まず自分の身を守ることが一番大切なことですが、二次災害となる火災を発生させないように注意することも大切です。
防災のポイントは、見落としがちなものですが、これを備えていれば随分助かるというモノがあります。
地震後の火災、その一つに復電火災、通電火災があります。
地震が発生したときにブレーカを落としておかないと、電気が復旧したときに破損した電線などがショートして出火することがあります。

今回ご紹介する地震用配線用遮断器(感震ブレーカー)は、それを防ぐための装置です。
主な特長としまして、このブレーカは、錘の自由落下を利用して、強い地震発生時にブレーカをOFFにするタイプのものですが、強靱なBOX内にブレーカと錘を独立して収容、その後、不用意にONにできない、ならないようにして、復電火災、通電火災問題を全て解決しています。
また、復旧時にどうしても急いで電力を使用しなければならないときには、専門家(有資格者)が電路の安全を確認した後、緊急開放窓を破り、ブレーカをONにすることもできるように設計しております。
独創的アイデアで地震災害時の各戸ブレーカに要求される性能の全てに応えた地震用配線用遮断器であり、原理的に100%の複電、通電火災防止効果が期待できます。
BOXの色は電力会社指定色であり、落下動作テスト等も工場で試験済みです。
スチールタイプと耐候プラボックスタイプの2種類をご用意。
2015年2月発表の内閣府ガイドラインをクリアしています!
只今、動作状況動画制作中、配付チラシ制作中、国内の防災展に出展準備中です。
自分の家から火を出して他人の生命、財産を脅かさない。
また、自分の生命、財産も護ることができればいいなと考えております。
下記に本製品が出来上がるまでの経緯を記載いたします。
・中学校1年生女子の考案。「夏休みの工作」の宿題で生まれた。
学校内審査を経て、一般社団法人、広島県発明協会主催、平成26年度広島市児童生徒発明くふう展に応募、特賞受賞、さらにそのまま平成26年度広島県児童生徒発明くふう展に応募、特賞受賞。
・作品が完成したとき、保護者がアイデアに驚き、学校提出前に特許庁に実用新案願を急いで出願、実用新案登録済(第3194092号)作品となり、これまでの「たかが夏休みの子供の工作」に一石を投じた。
・独創的アイデアで、地震災害時の各戸ブレーカに要求される性能の全てに応えた地震用配線用遮断器である。
・屋内用、屋外用、自由自在、もちろん全国どこでも使用できる。
・賃貸住宅などで住人が居なくなり、電力供給を暫く停止したい場合には、開錠してブレーカをOFF、施錠するといった使用もでき、単なる地震対策用のブレーカの域を超えた、
マルチユース設計である。
・各電力会社の規定などから、アンペアブレーカ、あるいはELB、ノン・トリップ・ブレーカなどにする、すなわち、需要に応じて中身は自由自在である。
更に
・UL認証SPDを内包することもでき、この場合、「地震、雷対策」は万全となる。
・ソーラーUPS(太陽光無停電電源装置)と組み合わせることにより、夜間等における避難照明が確保出来る。
※弊社ソーラーUPSと組み合わせることにより、2015年2月の内閣府ガイドラインの求めている「将来的な技術開発要求」すらもクリアします。
