どーも。
身体がなかなか絞れてきまして、
ベルトの穴が一つ減った某社員?でございます。
この前、打合せのときにちょっと考えてしまった内容がありましたので、
書いておこうと思います。
話の中で、相手の担当者様が余談で
「最近は腕の良い熟練工がどんどん引退してしまい
特殊技術が出来る人が少なくなってきたんだよ」
とおっしゃっていました。
「そうですか、技術の継承・及び後継者不足ということですね」
「具体的にどんなところで少なくなってきたなあ。と感じるのですか?」
私は言いました。
以下にその回答を簡単に書いておきます。
・出来るという人が少ない
・現場で全くやり方がわからないらしく、
どういう風に作業すればいいのか聞いてくる
・完成が著しく汚い。完璧ではない未完成でも、完成だと言い張る。
(勿論、出来るまで何度もやり直しを命令するようであるが)
・・・etc
色々な業者様を見てきた方の意見なので、非常に参考になります。
しかし、技術の後継者がいないのは問題だなあ。。
需要と供給のバランスが崩れつつあるのを感じています。
それでいて特殊技術は、長い期間修行しないとマスターはできないでしょう。
つまり時間がかかるということです。
私も率先して現場に出るようにしているのですが、
やはり机上と現場は異なり、予期しないことも度々起きます。
その時熟練工の方ならば、経験というしっかりとした背骨がありますので
過去に照らし合わせて解決することができるのでしょうが、
未熟工は経験が浅く、引き出しが狭いので、
パニックに陥ってしまうかもしれませんね。
コレは仕方が無い。少しずつ経験していくしかないのです。
しかし、その経験しなければならない若手がいない・・・
いたとしても、辛い事が在るとすぐに投げ出してしまう傾向。
(まあこれは職業選択の自由だからいいのだが。。)
私は度々このような話を聞くので、
「このままいけば大変なことになるぞ。」と、日々痛感しています。
クーラー下でのパチパチ・定時に皆様興味が在るのかな。(皮肉です)
私は逆に考えて、これはチャンスで在る!と考えます。
とりあえず、私が今まで行ってきた内容として
・現場には短時間かもしれないが積極的に参加し、技術を目で見て、質問し、ノートに記入しました。
・規定の仕事が終わってから、ノートを見返すなどして頭に叩き込みます。
・机上の仕事(PCでの作業)は朝早く出社して行うか、休日にインターネットをはずした状態の自宅PCで黙々と作業を行う。(電気代・インク代・ソフト関係は自腹で支払う)
緊急の場合でも、できるだけ最短時間で終わらせるよう努力しております。
・メーカー・問屋さんと積極的に話し、市場の動向を頭に入れます。
・時間があったら、工具を手に取り実践練習します。
・健康には気を使っています。(タバコをやめようか考え中)
これによってプライベートの時間は減り、若干疲れますが、まあいいでしょう。
まあ全ての項目が五つ星にはなりませんが、
とりあえず何でも無難にこなせる三つ星あたりを目指しますわ。
あと10年くらいで私の時代(実力者の引退)が来ると思いますが、
その時までに準備しないといけないことが沢山。
ドラゴンボールの神様の時の部屋見たいな物があればなあ。