MSD-BOX(マルチスイッチングデバイス)について | 某社員?

某社員?

私的な考え

ご質問をいただいたので、回答させていただきます。

商用電力の「品質」、すなわち、電圧と周波数が変動せず、また停電を起こさず、安定して供給されることが厳しく求められている日本では、このようなシステムはこれまでほとんど考えられてきませんでした。

しかし、これほどにも高い電力品質を要求している国は、日本以外にはおよそなく、いわゆる先進国とされる欧米諸国でも、例えば停電は日常茶飯事であり、周波数、電圧も電力使用のピーク時には変動してしまうことから、他国では、購入した「低品質な電力」を「高品質な電力」に「必要があれば必要な分、自分で精製して使う」のは、他国では昔から「当たり前の話」であり、そのための機器、すなわち、「無停電電源装置」などが工夫されてきました。

「日本の常識は世界の非常識」で、日本では「超高品質な電力」が求められるため、他国では「余剰」とされる発電所、また送配電系統が必要、例えば日本の電気代は、ほぼ世界一の高額、安定供給のため、多くの火力発電所を稼働させなければならず、結果、二酸化炭素排出量を抑えるのが大変で、またここに莫大な費用が発生しているといった問題があります。

本装置は、日本の電力需要実態を鑑み、日本の実態にあわせて「最適化」したものです。

世界で使用されている量産部品を用いて最適化したもののひとつであり、電気の地産地消の機能を所持した優れた省エネ効果があるため、仮に日本の全ての家庭で本装置を用いるとするならば、2015年現在計算で、日本の所要商用電力総量を約2/3にまで低減、当然、
ピーク電力需要問題も解決する能力を持ちます。

また、全ての部品がリサイクル可能、さらに発電時における二酸化炭素などの廃棄物排出はゼロであり、環境にやさしく、また、災害発生時、商用電力供給が完全に停止した場合でも、最低限必要な電力を各家庭・各企業で確保することを目的ともしています。

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