あなたの仕事の武器になるアート | Story=Art × Logic

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アート(特に彫刻)を中心に、経済、ビジネス、コンサルティング業、人脈など気ままに。
SDアート→http://sdart.jp/

本日の記事は、私がメールマガジンで配信した内容をブログに転載しております。

アートと経営のことなどを発信しているメルマガです。

ご興味ある方は以下よりご覧ください

https://horikoshik.wixsite.com/artseminor

 

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私事で恐縮ですが、

最近、Newspicksというニュースサイトを愛読しています。 

急激に成長しているインターネットメディアで、 
落合陽一さんなどの新生代を早くから取り上げ、 
世界の最先端情報を取り扱うニューメディアです。 

また、各参加者から記事に自由に「コメント」できる機能があり、 
SNSのような面白さも兼ね備えているサービスとなっています。 

そのNewspicksの中で、以下の記事が公開されています。

【山口周氏対談】 ビジネスとアートの関係をいかに最適化するか

https://newspicks.com/news/3589082 

私が「ゼロからアートセミナー」を開発するきっかけとなった山口周さん。 
彼による対談記事です。 

しかし、 
私はこの記事を読んで、 
非常に大きな違和感を感じました。 

山口さんを尊敬するからこそと思い、 
その違和感についてコメントしたところ、 

大変多くの方から「いいね」をいただいており、 
1週間以上経った今も、このコメントへの反響が止まりません。 

(私のコメントが1位になり、バズっているようです) 

以下URLからご覧になれますので、よろしければご確認ください。 

https://newspicks.com/news/3589082 



■アートの役割は「問題提起」 

 

「アートの役割は問題提起」 

これは最近よく言われていることです。 

これに対して、 

「デザインは、問題解決」 

であると。 

私がNewspicksでコメントしたとおり、 

「無用な問題をわざわざ自ら創り出すこと」 
ほど滑稽なものはありません。 

これはコンサル会社が自らの仕事を作り出すためのポジショントークとも言えます。 

このあたりが大変違和感があるところです。 

しかし、アートの本質というのは、 

「社会的に歪みがあるところを見つけ出し、 
それを世の中に問うこと」 

です。 

例えば、 
LGBTや男女平等社会の実現といったジェンダーの問題や、 
トランプ政権に対する自由への糾弾などは、 

アートが積極的に社会に働きかけていくべき問題だと思いますし、 
現実にアーティストはそのような活動を行っています。 

このように 
「まだフォーカスされていないけれど、多くの人が苦しんでいたり、おかしいと思うこと」を世の中にアートを通じて提起していくこと。 

これがアートのチカラであり、役割です。 



■仕事の武器になるアート 
 

アートは日常にも大きなチカラをもたらしてくれます。 

「アートは問題提起」と言いましたが、 

これは、私たち仕事をしているものすべてにとって、 
非常に大きなチカラとなります。 

会社員として、ビジネスパーソンとして、 
勤め人として、働く人として、 

アートのチカラを活用することができます。 

それが、 

「自ら課題を設定するチカラ」 

です。 

実は、会社員や組織の一部として働いていると、 
なかなかこのチカラが発揮されないことが多いです。 

というのは、 

「課題は上(役員や部長クラス)からふってくることが99%」 

だからです。 

例えば、 

私はかつて、 
大企業の次世代のリーダーを選抜する研修に関わったことがあります。 

同世代の10名程度の優秀な人々が集まって切磋琢磨するものです。 

確かに彼らはとても優秀でした。 

・人当たりがよくコミュニケーション能力が高い 
・弁がたつ 
・エネルギーが高い 
・独特のオーラがある 

このような部分に加え共通していたのが、 

「依頼された仕事や次にやるべき仕事を即座に見極め、 
それを効率的に、スピーディーにやりきる」 

というスタイルでした。 

これはとても重要なスタイルであり、 
仕事をするものとして、誰しもが身につけておかねばならないスタイルです。 

一方で、これはある程度訓練すれば誰でもできるようになります。 

なぜなら、 

「仕事の仕方、問題解決の方法」 

は、「HOW」にあたり、 

いわゆる「KnowHow(ノウハウ)」でもあります。 

従って、実はこの方法論(How)というものは、 

「本を読む」「先輩に聞く」「過去事例を参考にする」 

などすることにより、おおよその解決方法が見つかるものです。 

一方で、 

「課題設定、問題提起」は、 
「効率的に仕事を片付けるチカラ」とは、 
全く違う脳を使います。
 

言い換えれば「経営者脳」とも言えます。 

経営者は、日々起きる出来事に加え、 

「緊急性が低いけれど、重要度が非常に高い課題」 

をいくつも持っています。 

これは、「時間をかけて検討しなければ解決できない課題」とも言えます。 

このような課題は、 
いち早く自らそれを「発見する」必要があります。 

そしてこのように、経営者は「課題を発見できる人」を重宝し、 
次世代の経営者候補へと推薦していきます。 

しかし、私が今振り返っても、 
私が見てきた、一緒に働いてきた若い優秀といわれる次世代のビジネスリーダーたちの 

「課題設定のチカラ」 

は、非常に低かったと言わざるを得ません。 

これは、繰り返しますが、 

「日々、課題は上から降ってくるから」 

ある意味考える機会もなかったため、 
しょうがないかと思います。 

しかし、だからこそ、 
この課題設定や問題提起できるチカラというのは、 
少しでも早くから身につけておくことができれば、 
人よりも抜きんでることができるのです。 

では、 
課題設定や問題提起できるチカラを身につけるにはどうしたらよいのでしょうか? 

その答えは、 

「課題や問題を発見するための見方」 

をつくっていくことです。 

そして、 
その見方を養いつくることができる方法のひとつが「アート」です。 



■問題を提起するチカラを養うアート 

アートを理解することは、 

「作品をよく観察すること」(Observe) 

から始まります。 

また、「一つの絵や彫刻に対して多面的な見方をすること」で深まっていきます。 

そして、この 

自分の見方を人と交換していくこと(Dialogue) 

により、「新たな発見」をしていきます。 

これらのプロセスを経ることにより、 

「人に説明できるようになるくらいまで、腹に落ちた状態」となり、 

自分の感性としてそれを描写できるようになっていく(Describe) 

のです。 

これはすなわち、 

「課題を発見」→「課題を深堀」→「課題の解決方法を考案」 

するプロセスをアートを通じて身につけられるということになるのです。 

アートを学ぶことを通じて、 

「アート=問題提起のチカラ」と「デザイン=問題解決のチカラ」 

の両方を養うことができるのです。 



■あなたの仕事に役立つ「アート」を学べる!お得な体験価格で受講できます! 
 


さて、以上のような課題設定力を高めることができる、 
アートを用いた学習機会は、 
まだ日本には多くありません。 

このような哲学やコンセプトで、 
アートセミナーを開催しているのは弊社含め数社しか存在していないでしょう。 

昨年、おかげさまで、5回にわたって行ってきたセミナーについて、受講者からは好意的な感想をいただきました。 

(感想等は、以下のページの最下部にてご覧いただけますので、アクセスしてみてください) 

https://horikoshik.wixsite.com/artseminor 

このアートセミナーについて、 
 

「参加したいとは思っていたのだけど、 

日程的、金銭的な理由で、 

なんとなく一歩を踏み出せなかった・・・」 

というお声を多数いただきました。 

また、内容的なことについて、 


「どのような内容か、いまいちわからないため、 

一歩踏み出すのが大変・・・」 

というお声。 

さらに、 

「堀越さんってどんな人か、一度お会いしてみたいけど・・・」 

というご意見などもいただきました。 

このような話を受講していただいた方々に共有したところ、 

「体験版をつくったらよいのでは?」 

とアドバイスをいただき、 

「なるほど!」と膝をうちました。 

生徒さんからは、 

「一度、このアートセミナーを体験してくれたら、 

絶対にその品質の良さが伝わると思うので、 

本編にも申し込んでくれると思いますよ!」 

というありがたいアドバイスを頂戴し、そのような形で動き始めました。 

そこで、 
体験価格で学べる「ゼロからアート」を、 
2月15日(金)に開催することとしました! 
 

*** 

 

●日時: 

2月15日(金)18:30〜21:30 

 

●場所: 

JR山手線「大崎駅」より徒歩3分の場所 

※昨年セミナーを行っていた場所です。 

 

●料金: 

体験特別価格 7700円 

 

*** 

 

当日は、  

昨年通しでアートセミナーを受講してくれた中村さんも参加してくれる予定です。 

受講経験者と一緒に、どのような点がよかったかなど、 
対話できる場所もつくろうと思っています。

 

ぜひこの機会に疑問点や不明点などを解消していただけたらと思います。 

 

先着5名での開催になりますので、 

もしご興味がございましたらお早めに。 

 

(もうすでに3名からお申し込みいただいています!) 

 

アートに一人でも多くの方が興味をもっていただけたら、私もこんなにありがたいことはありません。 

 

皆様のご参加をお待ち申し上げております!