組手を通して学べることは
数えきれないほどあります。

かれこれ35年は組手をする人生を
過ごしていますと、ありがたいことに
気づかせてもらえる事はいくらでもあり
そこに気づけるかは自分次第だぞ!と
我が身に言い聞かせる日々でもあります。

そのうちの一つとして
『どうせやるなら』というのが
ありまして、書いたまんまであります笑

組手は習いたては恐怖心との戦いとなります。
自分のようなタイプの人はその恐怖心を
原動力にしていたため、挑み方を間違えて
よく怪我をしていました。

と、人それぞれの個性や思いぐせが
組手に投影されがちなのは
武道や格闘技をする人なら分かると
思います。

石橋を叩いて慎重にやるタイプ。

猪突猛進タイプ。

などなど、様々です。

それで良いと今の自分は考えており
この組手が終わる中で
どんな自分に出会っているのかを
本人が気づいて、どう受け入れて
そして不必要な心の癖をどれだけ
捨てて、シンプルに組手を楽しむか、
これの連続が人生の練習だと
感じています。


もっと掘り下げるなら
一回一回の組手が人の一生と
捉えたなら
生き死にを何度も繰り返すわけで
次こそはと新しい自分で
臨めば良いだけのこと。

自分の組手(人生)を楽しむためには
要らないものを捨てシンプルに、
そして最後はやはり
自分を認めてやることが鍵となります。

どうせやるなら
最後まで自分を責めたり後悔したり
泣いて終わりになんてしたくないじゃ
ないですか。

そして、自分を受け入れることが
出来始めると、不思議と相手のことも
受け入れることができるようになり
相手のことも等身大で見れるように
なりますよ。当然です。
そうならないはずがない。

相手に自分の組手を
振り回されるのではなく
自分の心の主導権は自分が持つという
体験がその時にやってきます。

難しく聞こえるとは思いますか 
とってもシンプルです。

自分を大切にする近道マップです。

とまぁ、、

これって生きる知恵で、
生きる力っすよね⁉️
 

組手から何か大切なものが広がる
可能性のお話でしたが
組手ばかりでなく
どんなことにも通じているので
しょうね。



気づけば関わった子達が
立派な大人になってますが
彼らがその道のりで
モヤモヤした時のヒントに
なればと書くことも増えてきました。

もともとは活動内容の他にも
未来の彼らへの
メッセージとして書いてきたので
僕がお月さん🌕に戻るその日
までに、あれこれ、
書いておきたい事だらけ。

それがたった一人の未来の君に
届いたなら、自分は大満足っす😎✨