルクをすべて出せれるか?というと、正直そうはいかず。なので、今回はノーマルを通り越して、アーテルからの参戦となりました。フレズヴェルクといえば、終盤では…おっと、これ以上はまだ言えませんね。(^ω^)
「フレズヴェルクの腰が外れやすかった」
そんなアーテルですが、やはり当時のキットということもあり、今のFAガールに比べると、関節などはゆるゆるの状態。武装形態でもなんとかポージングはできるものの、このアーテルは腰が外れやすく、撮影時にも何度か外れてしまうことも…。昔のキットだと、安定性がないと言っていいほどゆるゆるなもので、扱うにも大変な部分がいっぱい。それこそ、旧式のアーキテクトフレームなんて、大型の武器なんて保持できないし。まあ、そんなFAガールフレズヴェルク=アーテルの武装形態の出番は、今回が最初で最後なんですがね(ナン…ダト…)
「轟雷の表情作るのにキットが見つからない!」
そんなFAガールパートの最後の方なんですが、あおにも容赦なく武器を振り下ろすフレズヴェルク=アーテル。あおを守ろうと、轟雷が突き飛ばすも、右腕が切り落とされてしまうこのシーン。ていうか、右腕切り落とされて大丈夫?と思うかもですが、今作の轟雷たちは、元はと言うと、サポート型アンドロイドという設定なので、修復もちゃんとできますからご安心を(?)。
また、轟雷が全力を出せなかったのも、冒頭で不調を訴えていたことにも原因があります。実はこの頃、轟雷のボディがアップデートされているのだが、それについていけていないという裏話もあったりします。もっと深堀すると、第7話では全員冬服になったのを覚えていますか?轟雷に関しては、夏服時と冬服時の身長が違っている(ただ単に使っているキットが変わっただけだが)=アップデートがされたということになっています(こじつけ)
で、これらのシーンで使用した轟雷のこの瞳なんですが、MSGのパワードガーディアンというキットがあり、それに付属されているもの。キットも昔買ったし、被ダメと機能停止にも使えるこの瞳を採用しようとしたものの、パワードガーディアンがどこに閉まってあったのかがわからず、数十分くらい探す羽目に。結局、キットの下に埋もれていたのを掘り起こして、なんとかデカールシールを確保。今思えば、第8話の撮影の前に、デカールシールを色々掘り起こしたような気がします。
アニメ以上にフレズヴェルク=アーテルにぼこぼこにされた轟雷。はたしてどうなってしまうのか…?
「ジェスターのアクセルはオリジナル」
続いてはルミティア編での話。ジェスターがルミティアを捉えようとアクセルで瞬時に移動。バリアを貫通し、ジャッジヘッドへ連携を繋ぐことが出来た。が、オルタナティブヒューマノイド・ジェスターにそんな能力があるのか?と言われると、正直ありません。完全オリジナル、というか、ルミティアを追い詰めるためのシチュエーションが欲しかったということから、ジェスターにはアクセルしてもらいました。目が赤くなるのは、本来ジェスターの目は赤くなっているのですが、キットでは無塗装。今作はそのまま使用しており、アクセル時にだけ、目が赤くなるということになっています。
「ジャッジヘッドのアックスの電撃モード」
ぶっちゃけいえば、こちらもジェスターのアクセルと同様です。ただでは殺さない。なぶり殺しにする。それがジャッジヘッド、処刑人としての楽しみなんでしょうが。
それにしても、アプリでこういう加工するの初めてだなー。これでいいのかな?
「FAドゥルガーの肩パーツ逆だった事件」
そんなピンチに追い込まれたルミティアにも、FAのドゥルガーⅠとⅡが救援に駆け付けてくれた。しかし、ここでもある事件が起きていた。まぁアーキテクトフレームがゆるゆるなのは仕方ないとして、実はドゥルガーⅡの肩パーツが反対に装着されていたことが、撮影後に発覚しました。なお、Ⅱの仕様がこういう向きではなく、本当に反対でした。ただしくは、Ⅰの方が正しい向きなんですよね。
何枚か撮影しちゃった後で、撮り直しはキツかったので、今回はあえてスルー。第9話以降はちゃんとした向きに装着しなおして撮影した(つもり)
「ジェッ●ストリー●アタック」
翔子編からはこちら。3機が直線状に並んで突撃…気づけば、このネタ今作2回目なんですよね(笑)しかし、この時点で60機ほど撃破した翔子。一体この戦いでどれだけの戦力が投入されてきたんだろう…(自分で書いておいてなんだけど)
「バンプアップ・エクスパンダーの実力」
鈴香&響子編からはまずはこちら。ここで組織のボスでもあるエクスパンダーが初めて戦線に登場。SPカードで強化されたとはいえ、一撃も当てることが出来ず倒されるという事態に。というか、強化カードが前回解禁されたのに、もうそれが破られるって…なんて思うかもしれませんが。だが、それだけエクスパンダーのスペックが高いということを証明しているとも言えるでしょう(`・ω・´)
組織を束ねる存在でもあり、組織の中では最強と言えるエクスパンダー。やはりこの企画で、大きなプラモが欲しかったというのが本音でもあるかもしれないが、通常のガバナーよりは大きめのエクスパンダー。それでいて、ずっしりとしたマッシブな体型なので、キットでは小さくても、人間を軽く持ち上げることも可能なんです。(鈴香にジャーマンスープレックスを余裕で仕掛けれるほど)
ちなみに、本編では詳しく言っていませんが、響子はガトリングガンを至近距離で胴体に数十発打ち込まれ、数発は貫通。鈴香はジャーマンスープレックスによって、後頭部から地面に叩きつけられてため頭蓋骨が砕けました。
あれ、これもしかして…2人共…し、死んだの…!?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
*詳しいことは第9話にて
「おまけ劇場:橘花とアヤツキが見たものは!?」
*撮影前のリハーサルのため、本編とはセリフが全く違います
しゅご神「はーい、それじゃ、リハーサルいってみようか。エクスパンダーよろしく」
エクスパンダー「了解。準備はいいか?」
鈴香「はい、いつでも」
エクスパンダー「それじゃ、せーの!」
エクスパンダー「そぉーれ!」
橘花・綾「………!!?」
エクスパンダー「意外とすんなりいけたが…頭は大丈夫か?」
鈴香「だ、大丈夫です。見えないマットで軽減できていますね」
エクスパンダー「うむ、これなら本番もいけそうだな」
橘花「…あ、あの、監督?」
しゅご神「なんだ?」
綾「い、今さ…鈴香の袴の下が…」
しゅご神「………その位置だと丸見え、と言いたいのか?君たち」
橘花「いや、そういうわけじゃ」
しゅご神「ちなみに、水着だ。そういうことにしておけ」
綾「は、はい?」
というわけで、第8話の裏話でした。大きな展開ということで、味方側の戦力が壊滅寸前にまで追いやられる負け回とも言えるかもしれなかったが、こういう展開があった方がいいと思って製作しました。謎の部隊からの救援が来たとはいえ、轟雷、鈴香、響子、ルミティアがボロボロになり、翔子のダメージも大きい。主要キャラが次々と倒れていく衝撃の第8話。この後、このメンバーがどうなっていくのか…
そんなピンチに駆け付けた、アクトレスの楓。ここでアリス・ギア・アイギスが戦闘で初めて介入。そして、橘花が所在がわからないと言っていた、FAガールのドゥルガーと、その部下と思われるキャラたち。彼女たちは一体何者なのか?敵か味方か?第9話もお楽しみ。
「もう1つおまけ」
エクスパンダー「今回の襲撃で、これらを完膚なきまでに叩きのめした。ファクトリーアドバンスにはもうまともな戦力はなし。あの戦乙女もゴーストの手にかかった!これでもう俺たちの邪魔をする者はいない!ということで」