どーも。
中部日本を広域に動き回っている某社員?でございます。
昨日長野に戻ってまいりまして、ちょっと休憩した休憩所。
こんなものが売っておりました。
買っている人が多かったです。
観光客のカタカナ?
長さはセロリを長くした感じで結構ボリュームがあります。
正解は
野沢菜です!
野沢菜を知らない方もいるでしょう。
また、野沢菜漬けなら見たことがある人もいるかもしれませんね。
この食材は、好物の人にはたまらない魅力があるみたいです。
マニアの人は、お茶か米さえあれば、一人で皿一杯食べます。
野沢菜が大好物の人に聞いてみたところ、
一回食べ始めると皿から無くなるまで止まらなくなってしまうのだとか・・・
この食材は、寒くて霜が降りてから採った方が美味しいらしいです。
(一気に甘みと旨味が増すらしい。)
特にあの粘り?私の地方では野沢菜のノリと呼んでいますが、
多分知らない人には伝わらないと思いますので、
例えるならば・・・
長ネギの中のぬめり?のような旨味成分が中にあるんですよ。
私も食べたことはありますが、
ノリの出ている野沢菜は非常に美味しいですね。
注釈としては、全ての野沢菜にノリがあるわけではなく、
当たり外れがあるかと私は個人的に思います。
私が主に活動している長野県北信は、
この時期に野沢菜を漬けるのですよ。
(長野県中南信及び他の地方は不明)
地元の人間は、大概農家に直接買いに行くみたいです。
漬け方は塩漬け・醤油漬け・醤油+リンゴジュースを混ぜた漬け方など、
各家庭味が全く異なり、
人のお宅におじゃました際には必ずと言って良いほど出てきます。
でも、はっきり言ってこれを漬けるのは大変(^_^;)
何十本(多い家庭は何百本?)も水洗い(野沢温泉では温泉で洗うらしい)して
デカイ樽に一本一本洗った野沢菜を円のように並べて重しをする。
野沢菜の水分で樽が覆われて少し寝かせたら食べ頃?らしいです。
(私は塩分が気になるので余り食べませんが。)
長野北信の人間は、
コレを冬中かけて食べること言うことですわ(^^)
改めて思うに、その地方では当たり前のメジャーな食べ物も、
場所が変われば全く認知度が無い場合も結構あるかもしれないなあ・・・