13巻以降の話数の感想を書いていこうと思います
以前からツイッターでも書くようにしたんですが文字数が少なくてほとんど書けなかったので
毎話更新していく予定なので先の展開でUPした時点の分析が後の展開で否定されることもあると思いますが
一度書いたものは修正しません
(文章が分かり辛かったり、誤字脱字など内容が変わらない形の修正はします)
前回考察を読んでからでないと意味が分からない箇所が出てくるのでこれを読まれる方はその前に必ず12巻考察記事をお読みください
勿論、原作karte.1~karte.168も必読!です
異論反論含め、感想ご意見大募集
コメントにてお願いします
ついに修岳館受験の当日を迎えてしまったようです
京太郎は緊張が祟って5時半まで眠ることが出来ませんでした
体調がいい時の徹夜とはわけが違います
体は疲れて睡眠を欲しているのに、頭だけが興奮して眠れなかったのです
それだけではありませんね
もっと問題なのは眠れなかった原因でしょう
不眠も山田依存症ともいえる京太郎の病気の症状の一つではないのか、
ということを前回に書きました
反対に起きていようと思ったら今度は意識を失う
結果的に1時間は寝られたようですが
おねえが起こしに来た段階で京太郎は見た目にもボロボロになっています
全然回復できていません
家族に駅まで送ってもらっても電車の中で寝落ちしそうな状態に突如現れたのが山田
学校を休んで来てくれたんですね
事前におねえが電話している様子があり、
京太郎も姉が呼び出してくれたものと思っているようですが・・・
しかし移動時間を考えればそれはあり得ないですよね
おねえが携帯を見た時点で車はすでに出発していたんですから
山田が電話を受けた段階でまだ家に居たとしたら
山田は車の速度を追い越したことになります
山田は、最初から受験会場まで見送るつもりで先に駅に着いていたんでしょう
おねえとは前日から連携していたんだと思います
なぜそこまで用意が良いのか?
山田とおねえは以前から京太郎の異常を認識しているのではないか、
というのも前回に書いてましたね
京太郎は電車の中で夢を見ます
山田と一緒に遠くへ行って受験をしない未来です
これが京太郎が内心で願っている本音なんでしょうか
このシーン、わたしは本当に驚きました
実際に「え?」と声に出た
わたしの観点でいうと、漫画的にはこの結末でも全然「アリ」だったので
即座に夢落ちとは断定できなかった
京太郎が受験に挑む目的は有名進学校に合格すること、ではありません
中学受験の失敗という過去のトラウマを乗り越えることです
過去のトラウマを乗り越えられているなら進学先なんて公立で十分です
逆に修岳館に合格できたとしても
京太郎が山田に並ぶ自分の価値を通っている学校の偏差値でしか
示せないようになるなら受験は失敗なんです
のりお先生に京太郎を合格させるつもりがないんだとしたら、
不合格の中でもさらに最も惨めな展開と考えるならあり得なくもなかった
勿論山田は駅を寝過ごしたりはしませんでした
ちゃんと駅の前で起こしてくれます
京太郎は心の中で山田に謝ります
山田のプロ意識の高さは誰よりわかっていたはずですからね
山田に大事なスマホを預けるシーン
これは伏線でしょうか
これがあとあとで逆転の鍵になるんでしょうか
京太郎は山田に頼みごとがあるようですが言い出し辛くて頼むことが出来ません
それは眠気覚ましに頬を叩いてもらう事なんですが・・・
しかし試験会場の目立つところで堂々とイチャイチャしていますねこの二人
このシーンの巧いところは、
もうキャラも読者も誰も山田の「恋愛禁止令」のことなど覚えていない事ですね
どう考えても周りに目立ってると思うんですが
11巻で読者の認識を書き換え「山田の芸能活動が二人の交際の障害になっている」
という無茶な設定を一度信じ込ませた
なのに今はその設定と矛盾したことが起きてもほとんどの読者がスルーしています
おねえ配信でもそうでしたね
🎸【おねえ配信 切り抜き公開(2/5)】✨️
— 劇場版「僕の心のヤバイやつ」【公式】2026年2月13日㊎全国公開 (@bokuyaba_anime) February 21, 2026
💌「受験生の彼氏と会えなくて寂しいです…
かなさんは彼と会えない時、どうやって気持ちを紛らわせていますか?」
Primary COLORの“おねえ”こと市川香菜(CV #田村ゆかり)が
恋のお悩みにお答えします!#僕ヤバ 🎬️大ヒット公開中! pic.twitter.com/Q5tIckubbN
「受験生の彼氏と」会えなくて寂しい、なんですね
京太郎と会えない理由が自分が芸能人だから、というのは山田にはないんです
伏線が重要なストーリー漫画だと頭では理解しているはずなのに
ギャグマンガのタッチで描かれているとそういう事もあるか?という認知が働いてしまう
この漫画には魔力があります
もう少し話が逸れます
映画連動の企画は少しもネタバレに配慮していませんね
上の動画もそうですし、特典で13巻のサイドストーリーを配りますし
本日花手水のお花を入れ替えました🌸
— 勝林寺 (@shourin_ji) March 20, 2026
皆様の御参拝お待ちしております。
※ 「劇場版僕ヤバ✖️JR東海推し旅」只今開催中です。推し旅限定御朱印や境内にてボイスドラマが聞けます😉#京都 #勝林寺#東福寺#そうだ京都いこう #推し旅#花手水#kyoto#僕ヤバ pic.twitter.com/AGtO8HRXlE
勝林寺で聞けるボイスドラマではオーディションの結果まで言っていました
アニメしか知らない人には修学旅行編の最後で向かったオーディションの結果は
重大ネタバレなんですが・・・
ちょうどいいところに現れた木下もすっかり二人のイチャイチャに充てられています
景気のいい一発を食らって眠気が吹き飛ぶ京太郎
最終ページの京太郎は久しぶりにりりしい顔をしていますね
試験開始の合図とともに次回へ!
この話数だけを見るなら、恋人と家族の全力の支援を受け、
寝不足の懸念がありつつも最終的には万全の態勢で試験に臨めたように見えますが
ここに至るまでのストーリーを見て言うならば・・・、
受かりそうな流れにはなっていないですね
京太郎はこれより偏差値の低い幕有高校に合格できなかったんです
試験は一発勝負ですから偏差値72の学校に落ちても
偏差値75の学校に受かるというのは現実であれば何も不思議なことはないのですが
ストーリー漫画ですから受かるのにも落ちるのにも必然性があるはずでしょう
幕有受験のkarte.183と今回karte.188で京太郎にはどういった変化があったでしょうか
体調の面で言えば、幕有は前日に風邪、今回は寝不足、
とぢらも悪かったと言えます
前日の風邪は当日には治っており、病気のおかげで睡眠時間は十分だった、
と考えれば幕有高校を受験したkarte.183のほうが良かったと思うんですが
ここは同じくらいであると考えましょう
karte.184~186までの間では、
ももちゃんからのアドバイスでおねえのありがたさを実感し、
またおねえも京太郎の勉強を本腰を入れて見てくれるようになって
京太郎とおねえの距離が縮まりましたが
これが修岳館合格の決定的要因になるとは思えません
karte.184「気を抜いたつもりなんかない」
京太郎の勉強態度は変化していませんからね
修岳館には試験会場まで山田に見送ってもらえた大きな山田バフがありますが
幕有受験前日もついに「杏奈」と呼ぶイベントをこなして
山田の最高の笑顔が見られた翌日のことだったのです
karte.182のやり取りが本当にグッドコミュニケーションだったのであれば
そもそも幕有高校に落ちていません
反対に実はkarte.182は山田を悲しませていたのであれば、
その問題を解決していないままでは修岳館にも合格できないでしょう
karte.183からここまでで、京太郎に劇的な成長変化はないんですね
「なんとなく」で合格させてくれるほどのりお先生は甘くないと思います
わたしも京太郎合格を願っている者の一人ではありますが
しかし合格できそうな根拠と言われるとこれまでこの漫画はキャラクターを誰も不幸にはしない作品だったから、くらいの事しか言えません
ですがそれ以上に、けして都合のいい奇跡は起こらない物語でもありました
ただし希望はあります
karte.185ラスト、深夜に突然訪れた山田
山田はあの時に何かの秘策を仕掛けているとしたら
あの時のその後は描かれていません
逆転のフラグは、我々に見せていないだけですでに成立しているのかもしれませんね
今回は、物語の重要な鍵となっている京太郎から見た山田、
所謂「京太郎の山田観」を掘り下げてみたいと思います
京太郎は山田を女神のような完璧な女性と称えることもあれば
わがままでだらしない人間だと貶すこともあります
遡ると初期まで遡れるのですが現在の考えが重要なので最近のものだけ取り上げます
先に申し上げておくと、現在の京太郎がいかに混乱の渦中にあるかを
浮き彫りにする作業で結論のようなものは出ません
a.
karte.177
「面白い人カッコイイ人カワイイ人将来大物になりそうな人
全部山田さんになりませんか?」
非常にポジティブな評価ですね
山田はタレントとしてアイドルとして完璧であると捉えています
仕事に関しての山田は本当に優れていると思っているんですね
勿論これは市川の過大評価であります
この点では神崎くんのほうが正鵠を射ています
山田のポテンシャルは高いですがそれはまだ世間に認められてはいない
ただし、これは現在の時点で世間からどう見られているかの話で
わたしは山田はタレントとして通用する程度に「面白い」と思います
京太郎だけが山田の面白さという容姿や演技以外の魅力に
世間より先んじて気付けていると考えたほうが正しいのかもしれませんね
山田は周りから大注目される超人気アイドルであるという
京太郎の錯誤は11巻のエピソードで育てられたものです
この過大評価が今の悲劇のきっかけでもあります
b.
karte.178
「ダメだなァ~~あいつは!!」
萌子と比較して言った台詞ですね
仕事に対する適正に反して、家庭内、プライベートの山田は
ただ甘やかされているだけで苦労を知らないわがままな子供と思っています
これはkarte.133までは正しかったと言えたと思います
しかし12巻の山田の頑張りを知ってしまったらもはやそんなことは言えない
あれを芸能活動と同時進行でやっていたというのですから
半沢さんの異常を察知し、問題を難なく片づけた手腕も中学生離れしています
京太郎や友達のために動いた時の山田は萌子やおねえ以上です
a.と合わせると京太郎の中の山田は
仕事とプライベートで極端な二面性を持っていることになりますね
仕事の面は過大評価し、私生活面を過小評価しています
またそこから派生して山田の最優先順位は「仕事」だと考えているようで
karte.154の「山田は自分より仕事を取る」もここから発展したんでしょうか
実際は逆なんですが
山田の価値観は居太郎>>仕事ですよね
特に山田が仕事を頑張れるのは京太郎が応援してくれるから、
京太郎が好きなのは仕事に本気の自分だからという面があります
ただしこれは山田は仕事とプライベートが両立できているという意味で
恋と仕事、どっちを取るの?という次元は山田は8巻で通り過ぎています
この点は甚だしく過小評価されていますね
c.
karte.180
「お腹減った・・・?」
京太郎の中で山田が怒ったり不満を持ったりするとしたら
真っ先に思いつくのは空腹であるようです
d.
karte.181
怒りの原因を浮気疑いだと考え、浮気の疑惑を解こうとする
または萌子との仲に嫉妬したのかと考えました
これはkarte.161からイメージしたんでしょうか
e.
karte.181
「勉強じゃない理由で家に行ったこと本当は後ろめたいから言わなかった」
京太郎、ここで一度正解を出しているんですね
しかしこの次の回では別のことを言ってしまいました
この発言は以後どこへ行ってしまったのか
f.
karte.182
山田は何度も寂しいのサインを出していた
最終的に京太郎が出した結論は山田は寂しかったのではないかということでした
山田が寂しがっているというのは間違いではないでしょうし、
karte.178から張られた伏線でもありました
京太郎は最初一日考えても山田の怒った原因が分かりませんでした
「自分のことを心配している」という可能性は最初に除外した後で
無理くり捻りだしたのがこの答えだったということでしょうか
c.d.f.はどれにも「自分のことを心配している」という選択肢がないですね
これは山田のことを過小評価しているというより
自分が山田にとってそこまで重要な存在ではないと
過小評価してしまっているのは自分自身であるように見えます
加えて、ごく最近で山田に怒られるような落ち度が
自分にはなにもなかったということでもあるでしょう
(うーん、それはどうでしょうか)
g.
karte.184
「山田に気を遣わせるな」
イマジナリーの発言ですね
読者視点だともっと山田に甘えればいいのに、と思ってしまうかもしれませんが
彼女に心配させるなんてみっともないことだと
イマジナリーはいたって常識的なことを言っているだけ
この台詞をもって山田に本音をぶちまけられないのは二人に壁があるからだ、
と結論してしまうのは浅慮な気がします
h.
karte.185
「山田がそばに居なかったせい」
これも山田に会いたいという気持ちをストレートに表現しただけで
落ちたのを山田のせいにした、という捉え方は悪く考えすぎでしょうか
そういった意味合いが全くないとも断言はできませんが、
今の時点でネガティブな捉え方をするには情報不足だと思います
次の試験の時は会場まで一緒に居てほしいと伝えているので
karte.188への伏線的な意味合いはありますね
i.
karte.187
「山田はすごいんだ」
本来は難題であることも簡単に解決できたのは山田のコミュ力のおかげで
相対的に大したことがないように見えるのは山田にとってそうであっただけ、
という京太郎にしては正鵠を射た評価
第3者の視点に立てば京太郎はそれを理解できるのですが、
自分が助けられる当事者になっていた12巻エピソードではそれに気付けませんでした
ただしこれは山田の演技力が桁外れにすごい
山田は負担をかけたくない一心で秘密を隠し通そうとしているので
山田にそれをされてしまったら京太郎だけでなく誰にも気付けない
(事実、神の視点で見てるはずの読者の多くにも気付かせていないですよね)
山田には本当に演技の才能があるんですね
j.
karte.187
「いいやつだなみりあは・・・山田と違って」
とても重要な台詞だと思います
京太郎の本音に近い台詞です
なぜこう思ったんでしょうか
同じ話数の冒頭で、山田は半沢さんに友達思いの行動をしたばかりのはずです
京太郎の山田観の重要な誤りがここにあるような気がします
山田は友達に対しては甘えるばかりで助けられるのを当たり前にしていた時期が
確かにありました
それは萌子の回想、ばやしこや金生谷さんへの態度の他
またkarte.63で自らでも語っていますね
しかし劇中で山田がそういった部分を見せたのはkarte.133が最後なんですね
(karte.186で金生谷さんに迷惑をかけたがあれは不可抗力)
僕ヤバは主人公たちが成長する物語です
なので、成長イベントで扱われたキャラクターの欠点は
以降のエピソードではちゃんと直っていくんです
京太郎はそれを繰り返してきました
山田もそうですkarte.134で治った欠点は繰り返さない
しかし京太郎はそれがわからない
karte.161の「図書室に萌子が居る」の台詞、
ライブデートのエピソード、
クリスマスのエピソード、
京太郎の目線では他人に迷惑をかけても気にしない我儘な女の子に映ります
山田が成長している部分が認識できていない
それが原因で実際の山田と京太郎が考える山田の間に齟齬が生じています
karte.187という同じ話数の中で
「山田はすごいんだ」と言い「山田はいいやつではない」とも言う
この山田像の混乱が京太郎が迷走している原因ですね
k.
karte.188
夢の中の山田は一緒に寝てしまって駅をやり過ごす
これは京太郎の願望でしょうか
本当は受験から逃げたい
自分で逃げるのは嫌だが、山田が寝過ごしたという理由であれば
逃げる理由として自分を納得させられる
山田を逃げる理由にしようとするとても情けない京太郎の一面か
このシーンは様々な捉え方が出来ると思いますし
実際どんな解釈も成立すると思います
わたしは京太郎は山田依存症と言っていい錯乱状態にあると捉えているので
あまり深堀する意味はないかなと思いました
l.
karte.188
「それを一番許さないのが山田だってわかってるのに」
どうなんでしょう
もし、京太郎が家族の期待も裏切って試験から逃げようとしたら
山田は叱るでしょうか
それとも許すでしょうか
karte.180では「叱りました」ね
よってこれ、実は正しい
意外と思われるかもしれませんが
しかしのちに山田はその判断を後悔します
逆に京太郎を追い詰めることになってしまい、
かえって溝が深まった形で幕有高校の受験に向かわせることになってしまいました
その結果はA判定だったはずの滑り止めにも不合格でした
karte.180の山田は「叱りました」が
karte.188で同じことが起っていたら今度も山田は叱ってくれたでしょうか
京太郎のこのイメージの下地になっているのは修学旅行編のエピソードでしょうか
山田が京太郎と仕事との両立に悩んでいた時
京太郎はオーディションに行くように促しました
京太郎は山田にも自分に対してそうしてほしい、
そういった願望も含まれてのものだと思います
しかしkarte.180~182までのエピソードを
修学旅行編のエピソードに当てはめて考えたとしたら
京太郎はとった行動はどのようなものだったと言えるでしょうか
「オーディション」と「修学旅行」は
「受験勉強」と「遊びたい」に置き換えることが出来ます
karte.181で本来は受験に集中し、睡眠も十分にとらなければいけないところを
京太郎は真夜中に薄着で飛び出して風邪まで引いてしまいます
京太郎は山田が過去に乗り越えたこと、自身が山田に臨んでいることを
自分が出来ていたとは言えないんですね
京太郎が躓いたのは山田が半年前に乗り越えた問題でした
ただし山田がこの問題を乗り越えられたのは京太郎のおかげでもありました
山田が仕事を頑張れるのは京太郎が応援してくれているからです
山田は仕事が好きで、自分にも向いていると自覚していますが
それでも京太郎>>仕事であることは変わりません
もし、どちらかを選択しなければならないような局面になれば
京太郎を取ることに躊躇はしないでしょう
山田の仕事とプライベートの両立は京太郎の支えがあってのものなんですね
一方今の京太郎はどうでしょうか
karte.154「山田は多分さ事務所に反対されたらきっとそれに従うんだ」
やはりあのエピソードに元凶があるようです
ここまでが最新話ですね
京太郎の中の山田は、京太郎に対する思いやりが薄い
このギャップが京太郎が山田のことを理解し切れない原因のようです
しかしそれ以外では意外とちゃんと理解できている面もあるなと思いました
他人が一人の人間の全体を理解するなんて不可能です
その中で京太郎は大変に頑張っている、山田のことも理解しているほうだとも感じました
最初は全くかみ合わなかった二人がここまで近付いたんですね
わたしはいくつか仮説を提示し、それらを正しいとみなす前提で記事を書いています
詳しくは以下
仮説1.
山田に事務所の恋愛禁止令は存在しない
仮説2.
山田がライブデートに来なかった理由は京太郎が周囲の視線に対して過剰反応するようになり他者の視線の多い場所で会う事が京太郎の安静を阻害する危険があったため
仮説3.
京太郎は模試の結果で山田の他、おねえや家族に対しても嘘を付いている
仮説4.
京太郎の嘘は山田にはバレている
仮説5.
karte.180で山田が怒った理由は支えてくれている家族にも嘘を付いていた事
karte.182の謝罪も的外れであり、見当違いの謝罪はかえって山田を傷つけた
大きく上げると以上の5つでしょうか
このうち、仮説3.と仮説4.はほぼ裏付けが取れています
特に仮説3.は経緯が非常に丁寧に描かれていますね
karte.155から京太郎は成績を大幅に落とすのですがわからないところを姉に相談できません
しかしkarte.167では関根に対して「今のところ合格圏内」と嘘を付いていまいました
関根に対してだけではありません、
karte.169では母親も第一志望を合格圏内だといい、香奈もそれを否定していません
京太郎はおねえや家族にも成績が落ちたことを隠し順調だと嘘を付いているのです
京太郎の成績はおそらく、10月11月12月3回連続でC判定です
karte.176でCに近いB判定を「絶妙」だと称したのは
京太郎にしてみれば合格率64%でも以前よりはだいぶましになっていたから
最新karte.188でも京太郎は本当の成績をおねえにも見せていないでしょう
しかし嘘はすでにバレています
karte.183「まァA判定だし」
誰にも教えていないはずの京太郎の模試の結果をなぜか山田が知っています
1月模試の結果を知っているならそれ以前の成績もバレているでしょう
karte.173で萌子は京太郎たちと勉強会をしていることを山田に教えました
京太郎と会うときは必ず彼女さんに報告する義理立てもしています
ということはkarte.176で模試の結果を報告し合ったことも山田には伝わっているはず
山田は市川家や京太郎の部屋にも自由に出入りできます(karte.182)
山田が京太郎の模試の結果を知っていること自体には何の不思議もありませんね
他の仮説については、確定とまでは言い切れませんね
なにしろ物語は続いているのでこれからの新たな情報で否定される可能性はあります
11巻からの僕ヤバは推理サスペンスの形式で描かれています
推理ものには真実にたどり着くのに必要なヒントは終盤までに提示するお約束があるので
真相解明の直前で結論がひっくり返る情報の追加はしてこないと見ていますが
そしてこの仮説の全て、とは言わないまでもだいたいが正しいのであれば、
今ある問題の全部を1ページで解決できる状況はすでに整っていることになります
ですが「世界を塗り替える1ページ」はいつやってくるのでしょうか
修岳館の入学テストはすでに始まってしまいました
これから京太郎が劇的に成長するようなイベントが起ったとしても
テストの結果にも影響を及ぼすでしょうか
与えられた猶予はすでに終わってしまったような気がします
わたしは修岳館に必ず合格できるとは思っていません
物語はハッピーエンドになるでしょう
しかしハッピーエンドの要件は京太郎と山田が結ばれることだけで
有名進学校の合格はその要件ではないんですね
京太郎が自分の価値を通っている学校の偏差値に委ねてしまうようなら
のりお先生は容赦なく不合格にしてしまうと思います
勿論、京太郎の努力が報われてほしいことは誰もが願っている
京太郎が人事を尽くして試験に臨んだのであればそれに相応しい結果を与えてくれるはずです
成績のことを隠し、家族、姉にも嘘を付いていた京太郎は人事を尽くしたと言えるでしょうか
(2026/3/28UP)
