久しぶりに夢らしい夢というか

ストーリーがしっかりある夢をみたので

脚色しつつですが書いてみるとしよう♪


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のう、これ。


起きよ、これこれ。



誰かが僕の耳元で囁いた。

なんだ、なんだと目を開けると

そこには黄金色に輝く小さな観音様のお札が1枚。


起きたぞ 

そう言って罰当りにも、お札を人差し指でピーンとはじいてやった。


痛い!  お札に描かれた観音様が声を出した。



ひえ!!!!!ごめんなさい!!!!!!!

慌ててひれ伏して謝った。




お前は常日頃から、かように粗暴な振る舞いをするのか???

いたた。。。  と云ってお札の観音様は大そうご立腹であった。



いやぁ~、本当にすみません(汗) まさか観音様が枕元に現れるなんて

夢にも思わなかったので(汗)って、ああ、これは夢か???

あれ、起こされたんだっけな、、、頭が混乱してきたぞ!!!!

うああ、うああ、 とパニクる僕を無視して観音様は続けた。



ここに現れたのはのう。お主への苦言を伝えに来たからなのだ。

どうにかせぇ。



どうにかと仰られましても、何をどうすればよいのやら。。。

もたもたしてる僕に観音様がブチ切れた。



どうにかせぇ!!


ほんに、お前は何もわかっておらんのう。

ならば教えてやろう。全てのモノには順序、秩序がある。

それを重んじることだ。祀ったら祀りっぱなしではいかんな。

祀るにも順序、秩序があるのだ。神仏混合人獣区別無くでは

気を静めてゆっくりと休まる場所すらないのだぞ。

どうにかせぇ!!



はい!

と返事をしたもののやはり意味が分からない。

そこで恐る恐る観音様に尋ねることにした。

観音様はしばらく何も答えてはくれなかったが

ふぅ~っと深いため息を一つつきこう仰った。


神の上に人や獣を置くべからず

人の上に獣を置くべからず

神にも位があるぞ。

我らの上に龍を祀ってはならぬ。


わかったら、なんとかせぇ。。。


ジりりりり♪  という目覚ましの音で目が覚めた。

あら? さっき観音様に説教されてたのは?

夢か~  今度はちゃんと起きてんだよな?

昔、叔母からもらった浅草観音さんのお札に目をやった。


はぁ。。。


どうしようかな~

しぶしぶ高い場所に置いてみた。

で、

二度寝というかふて寝をしたのだった。




おい。




おい。





起きろよ。



お前さ~、まだダメだろ~

俺たちもなんとかしろって~


なんと今度は金色の龍の置物が枕元に現れた。

ひや! 



今さら、ひや!もへったくれもね~もんだ。

お前が観音様より上に置きやがるから申し訳ないやらなんやらで

落ちつかなかったんだぞ!居心地悪いったらありゃしなかった!


でな、ついでに頼みがあるんだが、祀る龍を2,3体に絞ってくれ。

なんでも祀ればいいってもんじゃないんだ。なぁ、どうにかしろって。

窮屈で仕方が無い。なんとかしてくれないなら俺は出て行かせてもらう!



口が悪いなぁ、この龍。。。

でも、言ってることも一理ある。



分かったらリーダを決めてセンターに祀れ。

センターって今風だろ、ガハハハ~

ああ、せっかくだからいいこと教えておいてやる。

俺たちとの付き合い方を間違えんじゃね~ぞ。

みんな勘違いしてるんだけどなぁ、

過度に敬い過ぎて、何でもかんでも俺たちに伺いをたてる者がいる。

まずは自分で考えろ。そんな都合よく聞けるか!アホが!

あとな、困った時だけ ああ、神様~っていう者たちがいるだろ?

あれ、うぜ~。 俺たちゃ、耳栓してるぜ、他人のイビキと同じで

癇に障るんだよ。普段は神なんかとか云ってるやつに限って

都合が悪くなるとこっそり神頼みだ。誰が聞くかよ。

ストレス溜まるんだぜ、こっちも。

神も仏もありゃしないと、割り切ってもらってる者たちの方が

よっぽど俺は好きだ。




確かにそうだ。僕はうなずいた。



神に頼るな、他人に頼るな、自分で決めろ。

それができね~なら全て俺たちや他人の云う事を聞いて生きろ。

どうせ、そんな事できやしね~だろ~がな、ガハハ!
 
どうしようもなくなった時こそ俺たちの出番だ。

忘れんなよ、お前らはす~ぐに忘れちまうからな。

敬いつつも対等でいてくれてんのがベストなんだ。 


本当は、こんなこといちいち云う事じゃね~んだが

お前、もうちょいなんだよ、いつも。まったくよ~。


お節介が過ぎちまったようだ。じゃ、よろしく頼むぜ~。


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まぁ、忘れんなと言われてもこんだけダメだ出しされりゃ

忘れたくても忘れられないだろう(泣)


狐につままれたような奇妙な夢だったのでした。