試合と実戦はなんともかけ離れた世界。

むしろ真逆に位置しているくらい。

当たり前の話だが試合や組手は

試し合いで、相手に対しても礼を持って

対峙するけれど、実戦となれば

こちらがどう思おうが相手は

自分達を痛めつけ、屈辱を味合わせ

命までも奪おうとする輩まで存在する。

そして、一対一とも限らない。

あちらがナイフやスタンガンなどの

武器を所持しているケースだって

珍しくない。

平和な日常のすぐ隣にある現実。

そんな世界に引きずり込まれて

しまうのだけは極力避けたい。

当たり前だけれど。



素手同士だって、いったん始まれば

決着がつくまでの時間に比例して

負傷する確率も高くなる。


いくらこちらの方が強いと思っても

逃げるべき。

相手がナイフなど持っているかも

しれないから。



特に体格もさほどなのに妙に落ち着いて

いるというか不自然な余裕がある者は

注意ですよ。


なんらかの格闘の技を持っている場合

も考えられますが、本当に強い方が

そんなチンピラ風情がするような

ことはしませんし、この場合

自分の力以外の力が気を大きくして

いる可能性を考えなくてはなりません。


例えば、武器を持っている、

ヤクザや右翼、暴走族やギャング

との繋がりがある、

助っ人が近くに潜んでいるか

まさに今こちらに向かっている最中で

それまでの時間かせぎなど。



実際にあったケースでまさにこの

パターンがあるので参考までに

書いておきます。

前にも書いた事があると思いますが

おじさんと若者が掴み合いを

しながら電車を降りてきたのです。

僕の目の前に。

仕方なく、まぁまぁと落ち着いてと

割って入りましたがおじさんは

怒鳴っているのに若者は無表情と

いうか瞳が冷たい感じで気持ち悪い。

おじさんをなだめて、先に帰らせてから

追いつけない距離になるまで若者に

話しかけるのですが、若者は表情を

変えることも無く、言葉も発しません。

なんか、ヤバイ!

そう思って、若者を解放しました。

歩き始めエスカレーターに

乗った若者はこちらを振り返り

ニヤッと笑って

上着の内ポケットからナイフらしき

ものを僕に見せつけたのでした。


怖っ!



下手したら刺されてたかも。


正義ぶるのも考えものですね。

どちらが悪いかとか判断できないです

からね。警察や駅員さんを呼ぶべき。




もう一つは、自警団の手伝いをした際に

遭遇した事例ですが、繁華街で酒に酔った

若者同士が揉めていまして、僕たちは

止めに入るわけです。

酒の力も手伝ってかかなりヒートアップ

していました。

ただ妙なことがありまして

複数の男たち対1人の小柄な男と

いう状況にも関わらず、小柄な男は

変に落ち着き払っているように

見えたのです。

しかも、一対複数なのに逃げないで

一定の距離をキープしながら

相手を挑発してる。

何か腕に覚えあり?何かやってる?

と彼の動きとか構えとかを注意

して見たのですが、いまひとつ

分かりませんでした。

気のせいかと思いながら

皆で仲裁に入りましたが、この

小柄な男が相変わらず挑発を止めず

警察を呼びました。


そうこうしていると

後方から「オラァ!」とガラの悪い

怒鳴り声をあげながら体格の良い

兄貴分みたいな男が子分君を

一人従えてやってくるではありませんか。

なるほど、これ待ちだったのか

と納得しましたね。



その後すぐに、警察も来たのですが

兄貴分も興奮しちゃってて。

位置的に兄貴分を抑えるはめに(笑)



とまぁ、北千住駅のホームや繁華街で

本当にあった話です。

怖いっす。



君子危うきに近寄らずを

痛烈に実感。



他人同士の揉めごとなら可能なら

警察を呼んだ方がいいですね。

自分が助けねばならないような時には

それなりのリスクと自己責任を

念頭に最悪の状況を想像しながら

あらゆる可能性を想定して

行動するべきですな。


くわばらくわばら。。。