三日間連続でレジェンド先生の
足をマッサージしに行きました。

日に日に弱っていく先生は
肺ガンの影響で呼吸がままならなく
なっていて
酸素が全身になかなか行き渡らないと
足があっという間に浮腫んでしまう。

一日明けて今日また伺うと
奥様がお医者さんにもって数日
長くて今月いっぱいだと言われたと
話してくれました。

わかりました

とだけ、こたえてから
二階の先生の部屋に入ると
先生は僕を見るなりゼーハーしながら
起き上がり、そのままでいて下さいと
いう僕を無視して、ベッドに腰掛け
そのまま、虚な目のまま必死に
呼吸をしています。


僕が寝ていた方が良いのでは、と言っても
考えがある、とだけ、声を絞りだすと
その態勢のまま苦しそうに息をしている
のでした。

僕は床に座り、足のマッサージを
始めると30分くらいして
先生の呼吸も整い始め、
今日は20日の月曜日だよね?と
しっかりとした声で尋ねてきたのです。

そうです^_^
お!頭は相変わらず冴えたままっすね^_^
と返事をすると、うんうんと頷く先生。

このマッサージはどのように感じるか
を聞いてみたとろ、
『血が動きだしているのが分かる』
というので、これだ!やはり末端の
つまりを流すのが自分の役目、
冷たく冷えた足の指先から丁寧に
流し始めて更に30分くらいが経過
すると、表情がしっかりとして
呼吸も乱れなくなっていました。
話す言葉もはっきりとして
自分的には『これにかけよう‼️』
という、光が差したのでした。
緩めの靴下をとりあえず履かせ
足を冷やさないようにし
今度は脱がないで下さいよー💦と
声かけ。

先の事は先に決まるので
今の最善をひたすら、ただただ
コツコツコツコツコツコツと
やり続ける。これだけ。

そして、これは、受験で不安がる子たち
言ってきた言葉であり、
黒帯昇段の為の連続組手の際に
とにかくやり抜こうと鼓舞してきた
言葉であり
それを自分がやれなくてどうすると
今は自分自身を鼓舞しています。

子ども達と歩んできたこの35年で
学んだことをあの手この手で
使いまくっているこの2ヶ月間。

命との真剣な関わりは
僕を強くしています。

末梢神経や毛細血管は
かなり重要なのだと改めて先生の体や
自分の怪我で痛感してます!
皆さんも、元気なうちから足や手の指先
を温めたり、流しておくと健康で
いられるはずです。
メンタルも落ちにくくなると思います。

お試しくださいね🍀