おい、お前、高一の経験は?
と、お叱りの?期待の?
声 が来ましたので
書きます!
ちなみに武勇伝とかでは無いです。
まだ武道と出会う前の話です。
16歳の時、隣町のヨーカ堂の
最上階で友人と待ち合わせして
いました。
ゲームセンターみたいなフロアで
した。僕はゲームとかへの興味は
薄かったので手前の方の椅子に
座って友人が来るのを待っていました。
すると、奥のほうにいた
中学生ヤンキー3人組が
こちらをチラチラ見ていることに
気づいたんです。
こちらを見てニヤニヤしたり
何かぶつぶつ言ってるんですね。
面倒な奴らだなぁ。
歳下のクセになめてるな💢
と彼らの挑発に
まんまとのっちゃった!
僕もヤンキー君から視線を
そらさず、むしろイライラして
貧乏揺すりをしていました。
はい、ヤンキー君の思うツボ。
やってきましたよー
何か御用ですか?という内容
の事をヤンキー口調で言われまして
完全にカチンときちゃいまして
で、あれよあれよと
いう間に彼らと駅向こうの公園で
喧嘩をする事に 笑
途中、いろいろ脅してくるんですが
君たち中学生3人が
何を言っても怖くなんかなーいさ
お化けなんかうーそさ♬
だけどちょっとだけどちょっと
3対1は怖いよ♬
公園に着くと
ヤンキー仲間が5人もいやがりまして
さすがにこれはまずい!
8対1。
大ピンチですね。
これはなんとかタイマンに
持っていけないか
ダメ元で
で、誰がやるの?
と平静を装って言ってみたんです。
そしたら全員だって
ヤバくないですか?
8人はないわ。
しかも、僕、体格も無いのに。
でもね
その時、実は秘策が
あったんです。
身内に総合格闘技の有段者がいて
数日前になんの気無しに
複数の相手と戦うことになったら
どうしたらいいのかという
質問をしていたんですよ。
その情報を思い出すしかない!!
8人は僕の周りを半円を描くように
囲みました。
よし、まずは半身に構えるんだっけ。
その動きを見た一人が
あんた何かやってんのか?
と食いついてきました。
どーでもいいだろ
とか言って笑みまで
浮かべて大芝居をうつわけです。
正直に言ってみろ!
とか言ってなかなか
かかってきません。
すると、一人がさり気なく、
公園の奥に向かって歩きだしました。
すかさず
なんだよ、まだ仲間呼ぶのか?
と君の動きに僕は気づいてるよ
アピールをしました。
これで全員だ、ボケ
小便だ
だってさ。
不自然でしょ。
でも、確かにトイレに入るのを
確認しました。
リーダー格のやつが
空手か?ボクシングか?と
また続けます。
半身に構えたのは前後に動きやすく
的をせばめるためと教わっています。
人間の急所は体の中心線上にあり
確かに守りやすい。
今の組手と変わらない構えをしました。
もう一つ
対複数の場合でも瞬間は
一対一だから
一対一で
戦えるよう動く。
派手な攻撃より
最短距離を最速で。
もはや、
ベストキッドや
明日のジョーの
明日のためのその一みたい 笑
でも、いくら中学生相手だって
この人数は。。
もはや、この教えだけが
僕の命綱でした。
その時です。
微かに音がしたんです。
砂を蹴るような
ザッという音が。
咄嗟に体が左に動くと
僕の後頭部があった場所の
後方から脚がニョキッと出て
来たんです!
あいつが
トイレに行ったのは
僕を背後から跳び蹴りで倒す
つもりで、やはり作戦だったんです。
倒れたらみんなでボコボコに。
最初から筋書が出来ていたんです。
気配に気づき間一髪で
蹴りをもらわずに済んだ瞬間
数名が殴りかかってきました。
次なるピンチ到来!
動きながら周りのやつらの動きを
見回しつつ、かかって来たやつを
殴りました。 腹をだれかに
蹴られましたが動いている
おかげで大したダメージは
無く、とりあえず殴りかかって
くるやつをこちらも迎撃。
これを数回繰り返すも
でも、いつかはつかまる。。。
その時です。
動きながら
見えたんです。
ヤンキーの集団が
一瞬、四人と四人の
2つのかたまりに分かれていて
隙間ができたのを!
その隙間が光った道の
ように映りました笑
まるでモーゼの十戒のようにぃぃ♬
ウォォォ!!
神よぉぉぉ!!
僕はその隙間に突進し
光の道を何の迷いも無く
走り抜けました。
当時
陸上部で400メートルの選手。
中学生の時は足立区で4位なんで
そこそこ速かったんです。
やったぁ✨✨
奇跡の生還じゃん✨✨
しかも無傷じゃん✨✨
って歳下に散々な目にあわされた
けどね〜 かっこ悪い👎
でも、誰も知らないからねー
とにかく脱出成功じゃぁぁん✨✨
が
待て‼️ゴルゥアァ‼️
と声が…
振り返ると2メートル後ろに
跳び蹴り野郎がいるぅ!
マジか!
速いじゃねーかぁぁ😭
あと100メートル引っ張って
まだいるようならしかたない
覚悟を決めて最速で決着をつけよう。
そんなことを考えていると
ついに跳び蹴りヤンキーも
あきらめたようで
僕はそのまま飲食店が連なる
路地裏に逃げ込み
ポリバケツの陰にしばらく
身を隠していました。
ノドがカラッカラで
誰か、水を下さいぃぃ状態で
唾液も極度の緊張から解放
されたせいか出ないんですね。
よくドラマとかで
逃げ込んだ人が水をくれって
やってるけど
ほんとにそうなるんだ
とゴミバケツの陰で納得して
いましたが、
あぁぁぁぁ!!
友達にどうやって連絡しよう!
携帯やポケベルが無い時代っす。
すまん、友よ。
あそこには戻れんのだ。
だってさ
ヤンキー今頃血眼で捜しまくり。
ああ〜みじめ。
翌日、事情を説明するも
もっとまともな言い訳できんのか
と信じて貰えませんでした。
なんとも、情けない
お話しでしたが
よく無事で済んだなと
我ながら思います。
この時の自分を振り返ると
えらく落ち着いていました。
身の守り方の流れのイメージが
できていたからだと思います。
聞いておいて良かったな。
あとは、この状況でトイレに
行くはずは無いという
違和感が意識があったから
あのザッという音に
体が反応できたこと。
もう一つは逃げるタイミングを
逃さなかったこと。
そして
最後に陸上部だったこと笑
危うく中学生にボコられるところ
だったという話しでした。
君子危うきに近よらず
まさにです。
みなさん、ヤバそうな場所は避け
ヤバそうな奴らは無視しましょう。
