どーも。
しばしば北関東、北陸に行っておりました某社員?でございます。
なんだか梅雨なのかよく分からない陽気です。
そろそろ夏の雷に対して何か対策をしなければならないと
思っているお客様が増えたのでしょうか、
質問や問い合わせが増えました。
雷は最も身近な自然災害であります。
そのため、雷や竜巻などに対して、兆し・把握・感じるなど
現場サイドで対策をするよう指示も出ていることかと思います。
確かにスカイスキャンを使えば有効であるかと思います。
調べれば調べるほど、ハッキリ言って凄い機能です。
しかし、使い方を間違えれば事故になります。
全く知らない方にスカイスキャンの説明するにあたり、
適切な表現説明がないか探したところ
お世話になっている博士の言葉が素晴らしかったので
以下に記載いたします。
今日の雷検知器の主力は雷電磁波検出型の「ユーマン型」です。
雷放電からはさまざまな電磁波が放出され、一見何の規則性もない
雑音(ノイズ)のようにみえますが、実は特徴があり、これを分析することに
よって雷検知を行うことができます。
1970年代に米国アリゾナ大学のユーマンによりこの特徴が発見され
「ユーマン理論」として発表されて以来、
この雷電磁波検出型の雷検知器は発達してきました。
雷電磁波検出型雷検知器は遠方で生じる雷放電を早期に発見
できることが最大の特長であり、その電磁波を分析することにより、
高精度に雷発生位置やその規模、性質などを特定することができます。
さらにこれを継続して行えば、雷雲の動きの予測もできます。
この「ユーマン型雷検知器」は当初、航空機保安用として実用化され、
その後、雷の本質解明に大きな役割を果たしてきました。
さらに今日では、「人身防護用」の小型の雷検知にまで広く応用されています。
この『人身防護用』の小型雷検知器がスカイスキャンでございます。
展示ブースで写真を撮影したのですが、
下のSPDはトランケルの話しで別の話です。
実物が白ですが、これは私が10年前くらいから使っているものでして
今の正規品は黄色です。
このスカイスキャン、
雷の他に竜巻などが発生する可能性を知らせる大嵐警報
といわれる機能がございます。
この部分が分かりづらいと思いますので簡単に書きますと
大嵐警報は、大規模演算した結果の表示。
雷の距離表示は大嵐まではいかないレベルの表示で、
実は別々に表示している
(2つの計算表示をしている)
雷の距離表示は演算途中の結果を表示している。
(大嵐警報がメインだが、それだけではつまらないから)
大嵐の場合、およそ時速180km~250kmでやってくる。
時間にすると・・・極めて短時間のうちに襲って来ます。
つまり64kmでも時間がないということです!
勿論、日本正規品で昨年11月に国内販売開始された
最新のものは写真の通りケースが黄色、
また表示LEDがカラフルなものに変更されています
人の命を守る雷対策において、
日本は世界より約30年遅れていると言われております。
現に、このスカイスキャンは約30年前から世界で認められ
使われております。
事故が起きる前にやれるだけのことはやる!
雷検知器は、人間の視聴覚の代わりに雷を監視するものである。
雷検知器の導入、及び事前に気象情報などを調べ、
より安全に作業や活動をする時代になったと私は思います。