2月中旬、瀬戸内美術展で開催されていた「佐竹徳展」に行った。

佐竹さんと言えばオリーブ画家として有名だが、今回の展覧会で

はオリーブ絵画以前の初期の作品も数多く展示され見ごたえの

ある展覧会であった。小品から大作までこれだけ作品が一堂に

集まった展覧会を観るのは初めてであった。中でも1950年代の

信州の山岳地帯の風景絵画などは特に素晴らしかった。作者の

うまさ、実力をあらためて認識した。