刃物を出された場合ですが
相手に多少の冷静さや良心があったり
ただの脅しなどの場合には
直ぐに攻撃して来るわけでは無いため
こちらにも数秒から数十秒の時間が
あります。
距離を取り、周りの人達に助けを
求める行動しながら、何かしら
身を守れる物をとっさに見繕って
防衛することを考えつつ逃げきる
ことか最優先になります。
ただし、部屋や建物の中の場合には
逃げるといってもドアや窓からに
なるでしょうから、背中を向けて
一目散に逃げる行為は背中から切り付け
られてしまう可能性があるため
相手を見ながら後ろに下がり間合いを
取りつつ、鞄や上着や椅子や雑誌
何でもいいから盾にできるものは無いか
探す方が良いとされています。
それができそうも無い時に初めて
体を使うしかないという事を
みんなにはいつも言っています。
相手をなだめる事が可能なら
それが一番ですし
相手に油断させることも立派な技
ですからね。
今回、多少の距離が保てている、
またはそんな瞬間ができたという
シチュエーションで足を使い
刃物を蹴り落とすか刃物を握って
いる手を使用不能にさせる
そんな練習をしました。
もう一つは靴を履いている条件も
含まれます。
下から爪先で握りを蹴り上げるか
横からから払い落とすように蹴る
練習をしました。
先ずは刃物を持った相手との
距離感を知ってもらう事が一番です。
いつもの組手の距離より
さらに下がっていることが最優先
です。 それができないない場合は
かなり危険な状況にあることを
冷静に認識して、その時に命を
守るために出来ること、最悪
怪我をしても生き延びるために
取るべき行動をとる。
刃物相手に素手ではかなり危険。
でも、慌てずに冷静でいれば
回避する最善は尽くせるものです。
そこを知ってもらうのが
今回の別会場練習のテーマです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
刃物にまつわる話を加えておきます。
僕が今までにお会いした
大先輩に当たる先生方は
昭和の混沌とした時代の武道家の方
ばかりなので、喧嘩で刃物を出された
経験のある方々のお話を聞かせて
もらった事があります。
身体の毛穴が全て逆立つような
恐怖を超えた緊張感
離れて戦う技術の重要性
などなど
今まで経験したことの無い言葉では
表せ無い異常事態である事が伝わる
話でした。
その時の心理状態や身体の反応など
僕には貴重ではありましたが
大怪我や命を落とす人達がいる中
幸い怪我も無く生きておられて
良かったですよね。
ああ、
怖いなぁ。
お化けより怖い話でしたよ。









