以前、アメリカ人の武道経験者の方と
お話をする機会がありました。
彼は僕の武道のバックボーンを聞いた後に
でも、それってどうなの?と少し懐疑的な
質問をしてきたので、おお、これは面白い、
と会話を続けました。
どういうことかと言うと
僕が学んだ武道は
打撃技、投技、寝技を自在に使い
身を守るものでしたが
彼の主張は
【武道は一つのものを会得するのにものすごい
長い道のりがある。そんなに
覚える事があれば全てが中途半端になる
のではないか】とのことでした。
確かに彼の言うこともごもっとも。
この手の会話は武道界隈においての
永遠のテーマであり、それこそ江戸時代
いや、もっと前から続くもの。
プライドもあるでしょうし、哲学みたいな
のりにもなるし、簡単に言えば
好みの問題ですからねぇ。
でも、こういう異なるものが真っ向から
対峙する時そこ経験を積むチャンスと
ばかりに、こちらも丁寧に対応するわけです。
要は何を使い身を守るのか
そこだけの話でして
合気道なら合気道の技
空手なら空手の技
それのいくつかを何年も何十年も
繰り返し、体と一体化させるのも
素晴らしい。
こちらの考えとしては
明日、襲われるかも知れないのだから
直ぐにでも使える技や動きを優先して
伝える。もちろん修得に時間を要するものも
ある。
襲ってくる相手が何をしてくるか
分からない、複数かも知れない
殴りかかってくるかもしれないし
取っ組み合いになるかもしれない
ならば、対応する範囲を広げた方が
被害に合うリスクは減る。
そんな超現実主義的発想の上に
成り立っている武道をこちらは
学んだので、その考えを最優先する。
ね。。。
絶対に交わらなさそうでしょ😂
やばいでしょっ⚔️
でも、これが使いたい技のチョイス
好みの違いですからねっ^_^
みたいなスタンスなら会話は
面白い方に向かうこともありますから
こんな会話になりました。
そちらはお寿司の板前さんみたいですね。
食材と鮮度にこだわりを持ってる職人さん。
こちらは和洋中を家庭料理でいかに
美味しく再現して毎日の食卓に出すかに
重きを置いているプロ主婦。
時短もやるし、あまり物も使う。
お寿司の職人さんに例えたのが良かったのか
結論としては確かに毎日食べるもの
なら色んな味で美味しくたべれたら
それが一番現実的な気がすると
納得してくれました。
でも、ワタシは寿司職人になりたくて
日本に来たので〜す
そう言う彼に手を出して🤝。
素敵な寿司職人になって下さい!
と返したのであります🫡
Love and Peace ✌️


