その昔、有名海外アーティストの警護などを
生業としている方と組んで練習をした事が
あります。
そこではシチュエーション練習として
相手に捕まれている状況で
いかにして逃げるのかというものでした。
先ずは自分が逃げる側で
使った技はみんなとよくやる
例のやつですが、修行時代に
教わったものを使いあっさり逃げ
ることができました。
次は自分が掴む側。
どのように相手が逃げるのか
楽しみにしていたのですが
彼は逃げることができずでした。
もちろん、こちらも逃がさない為
の工夫はしましたけど。
この時、
俺!スゲ〜!
とは思わず
え?何で?
となり
その次に
あれ?本職警護の方だったよね…
となり
最後は
学んだ技術のレベルの高さを
測るには絶好の相手だったと
その方と学んだ武道への
感謝が生まれた瞬間でした。
誰もができる簡単なものですが
つきつめると、なかなか繊細で
至るところで役に立ちます。
これを子ども達ともたまに
練習しますが
立っていようが
座っていようが
寝ていようが
体の使い方との連携次第で
掴まれている不利な状況を打破する
ことも可能です。
どデカい相手や
握力に差がある相手もいますから
触れられた瞬間に反応できる
くらいやっておきたい技の一つです。
昨日の至近距離からの新聞紙突きは
相手と接近している状況での
上半身の使い方を意識すりために
やったので、破ることがメインでは
ありませんが正解の基準
があった方がわかりやすいし
何より盛り上がるっす😃
手首や腕を捕まれた時の逃げ方や
上半身を小さく鋭く動かして
タイミングを合わせて攻撃に転じる
そんな事を彼らは学んでいるんですよね。
なかなか面白いですよ^_^