オリライ×オリキュア 第１０話 前編

前回のオリライ×オリキュアは

翔子「さて、それじゃ整理しようか。みんなの人間関係、あたしも知らないところあるし」

竜司「俺が奈々美と出会ったのは、お前とアスカと同じ、ミラーワールドの中だった」

奈々美「うん。あの日、私は竜司さんに助けられたの」

竜司「…俺は、種村竜司。お前は？」

ジャスティス「櫻沢奈々美。えっと、今は、キュアジャスティスと名乗ってます」

狩人「隊長！」

唯依「来たか」

アスカ「この警報はなんですか！？」

翔子「緊急事態、といったところよ」

竜司「なにがあった？」

唯依「今、とあるポイントに向かって、ミラーモンスターの大群が進軍中との情報が入った」

奈々美「あるポイントに大群…！？」

アスカ「なんで、こんなことに…」

翔子「原因はわからないわ。だけど、言えることはただ１つ」

狩人「ああ。１匹残らず、駆逐するだけだ！」

唯依「もしかすると、奴らはこちら側に出てくるかもしれない。そうなると、大パニックになってしまう。至急現場に向かい、ミラーモンスターを撃退するんだ！」

４人「了解！！」

狩人「まさか、お前との最初の出撃が、こんなことになるとはな」

竜司「なんだ？不満なのか？」

狩人「いや…」

アスカ「センパイ、気を引き締めていきましょう！」

狩人「ああ！いくぞ！」

狩人・竜司「変身！」

“セットアップ！ジン・オウガ！ジンライ・スパーキング！！”

“セットアップ！レウス！烈火爆熱！”

アスカ・奈々美「プリキュア！セットアップ！！」

狩人「あれか…」

ジャスティス「もう別の部隊が、戦闘を開始したそうです」

竜司「俺たちは俺たちのポイントに向かうとしよう」

シード「でも、４人全員で同じ場所に向かうのは…」

竜司「…ならば、こうしよう。まずは、櫻沢兄妹と種村兄妹で、それぞれの場所へ向かう」

狩人「いいぜ」

狩人「それじゃいくか。奈々美。いや、ジャスティス」

ジャスティス「はい、義理兄様」

竜司「こっちもいくぞ、シード」

シード「うん、義理兄ちゃん」

狩人「あいつらは、ハウンドドックにソルジャーか」

ジャスティス「先手必勝ですよ！義理兄様！」

狩人「ああ！」

狩人「おらっ！」

ジャスティス「遅い！」

ジャスティス「はあ！」

狩人「一気に決める！！」

“ファイナルベント！”

ジャスティス「プリキュア！ジャスティス・ストライク！！」

狩人「はあああああっ！！」

ドォーン！

ジャスティス「やりましたね！義理兄様！」

狩人「ああ。まったく、見ないうちにたくましくなりやがって」

ジャスティス「義理兄様…」（///）

狩人「次いくぞ！」

シード「いた！あそこ！」

竜司「情けはいらん。相手に隙を与えるな！」

シード「わかった！！」

“ソードベント！”

シード「いくら素早いタイプ01でも…！！」

シード「プリキュア！シードストライク！！」

シード「義理兄ちゃん！！」

竜司「ああ！」

“ファイナルベント！”

竜司「炎魔戦極斬！！」

ドォーン！！

シード「義理兄ちゃんすごい！！」

竜司「お前もなかなかだ。次いくぞ！」

シード「うん！」

狩人「そっちはだいぶ片付いたようだな」

竜司「ああ。だが…」

ピピッ

翔子『みんな聞こえる？』

シード「はい」

翔子『２つのポイントに、強力な反応を探知したわ。片方は…奴よ』

ジャスティス「…ザギですか？」

唯依『そうだ』

狩人「もう１つは？」

唯依『そちらは、初めて見るものだ。だが、識別から、タイプ01の同系だ。いずれも、場所が離れている』

狩人「…」

シード「センパイ、私とジャスティスで、ザギの方に向かいます」

狩人「いいのか？」

ジャスティス「こっちから打って出ます。義理兄様たちは、もう１つの方を」

竜司「気を付けろよ。以前とは違うかもしれない」

ジャスティスはい」

狩人「じゃあ、またあとで」

シード「はい！」

ジンオウガ「さて、俺たちも行こうか」

リオレウス「…ジン」

ジンオウガ「なんだ？」

リオレウス「感じないか？俺たちとは別の…ミラーモンスターを」

ジンオウガ「…言われてみればな」

Ｑべえ「なにかいるかもね」

翔子「これは…！」

唯依「どうした？」

翔子「一部の区域から、ミラーモンスターが外に出現してる！」

唯依「なんだと！？突破されたというのか！？」

翔子「１番近い部隊は…あれ？」

唯依「今度はなんだ？」

翔子「なにこれ…反応が消えて行ってる…どういうこと？」

唯依「…まさか、こちら側で、ミラーモンスターを倒しているものがいると？」

その地域では…

「やだ…なにこれ…」

「キシャアアアアアッ！！」

「だ、誰か～！」

ゲシッ！！

「っと！間に合ったわね！」

「！しょこたんさん！」

「花鶴美さん！大丈夫ですか！？」

「ちょっと翔子！１人で突っ走らないでよ！」

「ごめんごめん。でも、かずみんがピンチだったから」

「しっかし…せっかくみんなで名古屋に遊びに来ていたのに、あんなのが徘徊し始めるとはね…」

「もしかして、例の神隠しの…」

「多分ね」

「あちこちで騒ぎになっているわ。どうする？翔子」

翔子「決まってる！！出てくるなら、片っ端から叩くのみ！！いくよ！鈴香！響子！」

鈴香「はい！」

響子「そうね。出番よ！あんたたち！」

花鶴美「…そういえば、レイアスさんも、こっちに来ていたはず。大丈夫かな…」

こちら側に出現するミラーモンスターにより、パニック状態に陥る中、次々と消失するミラーモンスターの反応。

そこで戦う、この女の子たちの正体は…？

このあと、更なるゲストが登場！？

後編へ続く